赤ちゃんの「気管支ぜんそく」と「ぜんそく様気管支炎」の違いとベッド習慣

ぜんそく発作 子ども用特選ベッド

赤ちゃんが「気管支ぜんそく」「ぜんそく性気管支炎?」
呼吸不全の場合、待たずに救急車で緊急受診してください。

深夜に長引くせきをしているのを耳にすると、ママは体が凍りつくますよね。
呼吸が苦しそうなのを見るとホラー映画のショックどころではなくなります。

翌日にはママ友とのデートもキャンセルして病院に急ぎます。そこで気管支ぜんそくの疑いがあると診断されると、「なんで。この子に限って」と誤診を信じて否定したくなるのも無理ないですよね。すぐさまパパにメールで、心の痛みを分散したくなるのもママならではの行動。

その前に、そもそも「気管支ぜんそく」ってどんな病気、
なぜ発症するのか、どうすれば心配が消えるように、治るのか。心配ですよね。

赤ちゃんのぜんそくとはどんな病気で、どんなときに発症し、どうすれば治るのか説明します。

気管支ぜんそくってどんな病気

すてきなママが心配なのは咳だけでなく、咳による呼吸困難の恐怖。
症状が進むと呼吸困難も合併します。

「気管支ぜんそく」と診断されたら「喘息治療・管理ガイドライン」(PDF・2017年版)に沿って、さあママ、熱いハートのフルスイングでベイビーを守ってあげましょう。

ママが心配なのは、咳だけでなく、咳による呼吸困難の恐怖。

典型的な赤ちゃんの気管支ぜんそくの症状ですね。
症状が進むと呼吸困難も合併します

起こってほしくない、このような症状の原因が、運動や呼吸器感染症、ダニやハウスダストなどのアレルギーを引き起こすものの吸入だったり、気候の変動だとすると、しかも、繰り返すようなら、喘息の可能性は濃厚なので、ママが慌てるのも無理がありません。

気管支ぜんそくの原因

大切なベイビーに、「気管支ぜんそく」がどうして起こるのか。
その原因に注目してみましょう

一般の小児と比較して、ぜんそく児の場合、アレルギー疾患のある家族がいる場合が高いことが報告されています。まず家族にいないか思い出してみましょう。

「赤ちゃんのぜんそく」について、ほとんどの市町村で相談受付をしていますので、相談をおすすめします。各自治体に電話で確認、予約をとって行くようにしましょう。

アレルギー反応が気管支で生じた場合

「ぜんそく発作」は、気管支の慢性的な炎症が原因で発症します。

デリケートな赤ちゃんの気管支に細菌やウイルスが感染したり、ダニやハウスダストなどに対してアレルギー反応を起こすと、気道の表面が腫れて粘膜がむくむと、気管支が狭くなって空気の通りが悪くなります。

空気の通りが悪くなると、呼吸の際ゼーゼー、ヒューヒューと音(喘鳴)がする「ぜんそく発作」を起こすようになります。

症状が進むと呼吸がうまくできないので、肩を上下させながら苦しそうに呼吸し、さらに重くなると、苦しくて眠れなくなり夜泣きがひどくなります。
なんとかしてあげたくなりますが、どうにも打つ手が見当たりません。

横になっていると苦しいので、座った状態にしてあげるのがいいようです。
ママは眠れないので大変ですが、咄嗟の場合、他に方法がありません。

重度の発作によって呼吸困難になると、生命の危機になることも起こるので怖いですね。

赤ちゃんのぜんそくの場合、ちょっとした風邪などの呼吸器感染症が発作の引き金になることが多いとされています。ちょっとした風邪って厄介ですね。

 

RSウイルスの感染

タバコの煙に注意

とくにRSウイルスの感染は赤ちゃんにとって注意が必要です。
あまりなじみのない名前のウイルスですが、小さい子どもほど重症になりやすいウイルスによる呼吸器の感染症です。
ぜんそくの引き金になるだけでなく、肺炎の原因となります。

細菌のひとつであるライノウイルスマイコプラズマの感染もぜんそくを引き起こします。

また、家のほこりの中のダニ、動物の毛やふけ・唾液、カビ、ゴキブリのフン、花粉などのアレルギー的な要因や、運動や気温や気象の変化、排ガス、たばこの煙、線香や花火の煙などの非アレルギー的な要因によって発作が引き起こされることもあります。

ぜんそくのある赤ちゃんの場合、ほかのアレルギー疾患の合併が多く、乳幼児が最も早い時期に発症しやすいのがアトピー性皮膚炎です。

小児ぜんそくは、それより少し遅れて、小児ぜんそくと診断された乳児の約60%が2才までの間に発症しています。

症状は違いますが、いずれの原因もアレルギー反応なので、ぜんそくのある子の半数は、アトピー性皮膚炎を発症しているか、発症していたことがあり、その後もアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎を起こす場合があります。

