【子育て豆知識】境界(ボーダーライン)とバウンダリー

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バウンダリーとは、自分に対して行動をとってくる他人に対して、合理的・安全・許容可能な手法であるかを判別するために個人が作成する、ルール、制約で個人の境界線、他者との境界線ともいいます。

境界線、境界は、個人の定義に役立ち、それは好き嫌いをおおまかに判別し、他人が接近できる距離を設定するもので、固定された壁のようなものとは違います。
境界線には身体的、精神的、心理的、精神的といった種類が存在します。
境界線は信念感情直感自尊心などによって編成されます。これらは時に、「保護」として働くこともあれば、「封じ込め」として働くこともあると言われています

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【子育て豆知識】

 

▼境界テスト

次にあなたに該当する項目が、いくつあるか確認してみてください。

・断っても安心な人には、平気に断ることができる
・依頼されたり、期待されたら、断ると悪いと思ってしまう。
・相手の考えに合わせて、自分の考えを変えてしまう
・自分の意見を相手が受け入れるか不安で率直に言いにくい
・(自分を受け入れる人には、気を使わずに話す)
・相手が怖くて自分の思いを言葉にできない(安心出来る相手には平気で言う)
・欲しいものや必要なものがいえない(信頼している人には不満を言う)
・ひとの意見に合わせる(信頼している人には合わせない)
・自分で決断できない(文句を言って相手に決断させる)
・相手の気持ちのすべてを自分のものにしたい
・相手を自分に合わさせようとする
・批判されると落ち込む、カッとくる
・相手が悲しんでいると自分が後ろめたく感じる
・他者の責任を押し付けられる
・相手の問題解決に必死になる
・自分よりもひとの世話をする
・相手が楽しそうでないと自分が責任を感じる
・自分の「し合わせ」は相手にかかっていると思う
・相手の問題解決のために相手以上に躍起になっている
・相手があなたを幸福にしょうとしている
・相手があなたの問題を解決してくれる
・あなたを相手の力で「し合わせ」にしてくれることを期待している
・相手の不始末の責任を自分がとっている
・休んでいたら悪い気がする
・相手に自分の食事を選んでもらう
・許可なく勝手に部屋に入ってくることを許してしまう
・許可なく勝手に部屋に入る
・健康に障害が出るほどハードな仕事をさせられている
・相手が場にふさわしくない服装だと自分がはずかしい
・疲れているのに他者に世話をさせられる
・不機嫌な態度で相手を変えようと試みる
・自分を傷つけるひとと関係を続けてしまう(自分が相手を傷つけても平気)
・自分だけの時間が持てない(相手が自分だけの時間を持つと不安になる)
・暴力行為を受ける(暴力行為をする)
・勝手に性的な接触をされる(性的な接触をさせるようにする)
・約束を勝手に変更される(約束を勝手に変更する)
・自分のモノを無断で触られる(相手のモノを無断で触る)

・貸したお金を返してもらえない
・借りたお金を返さない

境界がないと、以上のような現象が起こります。
すでにお気づきのように、「境界」を越えてしまうとつらいことがどんどん増えていきます。

パウンダリーに支障があると、次のような問題が起こります。
パウンダリーとは、自分と他人との間に適切な境界線を引くということです。

 

境界テストでわかること

・他者がやるべきことを自分がやらない
・他者の問題を自分の問題にしない
・他者の責任を自分の責任にしない

裏返せば

・自分がやるべきことを他者にさせない
・自分の問題を他者の問題にしない
・自分の責任を他者の責任にしない

以上のことがきちんとできるかどうかです。

境界線が引けないと、次のような問題が生じます。

・境界線を引けないことによって、本心ではやりたくないことをやっていることによるストレス
・境界線を引けないことによって、他者の行動、感情のケアをすることによるストレス
・境界線を引けないことによって、他者をコントロールしようとすることのストレス

子どもに成人した後、社会に出てから、こんな辛い思いをさせることになります。
自分と他者は別の人格を持った人だということを教えておきましょう。

それを教える始まりは5歳からです。さらに遡ると生後10ヶ月です。

5歳~12歳の時期

10ヶ月~18ヶ月の時期

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