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ライフスキル

      2016/07/26

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私たちはひとりでは生きていけません。私たちは共同体に属しています。
孤独が好きという人が、ひとり孤島に遠くはなれていても、家族や友人のことを思いながら暮らします。
共同体というのは、家族、企業体(会社など)、地域社会、国家などのことです。コミュニティと いう表現も同じです。

共同体には、私以外の数多くの人がいて、それぞれ個別の人間です。
つまり国に国境があるように人間にも境界があります。
境界があることによって、「私とあなた」という関係ができます。

境界がなければ「私」しかいなくなります。
「私とあなた」はなく「あなたのいない私」「私のいないあなた」しかいません。
境界は人の在り方と深く関わっています。

人間は共同体の中で自立します。自立することで自分を尊重するように他者を尊重することができます。
尊重の基礎になっているのは信頼です。私はOK、あなたもOKという人間関係の仕方は信頼と尊重から身につきます。

生きる勇気は自立からしか生まれません。
依存は勇気を消し去ります。

自分を信頼できない、肯定できないと勇気は出ないからです。

勇気がないのに勇気を出そうとするからつらいのです。

生きる勇気は、 少なくとも自立しているか、自立に向かっている態度からしか生まれません。

自立できていないと、他者と比較するなと教えられても、人とのかかわりの中で暮らしているのでついつい比較してしまいます。
まだまだ自立に向かっているプロセスにあるなら仕方がないので気にすることはありません。
他者と比較しないのは自立していればこそなのです。
つまり境界がしっかり認識できている人です。境界がしっかりしているので他者は他者、自分は自分と思えるのです。

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人が属している共同体の規模の大きさは違いますが、私たちが暮らしている共同体の仕組みをにするとこんな感じになります。
中心が本当の自分、その周りに暮らしの上で担う役割の自分があります。

この共同体(職場)の事例なら、さらに部下(後輩)、一番外側に外部と関わりを持っ ています。
外部とはお客さまや地域社会などです。サッカーではサポーターがそうです。
仕事でのお客さま、地域社会もサポーターと考えられます。

ビジネスの場面では、たまにお客さまを敵のように対立的なポジショニングで想定する方がいますが、「共同体」 の意味を理解していると、敵ではなくサポーター、味方になります。

オリンピックで活躍するアスリートは、共同体の声援に励まされる一方、期待に応えようとします。
その関係には自立といい意味での依存があります。
いい意味での依存とは協働、チームワークです。

企業体ではチームワークで活動するのが一般的ですが、それぞれの役割を担っている のは個人です。
本当の自分が必要なスキルをもっていると、役割の自分も活動的で役割 を担うスキルが強くなります。
本当の自分は身体でいうなら神経の役割をしています。
本当の自分が備えておくべきスキルがWHO(世界保健機構)が定めたライフスキルで、具体的には以下のスキルです。
ライフスキルはIQ以上に重要なスキルといえます。

  • 自己認識スキル  
  • 共感性スキル   
  • 効果的コミュニケーションスキル 
  • 対人関係スキル  
  • 意志決定スキル  
  • 問題解決スキル   
  • 創造的思考スキル  
  • 批判的思考スキル  
  • 感情対処スキル 
  • ストレス対処スキル   

これらライフスキルが機能していると、一例ですが、次のようなスキルが働きます。

・目的(ゴール)を明確に意識している。 
・計画を作るのが上手で実行力がある 
・継続する仕組みを作るのが上手い。 
・ポジティブな我慢力がある 
・コミュニケーション・スキルが高い
・王道を大事にしていて、情報の取捨選択能力が高い
・PDCA(マネジメントサイクル)を回し続けている

このなかには、経験によって磨かれるスキルもありますが、どれも新入社員でも必要とされる基礎的な力です。

・健康力
・挨拶力
・マナー力
・外見力
・笑顔力
・忍耐力
・自己啓発力
・素直力
・報告力
・失敗力
・継続力

という表現もできます。

これら基礎的なスキルが豊かであるほど他者と恊働できる力、自分を律する力が育まれ、自立を促進するので、安定感が増し自分への信頼感も強くなります。

逆に思うように物事が進まない、幸せではないという人には、共通してライフスキルの不足が見受けられる一方、自意識が過剰に強くなり自意識に邪魔されることが多くなります。

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