部屋を広く使えて移動がラクな10台の折りたたみベッドと選び方5選

低反発電動リクライニング折りたたみベッド【forto】フォルト 折りたたみベッド

 

折りたたみベッド

 

折りたたみベッドに関心はあるけど、寝心地やその他機能など心配な点があって、迷っておられることはありませんか?

折りたたみベッドは、部屋を広く使えて、移動がラクなベッドです。
併せて、いちばん大事なことは「生活を面白がるエネルギー」だと思います。
「制約を面白がるエネルギー」といってもいいでしょう。

一般のベッドと比べて、折りたたみベッドのメリット、デメリット、さらに10台の折りたたみベッドととともに5つの選びかた5選をご紹介します。

折りたたみベッドのメリット

折りたたみベッドを折った状態

起きているときは、部屋を広く使える

2つに折り曲げられる折りたたみベッドは、日中のベッドを使わない時には折り曲げて、部屋の隅や隙間に立てかけて置けるので、起きている間は部屋のスペースを有効活用できます。
折りたたみベッドの使い勝手の良さは抜群です。

自分もワンルームの狭い部屋で暮らした経験がありますが、移動も簡単なのが最高です。折りたたみなので、簡単にフリースペースも作れます。気軽に友人を招待することもできます。

引越しも含めて、ゆったりとした生活は心地良いものです。
品質の良い折りたたみベッドには、良いバイクに乗っているような快適さがあります。

移動がラク、掃除がラク

一般的な脚付きベッドの下は、部屋の中でも、ほこりがたまりやすさでは、チャンピオンクラスの場所です。

収納にご利用されていても、ベッド下は動きが少なく、掃除も面倒な場所なので、その場に積もっていくのでたまりやすい場所です。

湿気+ホコリの面倒コンビは、カビの原因にもなり、気が付けば空気が悪いし、ほこりだらけ…という経験をしたことのある人も少なくないはず。

自分の場合、ロボット掃除機に任せていますが、ベッド下に入ったのは良いものの、なぜか止まってしまう場所なのでヒヤヒヤします。同じような経験をされている方も多いと思います。

折りたたみベッドは、折りたたむだけでも掃除がしやすいので毎日、掃除機をかけるのも簡単ラクラクです。ロボット掃除機も縦横無尽に活動してくれます。

湿気がたまりにくい

一般にベッドの下にはホコリや湿気が溜まり、長期間放置していると清潔なスペースでなくなってきます。

気温・湿度・風などと季節特有の問題、さらに建物の構造・間取り・材質・日当りなど、湿気は様々な要因が複雑に絡んできます。

日本全国地域差はあるとはいえども、日本は湿気の多い国です。
折りたたみベッドなら毎日折りたためるので、湿気から解放されます。
これがカビ対策にもなります。

折りたたみベッドは、寒い冬でもベッドも部屋も温かく使えます。

「折りたたみベッドはチープだ」と先入観をお持ちの場合も、便利で快適という心地よさが払拭してくれます。

気になる寝心地も問題なし

なにより、折りたたみベッドは寝心地が悪そうというイメージがあるかと思います。

かっての折りたたみベッドは、ビーチで使うような簡易なパイプで作ったものが出回っていました。

しかし最近の折りたたみベッドは、寝心地と使いやすさにこだわっているので、マットレスにこだわりが伺い知れます。

さらにまた折りたたみベッドの上に、専用のマットレスやベッドパッド、敷き布団を敷くことで、通常のベッドへとアップグレードできるので安心です。

折りたたみベッドのデメリット

注意すべきデメリット

折りたたみベッドは「折りたたむ」ことを前提に作られています

最初からメリットと引き換えに機能をカットする葛藤の末、判っていてデメリットを引き受ける覚悟で製造されています。

デメリットは苦肉の策の結果です。

メリットと違い、デメリットは日常生活で使って体験してみないと気づかないことが多いので、要注意です。

一般のベッドと、どのように違いがあるのか、デメリットをピックアップしていきます。

  • マットレスの選択肢が少ない
  • 強度が弱くなりがち
  • 見た目がシンプルでデザイン性が乏しい
  • 収納場所が必要

 

