ライフデザインを絵にすると、ライフデザインもライフプランも同じです。
ライフデザインを質(心のあり方)とするなら、ライフプラン(お金の動かし方)は量です。
ちょっとわかりにく、でも重要な「ライフデザイン」と「ライフプラン」の違いや関係について、お話します。
幸せを感じるのは「ライフデザイン」が実現したとき
ライフデザインは、ライフプランの基礎になるものです。同時にライフサイクルを豊かにするもの。
ライフサイクルとは、おぎゃーと生まれてから、死ぬまでの生涯のこと。
ライフサイクルはライフステージで構成されています。
成長期・探求期・成熟期(若者期・壮年期)・リタイア期・老化期・終活期など、人生の季節ですね。
それぞれのステージを、どう過ごすか、ライフデザイン(目標とする感情)が実現するように、ライフプランがあります。
ライフプランはライフデザインを具体的にしたものです。
「ライフデザイン」と「ライフプラン」の関係は、そういうことで切っても切り離せません。
人の喜びは「感情」にあります。
「気が狂うほど愛する人と結婚して一緒に暮したい」・・・その実現にライフプランは欠かせません。
勉強してお金を稼いで、住む場所を決めて。。。現実にはお金がかかります。
「あなたが期待する感情(ライフデザイン)を設計するのが「生活設計(ライフプラン)」です。「資金計画(ファイナンシャルプランニング)」です。
個人の生涯または家庭生活において、計画的なよりよい生活を追求するため「生活設計(ライフプラン)」は、ライフデザインと一体です。
つまり自らが希望するライフイベントと予測されるライフイベント(誕生・入学・卒業・就職・独立・結婚など)をもとにライフプランが形成され、実現できるように必要な資金計画に置き換えます。パーソナル・ファイナンスと言えます。
5つに分類されるライフプラン
ライフプランは、主に5つに分かれますが、それぞれに時間の経過があります。
時間の経過に伴って、お金が動きます。
「結婚・家族・子ども」には、独身期から結婚、妊娠・誕生~というように、家族の人数分の「ライフサイクル」が生じて、ライフプランが必要になります。
こうしてライフサイクルは承継されて、人数の増加に比例して拡大・縮小します。
ライフデザインは、ライフプランのように具体的に数値化できませんが、「どのように過ごしたいか」心のあり方です。
ファイナンシャルプラン二ングする場合、ユーザは「ライフプラン」と併せて、「ライフデザイン」を説明することで、プランナーはユーザに寄り添うことができます。
真逆のことをするのがファイナンシャルプラン
真逆のことをするのがファイナンシャルプラン。 |
ライフプラン特にファイナンシャルプランは、矛盾が生じる性質のものです。
現在の生活の充実(消費)と将来の生活の充実(貯蓄)という相反する二つの欲求のバランスをとらなければなりません。
ファイナンシャルプランは生活の効率化、合理化を通して実現します。
それだけにライフプランは、本来的に個人ないしは家族レベルの生活合理化の努力ですが、必要なムダが潤いになるものです。
必要なムダは極めて個人的なものなのです。
内面をさらけだすようで恥ずかしいと感じるかたもいますが、ファイナンシャルプランナーが「理想論」に終始しないようにするには、ライフデザインが必要です。
ライフプランだけでは、ユーザにフィットした提案をすることは難しいのです。
子どもや妻への思いを知ることで、情熱をもってファイナンシャルプラン二ングしやすくなり、心の通った相談がしやすくなります。
スリープアスリートは、認知症を知らない世界を作るのが夢です。
まとめ
これからの人生は、「我慢して暮らす」発想は合いません。
好きなことをして「認知症」のない有意義な人生を過ごしましょう。ただし、そのためには、努力が必要です。
努力なんてダサいというのは、時代認識のない考え。
よく学び、よく遊び、よく働く。そのためのライフデザインをして、ライフプランを設計する、
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