HOW TO「ホテルのような寝室にしたい」

ホテルダブルクッションベッド

スリープアスリート監修

慌ただしい日常を忘れさせてくれるホテル。優れたセンスの行き届いたベッドはホテルでの睡眠は、寝心地が慣れないこそ素適な違和感が心地よさになって、心も身体も満たされますよね。

たとえホテルの一室をまるごと家に持ってきても、すぐに慣れてしまいます。

そう、心地よいホテルのような寝室にするキーワードは素適な違和感です。

ここではホテルのように素適な違和感のある寝室にするベッドにフォーカスします。

素適な違和感の正体はなんでしょう、ラグジュアリーな空間が非日常を演出しています。

優れたセンスのベッドメイキング、洗練されたシックな調度品など、その集合体でラグジュアリーな空間が完成します。

それでは早速、憧れの上質な気分を感じながら癒される落ち着いた空間をあなたのお部屋にご用意しましょう。


夏のおすすめ寝具

Less is More

円相

ホテルの癒される空間の特長は上質な気分を感じることができる落ち着いたインテリアが特徴的です。ですから高級なインテリアで空間を埋めると、ホテルのようなお部屋になるかというと絶対に無理です。上質=高級ではないからです。

Less is Moreという言葉があります。少ないほうが、豊かになるという考えです。はやりのミニマリストのポリシーもそうですね。矛盾がなく無駄がないことで可能になります、禅でいう「円相」に通じています。

「円相」とは、足りないことも、余ることもなく、すべて満たされて完結している状態とは、なんと美しいではありませんか?

Less is Moreは、「円相」という禅語に到達するプロセスです。話が大きくなったようですが、ホテルのプロでもない素人が見た目だけを追いかけると失敗するので、コンセプトをきちんと決める方が分かりやすく実行しやすいのです。

足りないことも、余ることもなく、すべて満たされて完結している状態」をめざしましょう。

では次に必要条件をリストアップします。

  • Less is More
  • 整理収納
  • 60cmの動線
  • 寝具の素材と色
  • 部屋のトーンを決定づけているのは色
  • 壁の使い方
  • 家具との関係
  • リラックス空間を演出する間接照明
  • 非日常空間を誤解しない
  • ヘッドボードとベッド
  • シンプル、リッチな仕上がり

 

整理収納

 

円相

優れたセンスのベッドメイキング、洗練されたシックな調度品がセットされた雰囲気のいいベッドがあっても、物が雑然と散らかっていればすべて台無しになります。

Less is More・・・・整理整頓されたお部屋にすることがにスタートです。ホテルのような雰囲気は無駄(余計なもの)がないこと。

まず処分です。寝るのは毎日のことなので、使用頻度マックスとの比較でモノの処分を考えましょう。

無駄なモノには2通りに考えがあります。

  • 寝室に無駄なモノ
  • 生活に無駄なモノ

そこに一ヶ月置いておいてあるけど使ったことがない。よく考えると一年使っていないな、そういえば二年使っていないなというものが少なくないはずです。時の経つのは早いもの、しかし寝るのは毎日ということを考えると答えは出しやすいのではないでしょうか?生活に無駄なモノは処分しましょう。

整理収納術

寝室に無駄なモノ

高級ホテルのインテリアは無駄なものがなく、シックで落ち着いた雰囲気をイメージされると思います。しかし宿泊者が必ず必要とするものはお部屋に置いてあります。

その上、生活上に必要なモノ、たとえばアイロンをかけたいと思えばアイロンを貸し出してくれます。ホテルのような寝室にしょうと思うと、一般の暮らしでは、このようにアイロンをどこかに収納する必要があります。

まず、寝室に無駄なモノは、まず寝室から取り除き、生活に必要・不要なモノの中に入れましょう。

生活に無駄なモノ

寝室から取り除いたモノ、生活に必要・不要なモノを集めて、

  • いつか使う予定のモノ、
  • 全然使っていないモノ
  • 1年間に使わなかったモノ、
  • 目に入って心地良いと感じないモノ
  • 同じ用途で一番でないモノ
  • 残したい理由が自分で納得のできないモノ


以上を基準に廃棄します。いろいろ迷いが生じますが深く考えずに思い切りましょう。
1年使っていない、同じ用途のものがあるのあれば、まず廃棄して後悔はありません。

最終仕上げはベッドで決まりますが、収納スペースにお困りなら収納機能のあるベッドも考えましょう。

素敵な違和感のある寝室は、病室とは違います。
なにも置かずにただシンプルにすれば良いというわけではありません。

照明、ファブリック、ベッドの配置、配色など、さまざまなポイントを押さえることが大切。

 

60cmの動線

空間を広く使おうとするのは人情。ベッドがを壁側に寄せているという方も多いと思いますが、寝室の発想から遠のきます。

特別な事情がない限り、どこのホテルもベッドは中央に設置していると思います。寝るというのが主たる目的であることはもちろんですが、壁にくっつけると、片側には動線がなくなります。

ベッドメイクがしづらく、掃除の度にベッドを動かすことになります。
ベッドを触ることに手間がかかるので日常的にケアしなくなるのと、空間に余裕がなくなり、使用目的も睡眠に限定されます。