マットレスの選択肢が少ない

折りたたみベッドは「折りたたむ」ことが前提に作られています。
一般のベッドのマットレスを折りたたむことを想像すると結果も想像できます。

しかも一般ベッドのようにマットレスだけ選べるタイプがなく、安全性からフレームに固定されているタイプが多いので、マットレスの選択肢は絞られています。

マットレスを選べないというのは「好きな寝心地を選べない」のと同義語です。
選べない点で、期待は自ずと限定されます。

それでも各メーカー、制約があるなかで、コストパフォーマンスの高い寝心地を工夫しています。

一般のベッドでは主流であるコイルタイプはごく一部にしかなく、折りたたみベッドの備え付けマットレスはの多くはウレタンマットレスなのも特徴です。

ウレタンマットレスの場合、少し硬めの傾向です。
「ウレタンマットレス+敷布団」にすると、「床に布団」の感じとほとんど変わりなく使えます。床に布団で寝ることに違和感のない方なら、デメリットらしいデメリットは感じることはないでしょう。

ところが、「包み込まれるようにふんわりしたポケットコイルマットレスが好き」というタイプの方の場合には、違和感を感じて拒否反応される確率が高くなります。

「折りたたみ」「省スペース」という機能を優先した末の犠牲なので、総合的な評価が必要になります。

強度が低くなりがち

見た目でもお分かりように、折りたためるフレームのため、簡易なフレームになっています。

これを、もしパイプベッド並みの強度を求めると、折りたためなくなります。

なので、軽量化を考慮してサイズもシングルサイズが中心の展開です。
それでいて折りたたみベッドの場合、各社耐荷重は90kgくらいは確保しています。

但し、床に這わせるように置く 通気孔付きスタンド式すのこベッド(下の画像)の場合には、強度を必要としないので、関係ありません。

すのこ折りたたみ

見た目がシンプルでデザイン性が乏しい

折りたたみ機能を優先しているので、デザイン性にこだわらず必然でシンプルな設計になっています。

人によってはデザイン性がないのがデザインと解釈されている方もいます。

「折りたたみベッド」は、簡単にトラブルなく移動できるように設計されています。
移動しやすいようにコンパクトさを考慮してサイドに取っ手がついています。
これも一般のベッドにはないパーツです。

収納場所が必要

これがデメリットになるかどうか、少し疑問があります。
モノがそこにある以上、スペースが必要になるのは当然だからです。

むしろ寝ているときに占領するスペースから考えるとコンパクトにできるのはメリットです。

折りたたんだベッド本体を収納するスペースが必要です。

お部屋の隅に寄せることも、隙間に入れることもできます。

しかし、ベッドにしてはコンパクトでも、魔法ではないので、人間一人が眠るだけの縦横があるものです。これは削り取らない限り小さくなりません。

「折りたたみ」という言葉に惑わされず、思っている以上に大きいと覚悟して、サイズを把握して収納スペースを決めておくようにしてください。

通常、シングルベッドの場合、幅は約100cmです。

しかし、折りたたみベッドの場合、コンパクトさを考えて幅90cmが多いようです。

高さ(長さ)を折りたたんで、半分して概ね100cmが一般的です。

高さ100×幅90~100×奥行き30~50cmの物を収めるスペースを確保する必要があります。

寝具の収納場所も必要

ベッド本体を折りたたんで収納する場合、一番忘れがちなのが、掛け布団などの寝具の収納場所です。

掛け布団・毛布・タオルケット・枕などの寝具は、どこかに収納しなければいけません。

これが結構厄介です。布団セットを押し入れに収納することを想像してみてください。

さらにマットレスが付いてないタイプなら、折りたたんだ場合、フレームは薄く収納できますが、マットレスは別に収納する必要があります。

狭いワンルームだと、収納スペースも狭少な場合が多いので、寝具のような大きな物を収納できるスペースがあるのか、事前にしっかり確認しておきたいところです。

 

自分がワンルームに住んだ場合は、洗濯機を設置するスペースにダンボールなどを敷いて、保護した上で物置にして使いました。

当然洗濯はコインランドリー利用にしました。
洗濯機を設置するスペースは洗濯機を設置するにしてもどれでも置けるだけのスペースがなくギリギリでした。

ワンルームの場合、どこになにを置くにしても、数センチ単位の戦いでした(笑)

