寝返りは、「赤ちゃんのとき」、ママの重大な関心ごとです。
「今日、はじめて寝返りを打ったわ!」と大はしゃぎしますが、その後、「寝返りに注目することはどんどん減っていき、年齢とともにほとんど関心を持たれることなく、老齢になると看護士さんなどケアするひとが床ずれを防ぐために「ヨッコラしょ」と寝返りさせます。
いま、あなたは寝返りをどのくらいしていますか?
眠っているので自分では気づかないけれど健康な暮らしに欠かせない「寝返り」について、お話しします。
目次
寝返りの頻度はどれくらい?
眠っている間にどのくらい寝がえり打っているでしょうか
飛行機や深夜バスはずいぶん脚を伸ばせるように改善されましたが、それでも窮屈に感じてしまうのには、寝がえりが影響しているように思います。
個人差はありますが、ひと晩に20~30回は打っていると言われます。
寝返りは、「睡眠が浅い」というマイナスイメージを持つひとがいますが、寝返りにはきちんとした目的があります
寝返りの目的
寝返りは。体温を調節したり、布団のなかの湿気を逃したり、体の向きを調整したり、血液・体液の循環停滞させないように、促します。
また、同じ姿勢で寝ていると、ベッドやマットに接触し、圧迫されている部分の筋肉の痛みや骨格の歪みを防ぎます。
さらに眠っている間の布団内温度の調節を行います。
寝返りはレム睡眠。ノンレム睡眠を切り替えるスイッチの役目も果たしています。
しかし、湿気が多くて暑い寝苦しい夜など、浅い睡眠から深い睡眠に切り替えようとしたとき、大きな寝返りは、逆に熟睡を妨げることにもなります。
これを防ぐには、背面が蒸れない敷具を選ぶ工夫が必要です。
睡眠上手は寝返り上手
寝具に気を配り、睡眠上手になることで、パフォーマンスが飛躍的にアップすることは念頭に置いておきましょう。
個人差がありますが、ちょっとしたことで「自律神経」に乱れが生じます。
自律神経の乱れを防ぐには快眠が効果的ですが、快眠の鍵になるのが「寝返り」です。
寝返りは、睡眠の質を高めるので疲労快復の効果を高めてくれます。
つまり、適正な寝返りは、快適な眠りにとっては欠かせないものなのです。
しかし、寝返りの回数は必要以上に多くなると、どうなるか?
寝室や寝具などの環境が自分に合っていないと、睡眠が妨げられ、その結果、睡眠の質も低下してしまいます。
寝返りしやすい「夢枕・抱き枕・良い枕」
大切な睡眠を上手にとることに苦労している人は多いのです。
寝ている時のラインを整えられない枕は寝返りに悪影響になります。
翌朝、体全体のねじれになります。
うまく眠れない原因はいくつか考えられますが、その一つに、使っている枕が自分に合っていないことがあげられます。
ヒトの骨格は、ひとり一人異なるため、『良い枕』と呼ばれるものは、人によってそれぞれです。
自分の骨格にフィットして、さらに頭部や肩までをバランスよく支えることができる枕選びが大切になります。
たとえば、硬さ、高さが次のように調整できる枕の役割はどうでしょう。
- 「枕の硬さ」・・・・・硬め
- 「寝た時の高さ」・・・6~7cm前後(やや低め)
- 「本体構造]」・・・・三段構造+高さ調節シート付
3段階に高さがカスタマイズできる枕です。
付属の2枚のビーズシートがついていて、抜き差しして寝心地の良い高さに調節もできます。
柔らかなビーズシート側としっかりとした本体側の両方ご使用できるので、身体にフィットする面を選ぶことで快適な睡眠を引き寄せることができます。
しかし、枕の使い方はこれだけではありません。
仰向け状態で寝た時の理想の高さ
- 痩せ型の方:2.5~3cm
- 標準体型の方:3~4cm
- 大柄の方:4~5cm
- 仰向け寝が多い方:5~7cm
- 横向き寝が多い方:10~15cm
- 男性:5~6cm
- 女性:3~4cm
など、あらゆる角度から提唱されています。
