安心・安全・快適な身長に合った「長さで選ぶ」ベッドの選び方

ショートベッド

マットレスの長さは約195cmがスタンダードサイズです。

身長190センチ以上の方が寝転がるとベッドから脚がハミ出てしまいます。

寝ている間に足が冷えてしまったり、脚がつったりするリスクがあります。毎夜のことなので、足腰への負担から腰痛などの原因になる場合もあります。

逆に身長の低い方には、ベッドの足元部分が余ってしまいます。無駄に部屋を占拠した状態になるので、もったいないですね。

また、子ども用のベッドでは、成長期だと、1年で身長がグーンと伸びる場合もあります。ショートサイズにしていると追いつかなくなることもあります。
スタンダードサイズにするか悩むところです。

そこで長身の方や、身長の低い方、成長著しい子ども向けに、生活シーンに合わせた選択ができるように

1. ロングベッド
2. ショートベッド
3. 伸縮ベッド

長さの異なるベッドが用意されています。

 

 

ロングベッド

ロングベッドの特徴

ロングベッド、つまりスタンダードサイズのベッドより縦に長いベッドはマットレスの長さが206cmあります。スタンダードなマットレスの長さは195cmなので、11cm長くなります。

ロングベッドは、普通のベッドでは足が出てしまう、ヘッドボードに頭や腕が当たってしまう背の高い人におすすめのベッドです。

一般的にマットレスの大きさは、横になったときに頭の上に10cm、足の下に10cm程度の余裕があると快適と言われています。

しかし、身長が180cm以上の人は、通常のマットレスだと上下合わせて15cm以下しか余裕がなく、窮屈な寝心地を強いられます。

また、腕を上げて寝る癖がある人の場合、背の低い方でも、ロングベッドはおすすめです。
寝返りの多い人のように動きの激しい方にもあてはまります。

ヘッドボードにぶつかりやすいといった人などにもロングベッドはおすすめです。

ロングベッドには、10cm単位で伸縮自在なベッドもあり、最大210cmまで長くすることができるものもあります。

専用の伸縮自在なマットレスも付いているので、体格に合わせた長さでベッドを使用できるので、成長期の子どもさんや身長が190cm程度の方にも対応できるベッドです。

ロングベッドのメリット

ロングベッドの利点は、長さで困っている方に快適で質の良い睡眠をとれることです。

足腰の冷えから身体を守るため、知らず知らず身体を縮めて寝ているストレスから解放される点にあります。

睡眠で怖いのは自覚が難しいことです。

だからスリープアスリートでいてほしいのですが、手脚が伸ばせると熟睡しやすくなります。

ロングベッドのデメリット

ロングベッドのデメリットは、長い分だけスタンダードなベッドよりも場所をとることです。お部屋の環境によっては入らない場合もあるので要注意です。

面積が広いほど、圧迫感が増すのも気になります。

対策としてはローベッドにすることで圧迫感を軽減できることです。

しかし、ロングベッドは製品自体が少ないので、マットレスなどの選択肢も少ない傾向にあります。

これについては、約10cmのロングアダプターで対応できます。
好みのスタンダードサイズのマットレスに約10cmのロングアダプターをつけて使用することです。

ロングベッドの選び方

日本人も身長の高い人が増えてきたので、ロングベッドも棚やコンセント、収納付き、ロフトタイプなど、さまざまな種類のロングベッドが選べるように進化しています。

マットレスもポケットコイルやボンネルコイルなど寝心地を選べるようになっています。

ショートベッド

ショートベッドは。スタンダードサイズのベッドより縦に短いベッドです。
ショートベッドの場合、マットレスの長さは約180cm程度が主流です。

ワンルームや1K1Rで一人暮らしされている方、身長165cm以下の女性や、子ども部屋にぴったりサイズです。

ショートベッドのメリット

ショートベッドのメリットは、全長が短いので設置面積が小ささで済むことです。

部屋のスペースをその他に有効利用出来るので、スタンダードサイズのベッドが配置出来ない場所にも設置出来ます。

狭いお部屋でも空間を有効に利用することができるので、収納のあるチェストベッドにも最適です。

ショートベッドのデメリット

短いベッドのデメリットは、標準ではないので、ボックスシーツや敷きパットが入手しにくい点です。

この欠点は、当サイトで対応できるので、専用のボックスシーツ、敷きパットについては大きな問題ではありません。

ショートベッドの選び方

シュートベッドだと意識していただくだけで、特に気にすることはありません。

ベッドのデザイン、部屋の間取り、自分の寝る癖などがありますが、スタンダードサイズでも同じ課題です。

特に配置で部屋の雰囲気や動線が変わるので、あらかじめ間取りを把握した上でベッドを選んでいただくのが賢明です。

ショートベッドの一覧はこちらから

伸縮ベッド

ベッドが伸縮する?「なに、それ?」・・・・聞いたことがない方も多いと思います。

ベッドによって、ベッドフレームが150cm~210cm程度まで伸縮できるものもあります。

子供の成長は、目を見張るほど早いもの。
1年間で10cm以上背が伸びることもあります。

成長著しいお子さんには伸縮ベッドが最適かもしれません。

 

まとめ

部屋の大きさを考えると、無駄に長いベッドは無用です。

それにしても、身長によって、適切なベッドを選ぶことは快眠の必須条件です。

心地よい眠りを獲得するために、特に寒い季節を念頭に置いて寸法を確認してご購入されるようにおすすめします。

 

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睡眠は食欲・性欲・睡眠欲と言われるように人間の三大欲求のひとつです。しかし最も関心の低い扱いをされてきました。睡眠障害、睡眠負債が健康を害しています。運動には関心が高くなりましたが、同じように「攻めの睡眠」が必要です。
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