すのこベッドのカビ:5つの繁殖条件と予防と除去のメンテナンス方法

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すのこベッドの魅力

すのこベッド

高温多湿の日本の気候に合わせたすのこベッド。
日本では主流ですが、欧米にはすのこベッドという発想がありません。

もともとは欧米のウッドスプリングベッドを原型に開発されたすのこベッド。
すのこは日本では昔から押入れで活躍していました。

すのこベッドには通気性の他にも優れた効果があります。

すのこベッドは汚れにくい木材なので大がかりな掃除が不要で大変簡単です。
たまに乾拭きをするだけで十分に美しく使い続けることができます。

独身者にも主婦にもありがたいベッドです。

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すのこベッドのメリット

すのこベッド

すのこベッドの最大のメリットは、なんといっても通気性の良さです。人は一晩に200ccの汗をかくといいます。
毎日毎日湿度がマットレスに入り込みます。そのマットレスから湿気を逃すのが、すのこベッドの通気性です。
湿気があると、カビや雑菌が繁殖しがち。衛生的にも、すのこベッドは、お勧めです。

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すのこベッドのデメリット

熟睡

すのこベッドには強度で欠点があります。

板に隙間があるので、どうしても強度が弱くなりがちです。
スプリングマットレスを使用すれば問題ありませんが、布団を敷いて使うことの出来ないベッドが多いのも事実です。

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オシャレなデザインはインテリアとしてもクール

島根県のすのこベッド

寝室はオシャレに演出したい場所、でも余計な装飾は快眠の邪魔。

自然素材でシンプル。温かみのありながら、直線的なすのこのフォルムがとてもおしゃれで、どんな空間にもマッチします。

 

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耐久性に優れ長年使えるベッド

すのこベッド

ベッドは決して安いものではありません。ベッドを選ぶときに気になるのが耐久性です。
湿気がベッドの隙間を通り抜けるので長持ちします。
また湿気の問題だけでなく、耐荷重も気になります。

他のベッド同様に、すのこベッドも種類によって耐久性が大きく異なります。
購入する時は商品ごとに耐荷重のチェックも必要です。
耐荷重は体重制限を示す数字ではありません。

つまり「耐荷重100kg=体重100kgの人が使える」という意味ではありません。

耐荷重100kgのベッドなら『人間の体重+マットレス+布団などの寝具類』の合計が100kg以内なら大丈夫という意味です。

 

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すのこベッドとカビ対策

すのこベッドを使っていればカビの心配を大きく減らすことができます。

ただ勘違いしてほしくないのが、「すのこベッドさえ使っていればカビが生えてこない」説が流布されていますが、明らかに間違っています。

すのこベッドを使っていてもカビは生えてきます。

メンテナンスももちろん必要になります。

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すのこベッド

 

すのこベッドと結露

結露

結露を考えていただくとわかるとおもいますが、すのこであってもカビは生えるし変色もします。つまりカビが繁殖する条件さえ整うと、カビはどこにでも繁殖します。

カビが繁殖する条件とは、なんでしょう?

「高温多湿」の環境がカビの繁殖を促進することは、広く知られていますが、「梅雨だけじゃなくて冬もカビが生えて困る!」という悩みがあります。現代のマンションなどでは、冬の方がトラブルが多いように思います。結露が半端ではないですからね。

「冷蔵庫の中のトマトに白カビが生えるのはなぜ?」

いろいろ疑問が湧いてきますよね。すのこベッドについてはこちら

カビのトラブル

冷蔵庫のカビ

カビの胞子は小さくて、肉眼では見えません。

では、一つ一つチェックしてみましょう。

カビが繁殖する条件とは、次の5つに集約されます。

  1. 温度
  2. 湿度
  3. 養分
  4. 酸素
  5. 時間

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温度

温度計

試しに温度計を部屋に置いてみてください。
カビが好むのは温度はダニと同じで25℃前後と言われています。
カビもダニもアレルギーの原因になります。

カビはキノコと同じ真菌類で、ダニとは違いますが同じように20℃~30℃の温度を好み、特に25度前後は増殖します。

この温度はカビもダニも人間も好みます。
だから放置しておくと困ったことに、カビもダニも増えます。
カビもダニもアレルギーの原因となるところも同じ。

しかしダニは人体に影響を与えるので人間に気付かれやすいのですが、カビは気づくのが難しく部屋中に胞子をまき散らします。

しかもカビは冷蔵庫の中でも育ちます。

対策は清潔にするのが一番です。

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湿度

湿度計

カビは空気中の水分が高いほど増えます。そこで湿気が気になります。冬の結露は梅雨以上の猛威を奮います。

空気中に含まれる水分量(飽和蒸気量)を100として、実際に含まれている水分を%で表したのが相対湿度(rh)です。

寒い日に電車の中に入るとメガネが曇ったり、買ったジュースに水滴がついて服が濡れたりしますよね、この不快な現象が「結露」とです。結露というと、冬の家の窓を思い出しませんか?結露、発生すると窓辺がびしょびしょになったりします。ワンルームではシャワーを浴びて出てきたら、一気に窓ガラスが曇るという現象が起こったりします。

