結論からいうと、床暖房とジョイントマット・コルクマットの相性は良くありません。
フローリングとは、良い関係ですが、床暖房を使うとジョイントマット・コルクマットの間に熱がこもってしまい、マットが歪んでしまいます。
でも床暖房を使った場合、フローリングでの転ぶことは痛くてできません。
では対策は・・・
自分は、寒い時期に鳥取(米子)に住んでいて大阪と往復していました。
鳥取・米子は日本海に近く鉄の扉も窓ガラスもガタガタ音がするほどの強い風が吹きます。
寒い土地のフローリングにはジョイントマット・コルクマットは効果を発揮します。
自分は床暖房のないフローリングの上にジョイントマット・コルクマットを敷き詰めて、さらに毛足の長いラグマットを使っていました。おかげで足元が寒いとは感じませんでした。
大阪で床暖房を使いましたが、OFFにするのを忘れて鳥取に戻って暮らしていました。
3週間ぐらいして大阪に戻ると部屋全体が暖かくカーペットが微妙に暖かい。
まさかとスイッチを確認したらONのまま。
無人なのに、その月のガス料金は通常の倍以上になっていました(笑)
フローリングは寝転がってくつろぐには硬くて痛い。
そこでカーペットを使いたくなりますが、薄手では硬くて痛いので、毛足の長い厚手を使ってしまいますが、床暖房効果は発揮できないので結局、床暖房は使わなくなります。
OFFにするのを忘れて鳥取に戻ってしまったのも、カーペットが邪魔をして温かさを感じることができなかったからです。
幸いにして床材が反ることはありませんでしたが、カーペットの下に熱がこもって暖まりすぎて、床材によってはそってしまうこともあります。
つまりカーペットが熱を遮断して、カーペットと床の間だけが温まってしまう現象が起こるのです。
肝心の生活者は暖かさを感じることがないのです。
そもそもこの日、床暖房をONにしたのは、暖房器具が鳥取に行ってしまって床暖房しかなかったからです。
では床暖房の場合、どんなカーペットを使えばいいのでしょう。
寝転がってくつろぐことを前提にするなら擬似ムートンがおすすめ。
全体には敷けませんが、寝転がる部分だけでいいのです。
そうしないと床暖房の効果を得ることができないからです。
床暖房は下からの熱ですが、部屋全体にも広がります。
カーペットを敷いていなければ、住人が動く朝の暖房なら床暖房だけで十分です。
ホットカーペット対応タイプのマットもおすすめです。
ホットカーペット対応タイプは熱を遮断することなく熱を通すようになっているので、熱がカーペット下にこもってしまうことがないからです。
ジョイントマット・コルクマットは暖房まではいきませんが、温かいので、床暖房をOFFにした状態なら使えます。ONにすると床暖房の熱がこもってマットが歪んでしまいます。
ジョイントマット・コルクマットは、特に赤ちゃんが寝起きする部屋にはいいですね。
マットを敷くことで、万が一、赤ちゃんがベビーベッドから落ちても衝撃を守ることができます。
ハイハイする時期には足をはじめ身体を守ってくれます。
ジョイントマット・コルクマットなら衝撃を吸収してくれるので2階でも下の部屋への音を吸収してくれます。