ベッドの側面と足元に、それぞれ60cmほどスペースをとると、ゆとりが出て動線もスムーズ、リッチな空間の準備ができます。

寝具の素材と色は、部屋のトーンと統一する

シーツや枕カバーの素材で、部屋の印象は大きく変わります。

病室を思い起こしてください。
コットンや麻などの素材を使うと、清潔感のある爽やかな印象となります。

白いコットンで一切の情報を遮断することで、治療の専念に特化しているメッセージを発信しています。

このように素材は色と併せてメッセージを発信しています。

麻やサテンやベロアなど、光沢のある素材を使うと、華やかな雰囲気で高級感を演出できます。色は壁と併せて3色までにするとトーンに統一感が出て落ち着きがでます。

部屋のトーンを決定づけているのは色

寝具の色は壁やカーテンと合わせましょう。
3色までにしてトーンを統一することが大事です。

トーンはシックの基礎のなります。

壁の色は白が多いと思います。
四方が壁ならひとつだけ近似色で変えてみるのもオシャレです。ただしこの場合、他の家具の色のこともあるので、壁と家具の色が違うなら、四方同じ色である方が美しいでしょう。

カーテンがあることは窓なので、カーテンを近似色にするのがいいでしょう。

3色までにしてトーンを統一することが大事です。

リラックス空間を演出する間接照明

リラックスできる落ち着いた空間を演出するには、光との関係がとても大切です。夜間に光を浴びると眠気が覚めます。電車内の明かり、コンビやスーパーの明かりがそうですね。これらにはその目的に応じたリラックスさせない明かりがセットされています。

リラックスできる寝室にするには、光が直接目に入らないように照明の重心を低くすることがポイントです。

重心の低い間接照明は効果的です。背の高いフロアスタンドはフロアの一番奥に置き、明りが直接、目に入らないようにします。

ベッドの奥で床面から照明が発光するようにすると、ヘッドボードやマットレスのあたりでは間接照明になります。

非日常空間の演出は控えめがポイント

ホテルにはでしゃばり過ぎないインテリアなどを通じて、非日常空間の演出ふがさりげなく施されています。

非日常空間を演出する方法はいろいろあります。
際立っているのはディズニーリゾートのホテルの一室のように、キャラターが壁全面にあしらわれた部屋がそうですね。色やデザイン・柄を、使いすぎるとまとまりがなくなり、雑多な感じになってしまいます。

しかし、こんな方法で、非日常空間を演出するとホテルではないので、必ず疲れてしまいます。

でも。。。。。

枕元に、日々、工夫のあるメッセージが置いてあるとどうでしょう?

ヘッドボードとベッド

ホテルのような寝室を完成させるクライマックスは、やはりベッド!

ホテルのベッドは下の写真のようにダブルクッションベッドが一般的ですよね。
ダブルクッションベッドは、マットレスを2つ重ねた構造のベッドです。。

海外のお客様が多いホテルでは、シーリーやシモンズなど海外メーカー品を使用しています。

シーリー、シモンズなど老舗メーカー品は20〜30万円またはそれ以上の予算が必要です。
その代わり寝心地、高級感は格別です。

写真のベッドなら通販でいくらでお求めできると思いますか。

日本人技術者設計 超快眠マットレス抗菌防臭防ダニ2層コイル【EVA】エヴァ
なんと40,000円前後です!

ヘッドボードもライトや棚ではなく、洋画でよく目にするホテルベッドの王道です。
カラーはホワイト。ブラウン、ブラックの3色、マットレスは6サイズから選べます。
人気商品なので、サイズ、マットレスによって、売り切れが発生してきています。

この商品はこちらです。

 

もうひとつはダブルクッションでもヘッドボードがないタイプ。
ヘッドボードがない分、省スペースになります。壁に頭が来るように設置することでコンパクトにまとめられます。

寝心地が選べる ホテルダブルクッション 脚付きマットレスボトムベッド

この商品はこちらです。

 

 

シンプル、リッチな仕上がり

ホテルでは、ベースの枕を1人に対して2つ用意しています。

高さや硬さなど好みのタイプが選べるように、複数の枕が用意されています。
さらにアクセントとなるクッションを重ねます。

仕上げに、ベッド全体を覆ってくれるベッドスプレッドをかければ、ホテルのような寝室になります。

「普段使いのベッドだから寝るだけなら必要ないよ」となりますが、この無駄がリッチ感を仕上げています。

たくさんのアイテムを使って部屋を飾り立てるのではなく、シンプル、リッチで、心地よい休息をテーマに本当に必要なものをバランスよく配置することでホテルのような雰囲気の寝室が完成します。

Less is More・・・・足りないことも、余ることもなく、すべて満たされて完結している状態は引き算から生まれます。

素敵な違和感

素敵な違和感は、ギャップがあることで生じます。ホテルが素敵だと思えるのは非日常だからです。

だから日常化すると、感動はなくなります。

感動を維持するのは、日常の手入れ、ケアです。
ホテルはお客様が退去されると、ルームクリーニング、ベッドメイキングをして新しいお客様を迎え入れる「非日常」を準備をします。

非日常は、清掃〜磨く作業の先にあります。習慣にしてしまうと簡単ですが、習慣でないと毎回、決心がいります。

冒頭にも述べたように、Less is More・・・少ないほうが、豊かになる。
禅でいう「円相」に通じています。足りないことも、余ることもなく、すべて満たされて完結している状態とは、矛盾がなく無駄がないことで可能になります。

それを可能にしているのは、ルームクリーニング、ベッドメイキングという小さな習慣です。
習慣は非日常を作ります。さらに枕にメッセージを添える習慣があれば、どうでしょう。

下の写真がそう言ってるような気がしませんか?

今回、ご紹介したベッドはこちらです

禅

まとめ

いかがでしたか? 寝室はただ眠るだけの場所ではありません。

寝室のおしゃれは見た目もそうですが、寝るために集中できるように脳がすっきりすることではないでしょうか?

つまり情報の整理です。一日の始まりと終わりの特別な時間を、こだわりのラグジュアリーな空間で過ごしてみてはいかがでしょう、

 

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