MART ONE

ショップ マートワン

カテゴリー

【SOHO特集】アンビバレンスはNO、アサーティブにはYES

      2017/02/28

SOHO〜やる気の出るホームオフィス応援ショップMARTONE
ホームオフィスが能力を発揮するには、一途さが大切ですが、分かっていてもできないのが人。
でもなぜできないのでしょう?

アンビバレンス

テレビでよく見かける光景ですが、一度持ち上げたタレントがなにか不祥事を起こすと、嘘の ように一転して、引き下げにかかるということがよく起こります。
これはメディアの心理というよ り一般に見受けられる人間の心理なのです。
このような心理の背景には、アンビバレンスの問題 があります。

アンビバレンス(ambivalence)とは、「両価感情」「両面価値」「両価性」とも表現されま す。
分りやすく言えば、ひとつの事柄に対して、相反する考え、感情が無意識に存在することをい います。

やりたいけれどやりたくない。好きだけれどキライ。行きたいけれど行きたくない。食べたいけ れど食べたくない。指示に従いたいが、従いたくない。話したいけど、話したくない、愛された いが、愛せないというようにひとつのことに正反対の感情を持ってしまうことです。

表現を変え るとポジティブ、ネガティブの2つの側面がはっきり分離してしまうと言えます。

誰にでも目的を成就するプロセスではポジティブ、ネガティブになることはありますが、それと は少し違い、ポジティブ、ネガティブは交代に出入りするのではなく、同居しているといえます。
ブレーキを踏みながらアクセルを踏むようなもので、相反する感情が同居していると、身動きで きなくなります。

複雑な気持ちの裏には強い不安が潜んでいるのです。
求める気持ちがなければ、それを否定する 気持ちを持つ必要もありません。
希求する心が自分が本当の欲求なのに、それがわからなくなる ほど、抑え込む力が強いことがアンビバレンスの問題なのです。

欲求が強くなると、否定も強くなるので、ことが終わるまで葛藤は続きます。
結局は本当の願望 が遂げられないことで葛藤が終わり安心しますが、偽りの安心は、やがて孤立を運んできます。
孤独ではなく孤立です。最も恐れていた見捨てられ感を感じるのは、自分が自分を見捨てている からです。
人は失敗に傷つくのではなく、やれることをしなかった後悔に傷つくのです。

自分に嘘をついているので、 このような状態から助けることは、誰もほとんどできません。
厄 介なのは嘘をついている自覚がないことです。
欲求を抑圧しているので、自分の欲求に気がつかず 嘘の自覚がなくても不思議ではありません。
だから厄介なのです。その代償が孤立です。これでは 自傷行為に他なりません。

自分の気持ちを未処理のままにして、行動すると相反する感情が湧いてきて行動していても葛藤が 続くのです。
そうは言っても、なにが未処理の問題なのか、自分にも誰にも分からないのです。
ヘタをすると一生、未処理の問題に振り回され、 元来持っている自分の才能や努力によって蓄積 したスキルが使えないまま、苦労が続くことも少なくありません。これでは何のための人生か、 疑いたくなっても無理ありません。

実際に私のもとには、「生きていても仕方がない」と悲痛なお便りが後を絶ちません。
また苦学 して立ち上げたビジネスで一定の成功を見たにも関わらず、その後奈落の底に落ちていくように何 もかも失ってしまう事例も繰り返し見ています。共通しているのはビジネスの失敗というより生 き方の失敗が原因なのです。

まず、必要なことに集中できるように、すっきりした行動を意識しましょう。
そのためにアンビバレンスの問題をクリアしておきましょう。
アンビバレンスは比較的、把握しやすい問題なので 手をつけやすく解決しやすいのです。
人生早期にネガティブな体験をした人にとって、欲求に忠実に行動することには危険を感じるこ とが少なくありません。
自分の行動に対する責任を引き受ける自信がなく、勇気が不足している のです。
それを責めるのは苛酷であり、つらい体験と共に痛みと不信がしみ込んでいるのはムリ もありません。

特に幼児にとってもっとも重要なのは、名誉でも財産でもなく、愛情と保護を最も必要としてい たことを思うと、幼少期になんらかの理由で愛情と保護の不足を感じた場合、臆病になるのは仕 方がないことなのです。
アンビバレンスは、その仕方なさから生じてきます。

アサーティブ

物心がついてきた頃に父親との離別があると、異性への不信と共に、子供特有の万能感が裏目に 出て、自分のせいで離別が起こったと感じてしまい、自己否定感に苛まれます。時には強いトラ ウマになることも珍しくはありません。
成人しても、異性の誠実な好意に向き合うことになっても、なにか裏があるのでないかとか、い ずれ突然離れてしまうのではないかと不安がよぎります。

そこでアンビバレンスが生じて、はっきりとした確信が得られるまでは、率直な態度は見せな いというように頑なに繰り返し確証を求めるようになります。
ネガティブな面からのアプローチ になるので、「好きだけど」は隠されてしまい、「嫌い」が表に出できます。
デートに誘われて も、「行きたい」は隠されて「行きたくない」が意識されます。しかしいくら隠しても、希求す る気持ちがあるので抑圧され、抑圧が不十分だと、反動形成という形をとって抑圧しようとしま す。

反動形成とは、まったく反対の表現をすることです。
抑圧が抑え込むだけなのに、対して反動形 成は積極的に反対の態度や意見を表現するようになります。相手は表現されたことを真に受け止 めるか、あるいは混乱します。コミュニケーションは、言葉だけでなく態度、表情などボディラン ゲージも含めて行われているからです。
それらに一貫性がないので混乱します。

いわゆるツンデレはその典型的なもので、分かっていれば、同性からも、異性からも、かわいい と評価されることも少なくありません。
しかし、実際には後に言うような危険が潜んでいること は知っておいてほしいものです。

いつまでも続けるのではなく、できるだけ早くアサーティブ(積極的自己主張)に自 分を表現していくようにしましょう。
好きな人を困らせて内心喜んでいるのは、注目されることがうれしいわけで、そこに愛情の希求 が存在しています。
しかし相手が誠実に受け止めて反応したからといって改善されないのは、アン ビバレンスから脱することができないからです。

ですから、その場にふさわしくないコミュニケーションが続くことに対して、助けてくれと言って いる声が聴こえるような気がしても不思議ではありません。
しかし、どのような深い愛情を持ってしても助けることはできません。
人は他者を変えることは 出来ないからです。
それはいい意味でも、残念な意味でも「境界」があるからです。
私はあなたで はない。あなたは私ではない。
だからこそ愛することが尊いといえます。
アンビバレンスに拘束さ れたツンデレは、それを破壊します。

コミュニケーションというと自分と他者を思い浮かべますが、自分と自分のコミュニケーションが一番多いのです。
自分を相手に、自分が本当に望んでいることを、率直・誠実・対等・自己責任のコミュニケーション四本柱を使ってコミュニケーションするようにしましょう。

1 2 3 4 5 6

 - SOHOホームオフィス, ブログ ,