テレビ・通販サイトで人気の「王様の夢枕・王様の抱き枕」は画期的なアプローチを
しています。
また、猫背の方は背中に丸みがある分、標準よりも+1cmで計算した方がよく、敷き布団やマットレスの硬さによっても、身体の沈み込みが異なるので、枕の高さにも影響してきます。
こうして考えると、枕の高さをひとつとっても正解はなく、骨格や体型、性別や寝姿勢などによって、さまざまだと分かります。ベストセラーの王様の夢枕は試してみる価値がありそうですね、
寝返りしやすい「マットレス」
1日の約3分の1もの時間を占めている睡眠。
睡眠は、疲れた脳や身体を休めて回復するだけでなく、記憶を調整したり、成長を促すためにも重要な役わりを持っています。枕は大事に選びたいですね、
枕とともに重要な役割を担っているのがマットレスです。
マットレスは、以前、こちらでご紹介いたしました。
寝返りしやすい「敷き布団」
敷き布団はマットレス同様に寝返りの打てる広さが必要です。
マットレスの場合、寝心地にこだわる方が多いのですが、敷き布団となると雑な選び方をする人が少なくありません。
敷き布団もマットレスと同じで適度な硬さと弾力性のあるものを選ぶようにしましょう。
柔らかすぎるとマットレスと同じでお尻が沈み込んでしまいます。
沈み込むと首や腰に負担がかかります。
体圧分散をしてくれる敷き布団を選びたいですね。
上の画像の敷き布団は比較的安価ですが、体圧分散してくれます。
三次元スプリング構造体 パラレーヴTM使用 スプリング構造DE体圧分散敷パッド ダブルサイズ【マットレス 敷布団 敷き布団 敷きパッド ダブル】【RCP】ブレスエアー 532P26Feb16
最近では、肩こり腰痛でお悩みの方にありがたい、敷き布団も登場しています。
17cmの厚みのある敷き布団に
安心の国産、高反発ウレタン使用、へたりにくさ99.9%,通気性の高さ、高品質羊毛、紡ダニ、抗菌、防臭、新クロスクラウド製法の体圧分散、リバーシブル設計などの特長を併せ持った敷き布団なら安心度も高いですね。
但し、マットレス以上に高価だったりするので、アレルギーのある人には、アレルギー対策も施されているので、アレルギー対策にもいいですね、
寝返りしやすい「敷きパッド」
暑く日差しのきつい季節、じとじと湿度も高い、年々厳しくなってきた日本の夏。
近頃は猛暑のせいでエアコンをかけずに眠るのは難しくなってきました。
エアコンを使わない寝具よりも、エアコンとうまく共存する寝具が求められている昨今です。
接触冷感。クーラーで冷やして冷房と一緒に使う敷きパッドも人気です。
冷感&パイルのリバーシブルで一年中使える「アイス眠」という名のひんやり敷パッドもありがたい商品です。
冷感ニットは触れたすぐはひんやりしますが、寝返りをうたないとすぐに温まってしまいます。
このアイス姫、汗をかいたらやや蒸れるといったマイナス面もあるので、使い方には注意したいです。
冷房の設定温度が高めでも、冷感素材が入眠の手助けをしてくれます。
後悔しないベッド選びのツボは寝返りしやすい「マットレス」
後悔しないベッド選びのコツは、まず大きなポイントを決めること。それは・・・・・
- 「マットレス」と「ベッドフレーム」です。
- 寝心地を決定づけているのは「マットレス」です。
マットレスはコイルスプリングスと、その上に詰め物があり、表面生地でできています。これらの品質で寝心地は変わります。
マットレスには
- ポケットコイルマットレス:レギュラータイプ・ハードタイプ
- ボンネルコイルマットレス:レギュラータイプ・ハードタイプ
- 国産ポケットコイルマットレス
- デュラテクノマットレス(フランスベッド社製)
- 羊毛入りデュラテクノマットレス(フランスベッド社製)
- マルチラススーパースプリングマットレス(フランスベッド社製)
- マルチラスダブルデッキスプリングマットレス(フランスベッド社製)
