身体が冷えて眠りが浅い、眠れない人に3つの体温革命のおすすめ

起床時間は規則正しくする 冷え性

身体の冷え

身体が冷えて眠りが浅い、眠れないというお悩みはありませんか?
女性に多い悩みですね。

おなかや太ももを触ってみてください。
手のひらより冷たいと感じたなら身体が冷えている証拠です。
眠るときに、締め付け感のあるものを身につけていませんか。

冷えて眠れないから、眠れる人になるために、女性におすすめの体温革命をご紹介します。

視床下部(ししょうかぶ)を制して眠れる人になる

 

満腹、空腹の仕組み

眠れない人が、冷え性を解決するには、脳にある視床下部(ししょうかぶ)を制することです。

視床下部の主な働きは、以下のとおりです。 

  • 食欲等の本能行動のコントロール
  • 体温、血圧の調節
  • 自律神経機能の中枢

上の図は満腹と空腹の仕組みを書いた図ですが、

食事で体内にエネルギーが補給されると血糖値が上昇し、血液中のブドウ糖の濃度が上がります。→満腹中枢→体内ネットワークに情報伝達→大脳に情報が届きます。

脳の中心に位置する視床下部は脳の一部である間脳にあり、その他間脳には視床もあります。

間脳の場所は、大脳と中脳の間にあり、視床下部はその名称の通り、視床の下に位置します。
視床下部は自律神経系の最も複雑で,精巧な統合中枢です。

満腹中枢と摂食中枢は視床下部にあります。

血糖値、ブドウ糖の濃度で、満腹度を認知しています。

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食欲等の本能行動をコントロールして眠れる人になる

女性

女性の体温は、規則正しい食事で安定させる

人間の身体は食べ物でできています。
冷えに影響のある食べ物が話題になりますが、眠れる人になるには規則正しい食生活が大切です。

女性ホルモンは、規則正しい食と深く関係しています

  • 三度の食事の時間を規則正しくとる
  • 食事の量を一定にする

食が安定していると、自律神経が安定します。
基礎体温も安定します。
ホルモンの分泌も安定するので、体温の変動も順調を維持しやすくなります。

食が乱れて自律神経に負担をかけると、同時に卵巣から分泌されるエストロゲンの分泌が悪くなりリズムが狂ってきます。

ホルモンバランスも崩れます。

女性の身体にはリズムがあり、身体と心はホルモンバランスで大きく左右されます。

リズムというように、女性の体温は変動するものです。
周期的に変動する上、体調やストレスによっても変動します、

なので「基礎体温」を健康のバロメーターにしています。

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身体を温める食べ物と冷やす食べ物を整理して眠れる人になる

眠れる人になるには身体を温める食材を多く食べるようにしたいですね。

北方・寒冷地で採れる食材に体を温めるものが多い、南国育ちのものに体を冷やす食材が多い。。。といわれています。しかしなかには該当しないものもあります。

ここで紹介している食材はいくつかの要素で区分されているものです。
これらを普段の食事に積極的に摂り入れてみましょう。

 

体を温める食べ物

冬が旬、寒冷地で育つ、地中で育つ、暖色系、水分が少ない、発酵食品

・ニンジン
・カボチャ
・タマネギ
・レンコン
・ゴボウ
・ジャガイモ
・自然薯
・玄米
・シナモン
・クルミ
・鮭
・サバ
・エビ
・牛肉
・ラム肉
・納豆・・・・e.t.c

たまねぎ

体を温める食材、たまねぎは万能薬のように働いてくれます。

体を冷やす食べ物

夏が旬、南国育ち、寒色系、水分が多い

・キュウリ
・キャベツ
・レタス
・ナス
・小松菜
・タケノコ
・みかん
・スイカ
・メロン
・パイナップル
・白米
・うどん・・・・e.t.c

体温、血圧の調節にこだわって眠れる人になる

女性

女性ホルモン、エストロゲンとプロゲステロン

眠れる人になるに女性ホルモンのコントロールは大切です。

女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2つがあります。
ホルモンの分泌の増減で高温期と低温期が周期的に起こります。

一般的に高温期と低温期では、0.3度の体温差があるといいます。

高温期・低温期があるのは、妊娠を円滑に進めるためですが、この過程で「生理」があります。

エストロゲンは妊娠に関係するホルモンですが、記憶や認知など脳を活発にする機能にも影響を与えています。

これらをリズムよく軽やかに回していると身体の内側から健康でスマートな女性になっていきます。

女性ホルモン分泌と体温の変動

眠れる身体の温度は、女性の健康、ホルモン分泌と深く関わっています。

基礎体温とは、必要最低限のエネルギーしか使っていない時の体温をいいます、
つまり眠っている時の体温ですが、実際の測定は体を動かす前の安静時に口の中で測ります。

女性の基礎体温は、ホルモンの分泌量によって周期的に変化します。
これは女性だけの変動です。

高温期とは生理前の状態のときで、プロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌量が増え、身体の内部温度が下がりにくくします。

