フローリングの部屋を手軽にリフォームできるということで人気のジョイントマットですが、いざ購入するとなると迷いが出てきます。
自分の場合、介護マンションに入居した母親を介護するために、
事務所からすぐに依頼のあったのがジョイントマットの購入でした。
その時は知識もなく急いでいたので、事務所にお任せしました。
フワフワして足に優しく寒冷対策にもなるので、これは良いものだとすぐに安心したとのを記憶しています。というのも転倒して怪我をするのが怖かったからです。
以来、ジョイントマットとは長いつきあいです。
ついついジョイントマットというと反射的にいまは亡き母親が浮かび、ついつい記事に目を通してしまうほど関心を持っています。
多彩な色とデザイン
色とデザインで人気のジョイントマットですが、迷う理由は、コルク特有の質感やフォルムが人気のコルクマットの存在です。
マットを使用する目的は高齢者、赤ちゃんの怪我防止と寒さ対策の他に防音性を持たせることだったり、フローリングに傷をつけたくないといった理由がほとんどだと思います。
訳あってワンルームマンションと契約したときも、フローリングに傷をつけると修理費が請求されるということだったので、母が使っていたジョイントマットを転用したら、見事に傷ひとつない状態で解約できました。
それに寒さ対策という点でも大いに貢献してくれました。
EVAという素材
EVA樹脂素材の『EVA』とは(Ethylene Vinyl Acetate Copolymer)エチレン ビニールアセタート コポリマーのことです。エチレンと酢酸ビニル共重合体させた合成樹脂のことです。
EVA樹脂の用途は広く多彩です。ジョイントマットの他にも、硬くなりにくく、水を吸わない性質から、サンダルの底やバスマット、に使われていますので、誰もが接していると思います。
この水を吸わない性質を生かして水拭きができるので、お部屋を清潔に保つことができるのです。
カーペットでは難しいですよね。
EVA樹脂には、水拭きができる以外にも次のような特性があります。
- 安価
- 軽量
- 弾力性
- 柔軟性
- 耐久性
- 安全性
そういうわけなので、機能的には遜色がありません。
お部屋に合わせて好みで使っていただければ良いと思います。
選ぶ決め手はデザインやカラーということになります。
コルクマットは基本的にお馴染みのコルク柄のみですが、ジョイントマット製品は豊富なデザインやカラーが揃っています。
ただ一点、気をつけていただきたいのは、コルクは表面にシート状で使われているだけなので、使っているうちにコルクを加工した際に使用した接着剤や、コルクの屑がこぼれる心配です。
老婆心でお話しすることであり、あくまで万が一の話で、技術の進化は日進月歩。あまり気にすることはありません。