便秘で悩んでいる方は多いですね、薬で無理矢理という人も多いと思いますが、必ずしも楽な方法ではありませんよね。
食物繊維でなんとかと頑張っている方、サプリやヨーグルトを使用されている方、腸マッサージをされている方、どれもいいは方法だと思いますが、「睡眠」を見落としていませんか?
健康全般を守るスリープアスリートは、睡眠の質が悪いことに起因する便秘解消にもアドバイスが必要です。
便秘は全身の血液の循環を悪くする原因にもなるからです。便秘、つまり腸の働きと自律神経は深い関係があるので、早期に便秘解消するように生活パターン整える指導をしましょう。
睡眠の質を向上させたら便秘解消
慢性化した便秘に対していろんな方法を試したけど、どれも決定打にならない。という方は、まずは睡眠の質を改善してみるのはいかがでしょうか。
便秘の原因は人によって様々です。「えっ!そんなことが!」という場合も少なくありません。対策も人によって違います。
睡眠の質をあげることで、劇的に改善された方も多いのはなぜでしょう?
自律神経と睡眠の関係
実は睡眠と自律神経は深く関わっています。
自律神経は、ご存知のように自分でコントロールできません。
循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために、24時間働き続けている神経です。
日中、活動中は「交感神経」が働いています。
夜になり、リラックスしているとき、安静時には交感神経に代わって副交感神経が働きます。
副交感神経が優位に働くと、睡眠中に腸の煽動運動で便が下部に送られます。なので朝に便は排出しやすくなるのが一般的です。
つまり便秘の方は、睡眠中の腸の働きが良くないといえます。
体内の老廃物は美容の天敵
便秘になると体内の老廃物がたまってしまいます。老廃物の中には有害な悪玉菌が繁殖して、腸内環境が悪くなります。体内の血液にも影響し、全身に淀みが生じて肌荒れやくすみといった美容の天敵になります。
夜にはリラックスできる生活パターンにして心地よく眠れる環境を整えましょう。食事や運動も早めに終わるようにして、お風呂に浸かって疲れをとるようにすると副交感神経が活発化します。
便秘解消&快眠ルールへおもてなし
自分をおもてなすことにルールはありませんが、快眠につながることにはルールがあるので注意してください。
- 入眠時間 21:00~23;00(←理想です、午前0時でもOK)
- アルコールは控える
- お風呂は2時間前までに終える
- 食事は3時間前に終える
- 運動は4時前に終える
- 夜間のコンビニ・スーパーなど買い物は控える(明かり対策)
- テレビ・ゲーム・スマホなども明かり対策で4時間前に終える
- 通勤には配慮する(明かり対策)
腸と自律神経の密接な関係
腸は自律神経と密接な関係があってお互い影響し合っています。自律神経は意識に関係なく働く神経。
腸内細菌のバランスを整えて腸の働きを良くすると自律神経が整います。逆に自律神経のバランスが整うと腸の働きも良くなります。
良質な睡眠で自律神経のバランスが整いやすいようにしてあげてくださいね。
まとめ
腸は自律神経と密接な関係があります。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、睡眠の質は副交感神経の働きと密接な関係があります。
夜には交感神経を休ませて、副交感神経が優位になるように環境を整えましょう。
自律神経は意識的にコントロールできませんが、環境を整えることで、バランス良く働かせてあげることができます。
便秘は自律神経のバランスが悪くなる生活パターンをしている警告だと言えます。
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