子育て中に起こる痛ましい事件には、原因は様々ですがママの孤立があります。
孤立は孤独以上に、苦しいものですが、孤独も辛いモノですね。
子育て中のママは必ず孤独を体験します。
赤ちゃんの喜ぶ顔を見たら、癒されて頑張ろうと叱咤激励しています。
その気持ちを理解してくれる人が多いほどママも楽になります。
ママが楽になった分、赤ちゃんの笑顔を増えます。
愛着の絆は目に見えないところで、どんどん強くなっています。
逆に脆くなってしまう場合もあります。
それはみんな赤ちゃんの精神的な栄養バランスになります。
赤ちゃんの栄養バランスが少しでも豊かにできるのがマイルストーンです。
今回は子育てのマイルストーンが安眠に効果的であること
そしてマイルストーンの全貌についてお話しします。
目次
子育てのゴールを共有する
「子育て」は親、特にママにとって人生の一大プロジェクトです。
子育ての目的とゴールを決めたらどのようにして辿り着くか、計画することから始めます。
もちろん子育ては母親だけでなくパパの参加も条件です。
後々のことを考えると、おじいちゃん、おばあちゃんにも参加してもらうのがいいでしょう。
生後5ヶ月、10ヶ月、18ヶ月、3歳、5歳、12歳・・・
というように小さなゴールをいくつも設定します。
それぞれの小さなゴールを確実に達成するようにします。
子育てのゴールに対してみんなが同じイメージを共有していないと、トラブルのもとですし、家族から相反することを教えられると、子どもが迷います。
みんなで、助け合えるように、ゴールを共有できるようにしておきましょう。
マイルストーンで分かりやすくする
出典 http://pmstyle.jp/honpo/method/WBS.htm
これはガントチャート(線票)というもので、マイルストーンの典型的なチャートです。
縦にタスク名が並んでいて、横に期間が書いてあります。
このタスクはこの期間にやり遂げるということが図にしてあるので、分かりやすく、この期間にはこれだけに集中したらいいのだと、不要なストレスを感じずに済みます。
マイルストーンはマネジメント用語ですが、日本に昔からある一里塚と似たような発想です。
一里塚は、旅行者の目印として大きな道路(街道)の側に1里(約3.927キロメートル)毎に設置した塚(土盛り)のことです。
建設現場では進捗状況を管理しやすいように必ず工程表を作成して進めます。
長期間の工事で各々の専門家が担当するので管理が複雑になりますが、工程表が解決します。
マイルストーンはこの工程表だと思ってください。
大きな目標を達成するために、管理しやすいようにスケジュール化します。
目標を小さく分解して、物事の進捗を管理するために途中で設ける節目をいいます。
商品開発やシステム開発など、長期間にわたるプロジェクトなどで使われますが、
個人の資格試験勉強でも同じ要領で使用します。
もとは一里塚と同じく道路などに置かれ、距離を表示する標識(里程標)でした。
▼下は20歳をゴールにしてマイルストーンを設定したものです。
子育てのマイルストーン
・0歳~5ヶ月 安心認識の時期
・5ヶ月~10ヶ月 親離れの芽生え
・10ヶ月~18ヶ月 躾で行動の制約を知る
・18ヶ月~3歳 自分の意見(イエス、ノー)を言う、2歳のイヤイヤ期
・3歳~5歳 親を真似る
・5歳~12歳 境界を認識する 5歳の反抗期
・12歳~18歳 親離れ(反抗期)
・18歳~20歳 自立
これは単純に年月で段階的に分類したものではありません、
ライフスキルを身につけるために因果関係を考慮して組まれています。
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マイルストーンはママのモチベーションアップになる
マイルストーンの良い点は、孤独に打ちのめされそうになるママの支柱になることです。
新生児ママのともだちには、未だに独身を謳歌している会社時代の友人が多いものです。
気晴らしに食事したり、お茶したり楽しいですね、
でも、微妙に話題についていけなくなります。
住んでいる世界が違うのは仕方がないことですよね。
ママだって、同じように楽しみたい気持ちがあるけれど、同じように行動できません。
友人は友人で新生児ママを羨ましく思います。
こうして互いに隣の芝生は輝いて見えるモノです。
自由に動けないストレスがママを痛めつけます。
こんなとき、マイルストーンは来年には勤めることができる。
資格試験にチャレンジする、旅行に行けるなど、赤ちゃんの成長に合わせて予定が組めます。
マイルストーンは、ドリームプロジェクトにもなります。
子育てのモチベーション(動機づけ)アップになるります。
辛いときも、優しく接してあげられるのです。
ストレスを減らして熟睡でやる気満々の子育て
マイルストーンは、いまここ、この瞬間を大切にするために使います。
あれもこれもと考えると、妄想が膨らんで気ばかりあせり、肝心なことができなくなります。
大事なことは“今ここにいる自分”に意識を向けて、日々の所作を丁寧に行う”ことにつきます。
赤ちゃんだって自分がどれだけ愛され大事にしているかは、スキンシップで感じます。
赤ちゃんは、大人よりたくさんの情報をキャッチする能力が高いのです。
きちんと愛してあげないと、赤ちゃんは一貫性のないママの心に不安になります。
いつも落ち着いた気持で接してあげるには、ベストコンディションは不可欠です。
それにはいい眠りです。アグレッシブに眠りがとれるスリープアスリートです。
スティーブン・R.コヴィー博士著「七つの習慣」で、習慣についてこう説明されています。
習慣は、知識とスキルとやる気という三つの要素からなっている。
知識は、「何をするか」または「なぜそれをするか」というこつの質問に答えてくれる。
スキルは「どうやってするか」を示すものである。
やる気は動機であり「それを実行したい」という気持ちである。
生活の中で習慣を確立するためには、この三つの要素がどれも必要である
知識を子育ての理由に使ってください。
スキルについて、あなたは、いま身につけようとしています。
やる気は、あなたの愛そのものです。
つまり、あなたに必要なのは、スキルだけです。
赤ちゃんを育てるマイルストーンの日々が、あなたのスキルを育みます。
そのためにノイズとなるストレスを減らしましょう。
それには睡眠です。
睡眠は、あなたに必要な情報を残し、不要な情報は消し去ってくれます。
疲労と疲労感は別のもの
疲労と疲労感は別物です。疲労感があるから疲労しているわけではありません。
疲労感は脳の自律神経の影響です。つまり自律神経が疲れているのです。
脳の自律神経を癒すのは、感動や楽しいコミュニケーションです。
これらの記憶は長期保存されるので、健康に役立ちます。
子育て中のママは、閉じこもりがちです、
少ない時間を有効活用する意味でも睡眠を大切にしてくださいね、
まとめ
孤独は自律神経を疲労させます。
疲労予防に快眠は、とっても大事です。
快眠に、紫外線は欠かせません。快眠するには健康が条件になります。
日中には日中に適した活動があり、夜間には夜間に適正な活動があります。
セロトニンとメラトニンの分泌は健康にも美容にも不可決です。
マイルストーンは、やることがいっぱいで、ストレスもいっぱいのママに、
今日はこれだけしたらいいんだよと、
毎日を主体的に暮らす知恵とスキルとやる気をギフトしてくれます。
なぜなら自分で毎日を動かす人の周りにはポジティブな人が集まってくるからです。
子育ての主人公は、赤ちゃんではなくママですよ。
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