折りたたみベッドを選ぶ際の5つのポイント

昼間はなにもない

「起きている間はそこにはないもない。寝ている間はベッドがある。」のはメリットです。

折りたたみベッドのメリット・デメリットが解った上で、ご自身に適していると思ったとき、サイズも含めて、どんな折りたたみベッドが最適か考えください。

その場合に、必要な基準が次のポイントです。

  1. サイズ
  2. 形状
  3. 収納性
  4. 寝心地
  5. 使い勝手

単身赴任・大学生活などの場合、すごく助かります。

▶︎ 移動がラクなベッドで季節に合わせた家庭内引越しで最高の寝心地

1.サイズ

サイズはシングルサイズがメインの展開です。

幅が90~100cmです。

シングルより狭いセミシングルサイズなら

幅は80~85cmです。

小柄&細身女性なら特権を活かせますね。

折りたたみベッドの幅はそのまま収納性に影響します、

シングルとかセミダブルなどの呼び名でなく、具体的な寸法をご確認されることをおすすめします。 

少し広めのセミダブルをご希望の場合は、商品点数が一気に少なくなくなるので、選択の余地はなくなります。

マットレスなしのタイプも対象に入れます。

床にベッタリ置くロータイプの折りたたみすのこベッドも対象すれば種類も増えてきます。

2.形状

折りたたみベッドを折った状態

▶︎ リクライニング折りたたみベッド

脚にキャスターが付いていて、マットレスも付いています。
折りたたんだときに、立てて収納できるというのが、一般的な折りたたみベッドの特長です。

このベッドを見る

折りたたみベッドには、マットレスが付いていないタイプのベッド、座りやすいハイタイプの他に床に置く通気孔付きスタンド式すのこベッドもありますね。

通気孔付きスタンド式すのこベッド【AIR PLUS】エアープラス

▶︎ 通気孔付きスタンド式すのこベッド

折りたたみすのこベッドの主目的は、フローリングの床にダイレクトに寝具を置かないようにすることにあります。

そうすることで、床と寝具の間に隙間ができ、通気性を良くして湿気の滞留を防ぎ、カビの発生を大幅に軽減します。

ポケットコイルマットレス、ボンネルコイルマットレス、ウレタンマットレスなどベッドを選ぶことなく、フローリングにダイレクトに置くと、隙間がなくなり、汗がそのままフローリングに届くので、必ずといっていいほどカビが発生します。

この 通気孔付きスタンド式すのこベッドの場合、シングル、セミダブル、ダブルがあります。

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さらに折ったときに、布団も干せる4つ折り桐すのこベッドもあります。

布団も干せる、四つ折り桐すのこベッド

▶︎ 布団も干せる4つ折り桐すのこベッド

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天然木すのこ折りたたみベッド

▶︎ すのこ折りたたみベッド

シンプルに「脚付き&キャスター付きすのこ」の折りたたみベッドもあります。

このタイプもコイルマットレス・ウレタンマットレス、あるいは布団、どれでも使えます。

ただ、マットレスを選ぶ際、折りたためないコイルマットレスを使用すると折りたたみベッドの意味がなくなります。
床にすのこで通気性を良くして、布団を敷いて寝たいという人に向いています。

すのこを挟むことで、高さも上がるので、ほこり対策になる効果もあります。

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低反発電動リクライニング折りたたみベッド【forto】フォルト

▶︎  低反発電動リクライニング折りたたみベッド

さらに折りたたみベッドには、電動で折りたためるタイプもあります。

電動折りたたみベッドは、主に介護ベッドですが、介護ベッドでなくても、その役割をするものもあります。

「要介護」の資格のあるなしに関わらず、起きあがる時の負担を軽減したい人に向いています。

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3.収納性

収納性は狭いお部屋で使用する場合、重要なポイントになります。
折りたたんだ時の「厚み(幅)」「奥行き」の寸法は特に大切です。

厚みは概ね30~50cm前後が多いですが、折りたたんだ時に薄くなるタイプが、最も収納しやすくなります。お部屋のすき間と相談で決めるのが良いでしょう。

4.寝心地(マットレス)

寝心地については、上述した

  • メリットの項(気になる寝心地も問題なし)
  • デメリットの項(マットレスの選択肢が少ない)

