女性で「部屋（寝室）が狭い…」という悩みはないでしょうか。
服、カバン、化粧品・・・男性と違って物が多くて悩みの多い女性。
やがて面倒臭くなって生活感まるだしで物が溢れてしまっている非常事態にもあきらめが。
女性管理職も一般的になりました。
今回は単身赴任の女性管理者を念頭に365日、すっきりが続く心地よい寝室のつくり方についてお話しします。
年の差婚、雪国への単身赴任、別居婚、交代勤務睡眠障害という四十九と戦う旦那さんにしたら、目に入れても痛くない奥さんの睡眠が気になるので、他人事とは思えません。
女性の切実な悩みを一刀両断、すっきり熟睡できる提案をしたいと思います。
目次
４つの魔術
出典 https://www.pinterest.jp/pin/403001866650522724/
寝室をスッキリ整理するには、収納機能があるのとないのでは大きな違い。
「私の家にはなにもない」を実現する魔法のようなおしゃれなベッドがあります。
おしゃれ女性には、目につくベッドが他の家具やインテリアに合うことがポイントですね。
いくら便利でもインテリアに合わないものはノーサンキュー。
次の４つが大事ですよね。
１.インテリアにフィットする
2.可愛いデザイン
3.大容量収納（容量が大きくなるとベッドの位置が高くなるデメリットがあります）
4.部屋のレイアウト
インテリアにフィットする
出典 https://www.pinterest.jp/pin/751819731515322813/
インテリアにフィットすることは重要なポイントです。
インテリアに合わないものは、どんなに便利でも機能性が良くても、その段階でさようならです。
置いて居心地が良いことは絶対条件です。
すっきりしないと前頭前野は深いノンレム状態とレム状態の快適な繰り返しを維持してくれません。
配置もありますが、まずデザインです。そして色です。
色は眠りに影響します。
色による筋肉の緊張度を測ったところ、鮮やかな黄色、オレンジ、赤色は脳を興奮させるため、寝つきが悪くなります。穏やかな色を選びましょう。
寝室のメインカラーは何色ですか？
お部屋のトーンは、特に色、照明、音は「ゆらぎ」とも関係すると思います。
1/ｆゆらぎ（エフぶんのいちゆらぎ）
1/ｆゆらぎ（エフぶんのいちゆらぎ）は、世界中で効果が研究されています。
パワー（スペクトル密度）が周波数 f に反比例するゆらぎのことです。
人間の生体は五感を通して外界から 1/f ゆらぎ を感知すると、生体リズムと共鳴し、自律神経が整えられ､ 精神が安定､ 活力が湧くと考えられています。
具体的な事例は、人の心拍の間隔、ろうそくの炎の揺れ方、電車の揺れ、小川のせせらぐ音、目の動き方、木漏れ日、蛍の光りなどが注目されています。
美しいオルゴールの音色は一日を頑張った自分をやさしく包んでくれます。
まったく音のない静かな部屋より、効果的な雰囲気を作るのに、インテリアは貢献します。
交代勤務睡眠障害、愛する者から離れての一人暮らしの孤独感。
こんなシーンにも、優しい音楽やキャンドルライトのゆらぎ、インテリアにフィットする、かわいいデザインは貢献します。
すっきりした部屋で、一日の終わりに、ゆったりしたリズムの静かな曲を聴くと、心身の緊張が解けてリラックスできます。
癒しやリラックスを目的にした音楽には「1/fゆらぎ信号」を含むものが多く、アルファ波から眠りに誘うシーダ波へと徐々に移行するように構成されています。
可愛いデザイン
「可愛い」という女性独特の言い回し。
でも「可愛い」には、その人にセンスが隠れていて、センスには智慧が含まれています。
インテリア誌、ファッション誌には。その道のプロが携わっています。
「可愛いおしゃれ」は、お洒落を知り尽くしたコーディネーターが手を入れているので。美しく見えます。
ミニマリストが実践するのは、物が少ない分「自分の好き」が自覚できて、好きを磨ける暮らし。
磨きがいのある、人生を豊かにする可愛さです。
ミニマリストは豊かな暮らしを実践するために勉強をして、たどり着いたのがミニマリストなんですよね、決してストイックでもなんでもなく、後悔から学んだのです。
最初からミニマリスではありません。トライアンドエラーの達人です。
可愛いデザインは可愛くデザインしていますが、トーンを合わせるのは自分です。上の画像、同じベッドですが、ベッドフレームのカラーの違いで全然違って見えるでしょう。
どちらを選択するかは、「自分がどう使うか」が基準になります。
「自分がどう使うか」を掘り下げると「自分がどう暮らすか」です。
暮らし方の積み重ねが人生になりますが、暮らし方とはあり方だと思います。
人としてのあり方が素敵だと、自然と暮らし方も素敵になります。
同じものを買うことはたやすいけど、同じものを所有したからといって、素敵にはなれないのは、あり方が違うからです。
結婚するには相手さえいれば容易いけど、別居婚も我慢すれば容易いけど、それだけで素敵にはなりません。あり方が素敵にならないと何をしてもなりません。
収納ベッドを設置するときは、整理収納をしてから。
だから収納ベッドをすすめるときは、必ず整理収納を先にしてくださいと言ってます。