他に
- 薄型ポケットコイルマットレス
- 三つ折りポケットコイルマットレス
部位によってコイルを使い分けた3ゾーンマットレスがあります。
寝返りしやすい「ポケットコイルマットレス」の特長
ここではコストパフォーマンスの高いポケットコイルマットレスを使ったベッドフレームを5台を選んでみました。
WEBでマットレスを探すと、取り扱いのあるマットレスを並べて評価されているケースが目立ちますが、必ずあるのがポケットコイルとボンネルコイルです。
この2つは基本中の基本なので量産されていて、コストパフォーマンス的に優れています。
ポケットコイルマットレスとボンネルコイルを比較すると個人の好みで寝心地は変わりますが、一般的に優れているのは体圧分散効果のあるポケットコイルマットレスです。
- ポケットコイルマットレスは、コイルスプリングが一つ一つが不織布に包まれています
- コイルスプリングが独立しているので、体圧分散に優れています。
「ポケットコイルマットレス」にはハードタイプとレギュラータイプがあります。
ハードもレギュラーも、線径2.0mmのポケットコイルを並列に並べたマットレスです。
コイルスプリング数はフレームサイズによって、次のように変わります。
- セミシングル:360
- シングル:480
- セミダブル:570
- ダブル:660
- クイーンとキングは、フレームはひとつですが、マット2枚でのお届けです。
ポケットコイルの上には、保温性と吸湿・発散のために、表生地・ウレタンなどが敷かれています。
この詰め物の中身で寝心地・価格は変わってきます。
実はマットレスの寝心地を大きく左右するのがコイル以外に、詰め物があります。
•身体にかかる負荷を分散し均一に支えるのがコイルの役目。
•寝心地を決定づけるのが詰め物です。
快適な眠りをいつまでも味える良質なマットレスにはいい素材が使用されています。
詰物や表面生地に「低反発ウレタンフォーム」や 「備長炭入りパイルニットキルト」などが使われ、より快適な寝心地を実現しています。
安いポケットコイルマットレスには気をつけましょう。
新品のマットレスを切り裂いて使う人がいないので、知られていませんが、うっかりすると、安いものには悪質なものもあります。
粗悪なものを掴まされる少なくないので、注意が必要です。
次にポケットコイルマットレスのメリットとデメリットをご紹介しておきます。
寝返りしやすい「ポケットコイル」のメリット
- それぞれが独立しているので、体圧を分散するのがミソです。
- 体型や姿勢で変化するベッドへの局所的な圧力をスプリングが伸縮することで、体圧を分散してマットレスが伸縮する仕組みです。
- 伸縮によって身体の負荷をバランスよく分散して身体を自然に包み込みます。
- 寝返りをした場合、腰にしっかりとフィッするので腰痛にもなりにくい仕組みです。
コイルスプリングをひとつひとつ円筒形のポケット(袋)に入れ、それらをすき間なく並べています。
この性能を使って身体が動くとコイルが働いてベッドも動く・・・
コイルスプリングスマットレスは、それを一晩中やり続けているかわいい働き者マットレスなのです。
寝返りしやすい「ポケットコイル」のデメリット
•同じ人の体重や寝ぐせの特長を受け止めているので、部分的に負荷がかかります。
•この特長のため特定のコイルが傷みやすく通気性が悪いというデメリットがあります。
•ひとつひとつ不織布に包まれているコイルなので、部分的に負荷がかかってしまいます。
•特定のコイルが傷みやすく、経年劣化で通気性が悪くなります。
このデメリットは、強力なサポートの裏返しです。
振動についても同じことがいえます。
柔らかいので、身体が移動すると部分、部分が、すごく沈むので、振動を吸収します。
ダブルや大型ベッドの場合には、ポケットコイルを選んでいただくことを推奨しています。
