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【やる気の出るホームオフィス必読】事例で考える優れたリーダー像

      2016/12/04

エゴグラム事例

このAさんのエゴグラムを事例にして、Aさんについて考えてみましょう。

Aさんのエゴグラムで見るとおり、「厳格な父」「従順な子ども」は強すぎます。
周囲に対して、すべてを律するような態度は厳格すぎるのです。もっと「保護的な母親」 「自由な子ども」を強くしてもいいでしょう。

「従順な子ども」が85は高すぎます。
これは「厳格な父」の裏返しで、身近な人 には厳しくても、何事も大勢順応型なので、自分を抑圧しすぎになります。
物凄く厳しいけど、一方で順応的過ぎます。厳しい面が目立つので「リーダー」にふさわしいと誤解されても、実際には「リーダー」として不適格だということです。
なぜなら厳しさが成果をあげることはないからです。

しかも「自由な子ども」が低いので人生、仕事を楽しむことができず、不満ばかりが高まりやすい態度をを取り続けてしまいます。
リーダー失格の決定的な条件になってしまいます。

サンプルで表したように、友人の評価でも顕著です。
友人の目にも「厳格な父」「従順な子ども」が強すぎるように映っています。

もしAさんが経営者の場合、どうなるでしょう?
従業員に自律性を求める立場にあっても、昔風なワンマン社長では、モチベーションを高め ることは困難です。
穏やかな人間性による指導、厳しい基準をクリアできる温かみ のある育成システムというように意識的に仕組みを構築するようにしていくほうが 効率的でしょう。
そのためにも「保護的な母親」「自由な子ども」を強くするのが 合理的です。

「保護的な母親」「自由な子ども」の関係性は特に重要で、
親愛な関係を作れる動物、たとえば犬と赤ちゃんが見せる飼い主、母親との関係は酷似しています。

下の図のように赤ちゃんも犬も母親、飼い主から離れて自由に動きますが、ある範囲を決して超えることはありません。
赤ちゃんも犬も、母親、飼い主の反応を見て、元の場所に帰ります。その行動の繰り返しで、自分が愛されていることを知ると安心します。
母親、飼い主はともに「安全基地」なのです。

このことは経営者⇄従業員、上司⇄部下の関係にもあてはまります。
しかし「保護的な母親」が強すぎて、「厳格な父親」の心が弱いと、これもリーダーとして不適格です。

愛着の円

「叱れない」というのは、リーダーとして致命的な欠点になります。

健全な精神の持ち主が共有している母親のイメージは、誰よりも温かくもあり、怖いお母さんです。
戦争ドラマで演じられる突撃兵が「お母さん!」と叫ぶ時、別れの悲しみも含めて、安全基地を手離す絶望だと考える方があっているように思います。時に抱きしめ、時に叱る、そのどちらも自分を守るための行為だと知っているから安全基地となりえたのです。

優れたリーダーをエゴグラムにした場合、厳格な父親70、保護的な母親70~80というのがもっともバランスのとれた状態でしょう。

バランスを失ってしまう事例は想像以上によく起こります。
あるときは厳しすぎたり、またあるときは優しすぎたりと、状況を無視した不適格な行動をとってしまうのです。

ヘレン・ケラー

ヘレン・ケラーは、見えない、聞こえない、話せないという重複障害者でしたが、盲学校の女性教師アン・サリヴァンの手ほどきで「障害」を克服して類いまれな業績を残した人物として知られています。

アン・サリヴァンはヘレンの両親の依頼を受けて家庭教師としてケラー家に赴任しますが、アン・サリヴァンの障壁として立ちはだかったのは、他ならぬ両親でした。娘可愛さからの行為であったとはいえ、これでは問題を克服できないと思い知らされたアン・サリヴァンは、ヘレンと二人きりで生活させてくれと両親に申し出します。

そして両親があきらめから放棄していた「しつけ」を通して、わずか2週間で最後の能力とも言える「話せる力」を身につけさせました。
それは育て直しといったほうが良いかもしれません。
両親からも見放されたヘレンにとって、生まれて初めてコミュニケーションできる歓び。
ヘレンにとってアン・サリヴァンは安全基地と感じたのでしょう。
厳格な父親の心と保護的な母親の心のバランスが奇跡を起こした優れた例は私たちに希望を与えてくれます。

 

「叱れない」という背景には、「保護的な母親の心」「無邪気な子どもの心」の乏しさがあります。
裏返せば「従順な子どもの心」が強すぎる。
その背景には「保護的な母親の心」を圧倒する
強すぎる「厳格な父」があり、現実離れした完璧主義が潜んでいます。
現実的な問題として「思うようにならないのなら、なにもしたくない」「白か黒か」という極端な完璧主義です。

100点ではないけど、10点でも良い。白でも黒でもなくグレー。「千里の道も一歩から」という発想が大切なのです。
実際、私たちが何かを成し遂げるときに、必要なのは「マイルストーン」なのです。

厳しさと保護的な優しさのハーモニーから生じる、「楽しさ」が、個人的にも組織的にも大事です。
その楽しさに溺れない節度を保つのが「大人の心」です。
Aさんの事例では現在のままで社会人と十分な状態にあるので、このままで良いでしょう。
「厳格な父」「保護的な母」の バランスを良くするように、心がけましょう。
経営者、上司ということであれば「厳格な 父」を70、「保護的な母」70〜80、「自由な子ども」80、「従順な子ども」50~60 を目標にしてするのが良いでしょう。

Aさんの父のエゴグラムで表示された「厳格な父」の際立った強さを見てください。
Aさんは、この影響を受けているので「従順な子ども」が強くなっています。また 「厳格な父」を真似したように強くなっています。

父の「従順な子ども」も高いことが一目瞭然ですが、やはりAさんと同じような状 態で過ごしたと想像できます。
「家風」だと言ってもいいでしょう。Aさんは、非常に強いストレスを受け育ったと思われます。

自分を変えたいと願う人は溢れています。部下を変えたいと思う人はそれ以上にいるでしょう。
しかしいくら思っても行動でしか変えることはできません。
生活習慣は行動で変わります。
現状のエゴグラムを見るだけでは単なる情報止まりです。
こうありたい自分のエゴグラムを作り、現実の自分にすることにエゴグラム作成の意義があります。

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