なぜなら収納＝整理整頓ではないからです。
整理収納は、きれいにしまうことではありません。
ここを間違えていると、収納ベッドは物置になります。
収納の目的は「使いたいときにさっと取り出せるようにすること」だからです。
だから間違えると、収納が増えるほどモノ探しに時間を費やしてしまう結果になります。
部屋は心の映し鏡
部屋をスッキリと片付き、清潔であることは快眠の絶対条件です。
部屋は心の映し鏡と言います。部屋の乱れは心の乱れ。
そんな状態で快眠を得ることはできません。
部屋を整えると心も落ち着きます。
ぐっすり寝るには、収納力を高めることが大事。
収納力は高いほうが物を減らせて寝室が広々します。
もちろん整理整頓して収納するのが理想ですが、余分なものは処分しましょう。
持っているものの価値は自分にしか解らないものです。
なので他人から見ればガラクタでも宝物になります。
そこで気にしたいのが年齢に関係なく「生前整理」してしまうことです。
物は減らしても自分は減りません。
処分することで得られるものの大きさにワクワクしてみましょう。
片付いたら、本当に本当に大事なものだけ残して、大収納です。
収納を高めるには、レイアウトも重要になります。ベッド下に周囲から見えない収納庫は、とりあえず入れるだけでも寝室がキレイに見えますが、角度によっては丸見えになります。
そこで採用したいのが、大容量収納ベッドです。
これならレイアウトに悩むこともなく、模様替えの時も好きな配置にできます。
大容量収納ベッド
大収納チェストベッドなら、内容量で考えても圧倒的です。
しかも、大きな物・長いもの・いびつな形状の物でも収納できるのが最大の強みです。
扇風機のような複雑な形状のものも収納できます。
お部屋のレイアウト
ベッドの位値は、眠りに大きく影響します。壁に密着していると反対側に掛け布団がずり落ちます。壁とマットレスの間の通気性が悪いのでマットレスの壁に接する部分にカビが生えることも少なくありません。
また睡眠中は無防備なので、頭の位置がドアに近いと不安を感じやすくなります。
カーテンにも注意が必要です。生地が薄すぎると街灯やネオンの灯りが入ってくるので、寝つきにくくなります。また朝日が強く差し込むと早めに目が覚めてしまいます。
配置パターン１
ベランダ側に足を向けベッドを配置したタイプ。
クローゼットとベランダの前には広い空間が確保されて ゆったりした動線になっています。
配置パターン２
向きが違うだけで、パターン１とほぼ同じような空間が確保できているように見えます。ところが枕元のところに窓があるのはあまりよいレイアウトではありません。
冬の冷気など窓の前は外気の影響を受けやすく風邪をひきやすく、身体に悪影響を与えることも多いのです。
配置パターン３
ベランダへの通路をふさいでしまいました。
出入口をふさいでしまう家具の置き方は、寝室に限らず基本的にNGです。
仮に、ベランダの窓がなかったとしても、やはりクローゼットの扉の開け閉めを考えると充分な空間が確保できず不便そうです。
配置パターン４
ベランダへの通路をふさいでしまったパターン３に似ていますが、配置パターン４の場合、クローゼットがなかったら このような修正レイアウトでもいいかもしれません。
「白い」ベッド
女性向けの場合、「清楚」「清潔」なイメージの白いベッドはどうでしょうか。
デザインはシンプルなデザインでも、白いベッドはインテリアとも調和しやすく、女性らしいハーモニーを演出します。
白いベッドは、膨張色なのに、ベッドの大きさをあまり感じさせません。
大収納のチェストベッドのように大きなベッドでも、壁の白さと一体感が生まれて広々とした空間にしてくれます。
収納が足りているなら
収納が足りているなら、脚付きベッドも素敵です。
ベッドフレームの下には、収納もできます。
昔では考えられなかったカビの病気が、世界的な環境の進化、医療技術の進化で増えている時代です。
忙しい管理職にある女性には、ストレスを抑えシンプルな暮らしができるようにいてほしい。
まとめ
女性管理職も一般的になりました。
今回は単身赴任の女性管理者を念頭に365日、すっきりが続く心地よい寝室のつくり方についてお話ししました。
女性管理者が増えた分、女性の人間関係もより複雑になり、社会人として背負うものも重くなりました。
そのストレスから身を守るのは、なっといっても「睡眠」です。
「がんばる」「無理をする」をできる限り減らし、ベッドメーキングを楽しむゆとりを日常に取り入れるのはいかがでしょうか？
太陽を吸い込んだシーツをお気に入りのベッドに敷くとき、ベッドと一緒にリフレッシュできます。部屋が狭いから楽しめる生活もあります。
- 余白をつくる
- 隠すと見せるを意識的に使い分ける
- 整理と整頓は違う、使いときにすぐに取り出せるのが整頓
- 目的別に道具を集めて収納する
- 使うとき以外は収納する
- 整理整頓は、時間の節約のため、睡眠に回す
- 快眠のためにモノは出さない
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