ポケットコイル:ハードタイプとレギュラータイプの違い
- ハードはレギュラーより硬めのコイルを使用しています。
- ハードの方が細めにしてあるのは、コイルスプリングの数はレギュラーより数多く使用できるように設計されています。
- ハードタイプは硬さと数の多さの両面で硬くしているのが特長です。
- ハードタイプのマットレスの色はアイボリーのみです。
少し硬めの設計はしっかりした寝心地がお好きな人に向いています。
ポケットコイルのレギュラータイプとハードタイプ
ポケットコイル:レギュラータイプはこんな人におすすめ
ポケットコイルには、ハードタイプ、レギュラータイプがあります。
レギュラータイプは、次のような方におすすめです。
- 標準体型の方
- 柔らかいソフトなマットレスがお好みの方
- 体圧分散を重要視する方
次のような方にはおすすめしません。
- 腰痛でお悩みの方
- 床や畳の上で寝るようなしっかりした寝心地がお好きな方
- 耐久性を重視される方
- 価格重視の方(価格はボンネルマットレスの方が安いです)
- 湿気の多い環境にお住まいの方
(マットを受け止めるフレームは「すのこ仕様」が多いので安心です)
レギュラータイプのポケットコイルスプリングを使用したマットレスの場合、色はブラックとアイボリーの2色からお選びいただけます。
より詳しく
ポケットコイルを使ったベッドフレーム特選5台
寝返りしやすい「すのこベッド Camille カミーユ」
- シンプル×ナチュラルな北欧デザイン
- 脚先が細いおしゃれな脚付きベッド
- 棚・2口コンセント付きで使い勝手が良い
- 天然木すのこ仕様で通気性バツグン
- マットレス、敷き布団どちらもお好みで使える
- 落ち着いたブラウンとブラックのカラー2色から選べる
寝返りしやすい「引き出し収納ベッド「STELA(ステラ)」
ステラはシングル・セミダブル。ダブルの3タイプ、機能的で美しいヘッドボードが特長的な収納ベッド
- 国産の高品質なフレーム
- 木目の風合いがやさしいデザイン
- コストパフォーマンスの高さ
- 使い勝手のいい2杯の引き出し収納
- スタイリッシュな照明付き
- 小物を置ける棚付きヘッドボード
- 低ホルマリン仕様
寝返りしやすい「すのこ構造 脚付きマットレスボトムベッド」
- ホテルのような寝心地で快適
- スリムで圧迫感がなくお部屋スッキリ
- ヘッドレスだから省スペース
- 連結ベッドとしてOKで自由自在
- 高さ12㎝だからベッド下に収納できる
- 簡単に組み立てですぐ使える
寝返りしやすい「フロアベッド【FIGRINO】フィグリーノ」
- 美しい直線的なフォルム
- モダンなフロアライト
- 日本製の開放的なフロアベッド
- 組立は約10分の簡単さ
- ホワイトとダークブラウンのカラーから選べます
寝返りしやすい「デザイナーズベッド Fortuna フォルトゥナ」
フロアベッド モダンデザイン・高級レザー・デザイナーズベッド Fortuna フォルトゥナ
- お部屋に衝撃的なラグジュアリーデザイン
- ブラック・ホワイト2色から選べます
- ソファのようにも使えます
- 高品質な柔らかいAPUレザー仕様
- 独立式ウッドスプリング仕様
- ISO認定工場で製造で5年保証付き
- ダブル&クイーンサイズの大き目展開
まとめ
寝心地が良い!腰がラク!アレルギーに良い!体圧分散の常識を覆した、「クロスクラウド式」採用したボリューム敷き布団」などはじめマットレス、ベッドのご紹介をしてきました。
選んだ特選ベッド5台は、コスパに優れたものを集めました。
快適な寝返りには、適度な運動も必要なので、寝具だけでなく、習慣的な運動も心がけてください。
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