冬の窓ガラスを触ると冷たくなっていますが、反対に、窓ガラス付近の空気は暖かくなっています。この冷と暖に原因があります。

  1. 室内に湿気が多いこと
  2. 室内外の温度差があること

この2つの両方、あるいはいずれかで、結露は起こります。
料理、風呂、洗濯物、加湿器、人間や動物の存在なども原因になります。

結露の正体

結露の正体

暖かい空気が含むことのできる水蒸気の量をコップ一杯分、冷たい空気が含むことができる水蒸気の量をおちょこ1杯分としましょう。

暖かい空気が冷たい空気になると、含むことのできる水蒸気の量が少なくなるので、あまった水蒸気は空気中に入りきれなくなります。

空気に入りきれなくなった水蒸気が水滴となります。コップ1杯の水をおちょこに移すと水はあふれるますよね。
このあふれた水滴が「結露」と呼ばれているものです。

部屋中がびしょびしょになった状態を放置し、暖房すると湿気となります。寒い日に暖かい電車の中に入るとメガネが曇る現象と同じです。

すのこの限界を超えた結露問題

こうなると、いくら通気性が良いすのこでも、もうレベルが通気という問題ではなく、水というレベルなので、すのこでもカビが生えるのです。

対策は外気と部屋の温度を同じにすることですが、密閉度の高い部屋では、到底不可能です。窓を開けて暮らすわけにもいかず、湿度が約60%を超えたあたりからカビの好む湿度になっていきます。しかし冬の暖房で、日中は結露が殆ど発生しません。空気の温度が高いので、結露が発生しやすい場所も暖められているからです。

でも、朝起きた時の窓はものすごい結露があると思います、その原因は「寝る前まで暖めて就寝時に暖房を止める」日本の習慣が原因です。

暖房を止めることで、窓などの外気に接している部分が急速に冷えて結露が発生してしまうのです・つまり、結露の発生を減らしたい場合は、暖房器具を「寝るときに止める」のでなく、「1日中スイッチオンにしておく」のが効果的なのです。

そうすることで、ベッドの湿気も軽減できます。

やっぱり毎日、乾燥機でベッドを温めるかですね。

スイッチオンにするにしても、開放型暖房器はおすすめできません。

 

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結露は暖房器具で対策する

開放型とは、・燃料を燃やす部分が、部屋の内部で開放されているためにつけられた暖房機のことです。灯油やガスを燃料にした次のような暖房が該当します。

・ ガスストーブ

・ ガスファンヒーター

・ 石油ストーブ

・石油ファンヒーター

逆に、電気の暖房器具は、暖房時に燃焼しないタイプなので、室内に水分を出しません。

・FF式石油ファンヒーター

・FF式ガスファンヒーター

・電気ストーブ

・パネルヒーター

・エアコン

がそうです。

電気の暖房器具で常時暖房するのが結露対策にはおすすめです。
洗濯物の部屋干しはおすすめできません。

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結露が酷くなるとどうなるの?

窓やサッシの結露は目に見えるから早めに水滴を拭けば大丈夫です。

問題は、壁紙と壁の間など、目に見えない部分です。

気づいたらカビや腐食等があっという間に広がってしまった、というケースに悩まされます。

もうこれはすのこベッドがいくら優秀でもレベルが違うので、

カビは発生します。カビは一度発生すると、カビだけでなくダニも増えていきます。このカビやダニが原因でアレルギー(シックハウス症候群)となる場合も少なくないのです。それを防ぐために、室内の湿気を排除し、室内外の温度差を最大限に防止するのが重要です。

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養分

カビが育つにが養分が必要です。ところがカビは何でも養分にします。

ほこり・塗料・木材・プラスチック・ダンボール、畳…。

カビが成長しないように養分をなくすことは不可能ですが、最大限の対策は可能です。清潔にして、モノを減らすことがそうですね。

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酸素

カビが生えるのには酸素が必須条件です。酸素は人間も必要といているので対策は論外です。

時間

カビが目につくようになった状態は、カビの成長を意味します。成長には

カビの胞子が付着し、養分を得ながら成長する時間が必要です。
この時間をカットすることが対策になります。つまりこまめなお手入れですね。

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すのこベッドを使ったカビ対策

 

ダブルベッド

カビの胞子は空気中のいたるところにいるので、付着を回避することはできません。

カビが育つ5つの条件のうち、湿度と時間の対策は可能です。

すのこベッドにできるカビ対策

すのこベッドにできる最大の効果は汗対策です。しかし冬は温度差から、汗さえも結露の仲間入りしてしまうので、結露対策をやったうえで、効果を期待しましょう。

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すのこのカビの除去

すのこに生えた黒いポツポツは、カビなので、除去するようにしましょう。
天気の良い、晴れた日に、風通しの良い場所で陰干しを行い、すのこを乾燥させます。

直射日光に当てたくなりますが、天日干しするとすのこもひび割れや変色することがあるので、陰干しと風通しで乾燥するように、慎重に実施してください。

黒いポツポツは取れないかもしれませんが、しっかり陰干しするとカビはほぼ死滅します。黒いポツポツはサンドペーパーで研磨して除去すると美しくなります。取れない場合にはD.I.Yで相談して市販の薬剤を使用するようにしてください。換気に気をつけて薬剤を使った場合は、その後しっかり乾燥させてください。

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マットレスのカビ除去

残念なことにマットレスにまでカビが及んでいた場合には、薬品をつかわずに中性洗剤を使用します。薬品を使うと生地を傷めてしまうので、使用しません。
中性洗剤を水で薄め、よく拭き、その後しっかり水拭きします。しっかり乾燥させるようにします。できれば天日干しすると良いですね。

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まとめ

ベッドにはさまざまな素材が使われています。
すのこベッドは自然で優しい色合いと香り、温かみのある弾力性によるリラックス効果が素敵です。
無機質な素材では味わうことができない、すのこベッドは十分に引き出してくれます。
上質な睡眠を獲得するうえでとっても効果的です。

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