気管支ぜんそくの症状とぜんそく様気管支炎(ぜんそく性気管支炎)との違い

赤ちゃんのぜんそくの症状って気になりますね。

ぜんそくと名前のよく似た、ぜんそく様気管支炎(ぜんそく性気管支炎) との違いも解説します。

一般的なぜんそくの症状

赤ちゃんが苦しくて泣く

先に説明した通り、ぜんそくの症状は、ヒューヒュー、ゼーゼー(喘鳴)を伴うせきがひどく、時には呼吸困難を起こすこともあります。
喘鳴(ぜんめい)の音は聴診器を使用しなくても聞こえます。

赤ちゃんは「ぜんそく」でなくてもヒューヒュー、ゼーゼーという雑音(喘鳴)を起こす場合がありますが、次のような場合は、ぜんそくの可能性が考えられます。

・夜や明け方に喘鳴(ぜんめい)が起こりやすく、状態もひどい。

・呼吸が苦しそうで、とくに吐くときに息を出しにくい。

・横になって眠れず、座った姿勢の方が楽。

抱っこ

 

ぜんそくの発作レベルと受診のタイミング

ぜんそく発作強度

喘息治療・管理ガイドライン」より

 

ぜんそくは呼吸のトラブルなので、命の危険があり、程度の違いを小発作から呼吸不全まで段階的に分類されています。

程度の違いを、軽いほうから小発作、中発作、大発作と分けられています。
また一刻も早く治療しないと命にかかわる危険がある状態を、呼吸不全と呼んでいます。

ママ、フルスイングで危機突破です。

ぜんそく発作の強度レベル

喘息治療・管理ガイドライン」より

小発作→診療時間内に受診する(悪化する場合はすぐ受診する)

小発作の場合は診療時間内に受診する、ただし悪化する場合はすぐ受診する

小発作

・喘鳴(ぜんめい)を伴うせきがある

・呼吸をするとき苦しそうな感じはほとんどない

・発作で眠れないことはない

・発作で食べられないことはない

中発作→診療時間外でもすぐ受診する

中発作の場合には診療時間外でもすぐ受診する

・明らかな喘鳴(ぜんめい)があり、息を吐く時間が長くなる

・呼吸困難がある

・発作で睡眠が中断される

・発作で母乳やミルクの飲みが悪くなる、食事ができなくなる

大発作→診療時間外でもすぐ受診する

大発作の場合、診療時間外でもすぐ受診しましょう

・呼吸のたびに肩を大きく動かし、小鼻をふくらませる

・呼吸困難がひどい

・母乳やミルクがほとんど飲めない状態になる

・唇が紫色になり、苦しそうに顔をゆがめることもある

 

呼吸不全→救急車で緊急受診する

呼吸不全の場合、待たずに救急車で緊急受診する

 

・唇やつめの色が青白いや青紫色になる

・喘鳴(ぜんめい)は小さくなる

・動くことができない

・大便、小便をもらす場合があります。

 

ぜんそく様気管支炎(ぜんそく性気管支炎)との違い

乳幼児が「ゼーゼー」した呼吸をしているとき、気管支炎なのか気管支ぜんそくなのか区別がつきにくく、その場合、便宜上、「ぜんそく様気管支炎(ぜんそく性気管支炎)」と呼ぶことがあります。

初めて喘鳴(ぜんめい)のあるせきが出て、呼吸困難が起こった場合に、この診断がつくことが多いでしょう。

厳密には、ぜんそく様気管支炎は「気管支炎」です。
つまりウイルス感染によって起こる病気。

一方、気管支ぜんそくは、アレルギーなどによって引き起こされる病気。

と、いうように違いがあります。

ですが、いずれにしても治療はほぼ同じです。
風邪をひくたびに、喘鳴(ぜんめい)を伴う呼吸困難、発作を繰り返す場合は、ぜんそくを疑って検査をすることになります。

ぜんそく性気管支炎は、それ自体が人から人にうつることはありません。しかし、風邪の症状を引き起こす細菌やウイルスによる病気なので、咳をしていれば飛沫感染によって風邪がうつることは考えられるので注意が必要です。

気管支ぜんそくの治療3原則

3原則

病状がアレルギーなどによって、引き起こされる「気管支ぜんそく」と診断されたら、「喘息治療・管理ガイドライン」(PDF・2017年版)に沿って治療が行われるのが一般的です。実際にどんな治療が行われるのか、紹介します。

薬による治療

ぜんそくの治療には、発作時に発作を早く止めて、ラクにする治療と、発作を起こさないようにする治療があります。
発作を繰り返すと、気道が傷つき、ちょっとした刺激でも発作を起こし、さらに気道が傷つくという負の循環に陥りやすくなります。
そのため、発作を予防することがとても重要です。

発作時

わ〜!と思うような、発作が起きら、飲み薬、吸入薬、張り薬など気管支拡張薬を使います。
落ち着いたら水を飲ませてたんを出しやすくしてあげましょう。
発作が強かったり、薬を飲んでも治まらないときはすぐかかりつけ医を受診しましょう。