でご説明した通りです。

寝心地がお気に召さない場合は、上に敷布団を敷けば改善、あるいは自分好みに改良できます。

マットレス付きの場合は、備え付けのウレタンマットレス・低反発マットレス・高反発マットレスが多いようです。次の順番に説明していきます。

ウレタンマット

折りたたみベッドMORIS

ウレタンマットレスは、どちらかというと硬めを採用しています。

ウレタンマットレスには、「もこもこ」タイプもあります。
「もこもこ」の特徴は、体の重い部分、腰・尻の部分は沈み、脚のように軽い部分は沈まないように「ポケットコイル」に似た設計がされています。

▶︎ もこもこマットレスの折りたたみベッド

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低反発マットレス

【組立不要】 低反発ポケットコイル折りたたみベッド 【シングルサイズ】 カバー/キャスター付き 背部14段階リクライニング

低反発マットレス独特の「ゆっくり沈み、ゆっくり復元する」というふんわり感が特徴的です。

▶︎ 低反発ポケットコイル折りたたみベッド

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低反発で5段階のリクライニングがついたウレタンフォームの折りたたみベッドが下記の画像のベッドです。リクライニングなので脚を伸ばしてくつろげます。

低反発折りたたみリクライニングベッド

▶︎ 低反発折りたたみリクライニングベッド

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高反発マットレス

高反発 ・14段階リクライニング ・取っ手・キャスター付き折りたたみベッド『Cortesia』

 

ここ数年、人気なのが、高反発マットレスです。

名の通り、低反発とは違い、反発力が高いタイプです。

反発力が強いので、寝た感じは硬く感じますが、荷重のかかる部分でも「沈み込み過ぎない」体圧分散のメリットがあります。

ふんわり包み込まれる柔らかな感覚はありませんが、腰痛持ちの人は腰への負担が減るのでおすすめのマットレスです。

寝返りがしやすいという特徴があり、シングルでもスムーズな寝返りができます。

▶︎ 高反発マットレス

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5.使い勝手

寝転がって本を読んだり、テレビを見たり・・・・
ハイタイプはちょっとしたソファ代わりにも使えます。

マットレス付きの折りたたみベッドでは、リクライニング機能が付いたものも人気です。

頭の部分だけリクライニングすれば、使い勝手はかなり広がりますよね。

6段階のリクライニングは折りたたみベッドとしては贅沢感があります。

コンセント2口がついた宮付きの折りたたみベッドは意外性がありますよね。
アイデアで用途は広がります。

 

宮付きリクライニング折りたたみベッド【Tars】タルス
▶︎ 宮付きリクライニング折りたたみベッド

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 まとめ  

部屋を広く使えて移動がラクな10台の折りたたみベッドと選び方5選、いかがでしたか?

折りたたみベッドの選び方に迷いは軽減されたでしょうか。

折りたたみベッドを使う場合、ワンルーム同様に心がまえが大切ではないかと思います。
生活を面白がるゆとり」を持つことだと思います。
四角四面に考えると窮屈さを感じます。

しかし折りたたみベッドは柔軟に使う点に最大のメリットがあります。「生活を面白がるゆとり」があるとメリットを引き出せるベッドです。「生活を面白がる」には「質の高い睡眠」も含むことを忘れないでください。

まず最初に一般的なメリットとデメリットを解っていただいて、次にご自身のメリットとデメリットを整理してください。

その次に5つのポイントからご自身に適した折りたたみベッドを選んでください。

いま世界的にジャンクスリープが問題になっています。
折りたたみベッドの気軽な使い方は、ともすれば質の悪い眠りに自分を誘導してしまいます。

しかし折りたたみベッドを使う目的は、狭いお部屋、しかも単身赴任、学生生活など期間限定で使うことにあります。

期間限定に伴う引っ越しや移動を考えた場合、折りたたみベッドはとってもゴキゲンなベッドになります。

ただし、お使いになる方の体調や故障箇所などを重視してお使いください。

また事情を考慮して来客用にご用意していただくのも素敵ではないかと思います。

常習的なジャンクスリープでもいいという考えでのご使用はお控えください。

▶︎ 移動がラクなベッドで季節に合わせた家庭内引越しで最高の寝心地

▶︎ 低反発・高反発5〜14段階リクライニング折りたたみベッドの選び方

 

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