長期管理

長期管理では環境整備と薬物療法を適宜組み合わせて気道炎症の抑制を図ります。

長期管理が必要な場合は、落ち着いて「気管支ぜんそく」とつきあいましょう。
喘息治療・管理ガイドライン」(PDF)に沿って、症状のコントロールや呼吸機能の正常化を積極的に目指すことが重要です。

ドッキリする症状の重症度に応じて、気道の炎症を抑えて肺機能をよくするステロイド薬、気管支拡張薬や抗炎症薬などを吸入あるいは服用します。

生活環境を整える

アレルギー反応を引き起こす物質(アレルゲン)を吸い込むと、発作の引き金になります。発作の引き金にもっともなりやすいアレルゲンは、ダニ・ハウスダスト。たばこの煙もそうです、ほかにもカビ、動物の毛、排気ガスなどがアレルゲンにやりやすいでしょう。殺虫剤も気をつけましょう。

赤ちゃんの除菌に役立つグッズ

100%食品原料成分や、体内で生成している成分を利用してつくられた除菌グッズは、赤ちゃんの肌に直接触れても安心です。除菌したおもちゃを、赤ちゃんが舐めてしまっても心配いりません。

パラベンフリーや、エタノールなど刺激の強い成分が含まれていないタイプを選ぶようにしてください。
アルコールにアレルギーがある敏感肌の赤ちゃんも利用できますよ。

除菌シートやスプレーは、コンパクトで持ち運びがしやすく、手軽に使えるのでおすすめです。

シートは赤ちゃんの手や口周りを拭くのに最適。
スプレーは、ベビーグッズや部屋の至るところをワンプッシュで消毒できるので便利です。

赤ちゃんのベッド習慣

あかちゃん

ほこり・ハウスダストは天敵。


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ベッドや布団はどうしてもほこりが多くなりがち。掃除機はゆっくり時間をかけてていねいにかけ、布団、ベッドなど寝具はこまめに太陽にあてて天日干しましょう。
干したあとはさらに掃除機・ふとん乾燥機をかけましょう。

布団や枕のカバーは高密度繊維のダニの通りにくいものにして、週に一度は洗濯、ふとんも半年に一度は丸洗いしたいものです。

(知り合いのアメリカ人は毎日シーツを洗濯していました。スペアがあれば、やってやれない作業ではないですよね。)

寝床の高さもホコリに関係します。ベビーベッドのように高さのあるベッドだとほこりが舞っても影響は少ないと言えます。

床に布団を敷いて寝ている場合、掛け布団も敷き布団もほこりの洗礼を受けるので、どうしても多くのほこりを含んでしまうので、丸洗い〜掃除機の効果が半減します。

赤ちゃんはとっても汗かきです。
しかも赤ちゃんは寝具を毎日休みなく使用しているので、メンテナンスを怠ると湿気で布団やマットレスの裏側に目に見えないカビが生えてきたりします。
湿気の多い季節はもちろん、建物の構造で湿度も変わります。
いまどきのお部屋事情は密封性が高いので要注意です。

赤ちゃんの天敵、ダニにとって居心地の良いベッド環境は、アレルギーの大きな原因です。
ママは、朝起きたら掛け布団をはがし、布団もマットも、しっかり乾燥するようにしましょう。湿気があると冷えます。寒さで安眠できない場合も出てくるので、ふとん乾燥機 を使うのがおすすめです。乾燥していると暖房効果にもなるので一石二鳥です。

面倒なベッドメイキングはしっかり乾燥が終わってからがおすすめ。


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ベッドから転落の危険を考える

希望の星であってほしい赤ちゃんの場合、喘息やアレルギーのことは大事ですが、ベッドからの転落にも注意です。苦しいと動きたくなるのは本能です。ベッドからの転落は、生死にかかわる問題。

ベッドで親が添い寝している場合には、圧死ということがアメリカでは論争になっています。

赤ちゃんの思いもしない転落を考えると、低いベッドだと安心ですが、ほこりの問題が浮上します。そこで「ほこり」「ダニ」「柔らかさ」対策としてジョイントマットをおすすめします。

【子育て豆知識】赤ちゃんにやさしいジョイントマットと床暖房の関係

喘息の場合、マットや掛け布団・毛布・パジャマなどをできるだけ清潔にすることが大事。
なのでメンテナンスしやすいベッドが向いています。
掃除機がかけやすい・布団乾燥機がかけやすい・天日干しや洗濯がしやすいものを選ぶのがおすすめです。

布団は防ダニ加工のものだと安心ですし、自宅で簡単に洗える寝具を揃えることも大事です。

 

まとめ

ぜんそくは、症状が長引くことが多い病気です。
自分の血肉を分けた可愛い赤ちゃんのこと、低いベッド・床にマット・防ダニ寝具・徹底的な掃除など、自分でできる環境を整えた上で、心配なことは、なんでも相談できる信頼できるドクターを見つけて、治療を続けることが大切です。

喘息治療・管理ガイドライン」(PDF・2017年版)が治療のガイドになります。

 

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