排卵から14日ほどでプロゲステロンの分泌量が減少します。

生理が起こると同時に基礎体温は「低温期」に入り、エストロゲン(卵胞ホルモン)が増加して再び妊娠の準備が始まります。

運動で末端まで血液を送り届ける習慣で眠れる人になる

眠れる人になるには、食の不安定さと併せて、気をつけたいのが、運動です。

現代人はデスクワークが増えています。
それが直接的な原因で運動不足に陥っています。

運動不足の自覚がある人は、毎日の生活に運動を取り入れていき、冷え性を改善していきましょう。

運動不足になると身体筋力が低下し、さらに筋肉量が落ちて、血液を送る役割も劣化します。

神経からの働きかけで筋肉は発熱をしている大切な部位です。
筋肉量を維持するには適度な運動が必要です。

ストレッチや筋トレ、ランニングなどで筋肉量を増やすことができれば、体温が上がり、基礎代謝も上がります。ストレッチは身体の力を抜いて行いましょう。

筋肉を増やすというと「ボディビルダー」を連想される方がいますが、生活で使う筋肉とは別物です。

手足の末端まで血液を送り届けることができると、冷え性の改善にも役立ちます。

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自律神経機能の中枢を制して眠れる人になる

副交感神経

身体の熱を有効に使って眠れる人になる

1)身体の熱を作り出せない虚弱体質

食事制限で無理なダイエットをしている人は、もともと体力のない虚弱体質の人に似ています。
無理なダイエットは、本来の目的から離れて、慢性疲労、老化、胃腸の弱りの原因になり、熱の量自体が不足してしまいます。

熱の量が少ないと全身を温めることができず、全体的に冷えやすく眠れない体質になります。

 

2)巡りが悪くて熱が行き届かない循環不足

熱量不足の人に対して、不規則な食生活、運動不足、ストレスなど生活習慣が原因で、身体の熱自体はあっても、巡りが悪く、身体の隅々まで熱が行き届かない人がいます。
心臓から遠い、手足や末端、下半身など局所が冷えやすくなり、眠りにくい体質になります。

このタイプの人は、熱自体はあるので、むやみに温めるより、自律神経のバランスを整えるように、不規則な食生活、運動不足、睡眠習慣を、自然体に戻すようにしましょう。

規則正しい食事、運動、睡眠をすれば改善できます。

生活習慣を整えて眠れる人になる

眠れる人に、ストレスは大敵です。

基礎体温が乱れる原因は様々ですが、生活リズムの乱れや強いストレスなどが原因になり得ます。例えば次のようなことに注意して、生活習慣を見直してみましょう。

● 体を温める食材を積極的に食べる
● 食事をとらないよう無理なダイエットをしない
● 栄養バランスのいい食事を心がける
● 足湯や半身浴などで冷えを改善する
● 適度な運動で基礎代謝を上げる(体に負担がかかりすぎる運動は避ける)
● 就寝前はリラックスし、質の良い睡眠でストレスを解消する

寝るときに身体を締め付けず眠れる人になる

眠れない人にとって、冷えは大敵。
冷えを防ぐには、眠るときに、締め付け感のあるものを身につけないのも効果があります。

ブラジャーやガードルをつけたままにしていませんか?
パジャマのゴムはきつくないですか?

寝るときに、身体の締め付けを無くと、自律神経のバランスが整い、良質な睡眠が得られます。

日中は交感神経という、緊張・ストレス・活動時に活発に働く神経が活躍します。
夜は、副交感神経という修復・休息・リラックス時に働く神経が身体を休めようとします。

しかし、ゴムの締め付けなどで身体にストレスを与え続けると、身体の緊張は続き、副交感神経が十分に働けません。

副交感神経がはたらく時間が短ければ、体が十分回復できずに、疲れがとれない、体が重たい、目覚めが悪い、肩や首がこる、めまい、微熱など、さまざまな不調があらわれてきます。

締め付けを無くすことで身体は休まり、目覚めが良くなって、頭がすっきりします。
日中のお仕事や家事も効率が上がるはず☆

夏でも身体を冷やさず、眠れる人になる

眠れずに困っている人が案外無関心なのが冷え対策です。

冷えやすい人は夏でも身体を冷やさないことが大切です。

睡眠中に起こる「こむら返り」も冷えが原因のひとつです。

特に明け方、気温が下がったときに脚が冷えやすくなります。

冷えを改善するには、「足首まわし」が有効だとご存知ですか?

テレビを見ながらでもできるので、簡単です。

床に座って両足を伸ばしましょう。椅子に座ってもOKです。

足の指と手の指をしっかり組んで。足首をしっかり回します。

血行が促進されて全身がポカポカします。

冬でも重ね着はしないで、眠れる人になる

寒いからといって、掛け布団を何枚も重ねるのは重ね着は間違いです。

床からの冷気を遮断するのが大事です。動かない空気は断熱効果が高いので、アルミシートが効果的です。特に筋肉が少ない女性や高齢者は、身体の熱が奪われないように、しっかり断熱するのが効果的。

寒くて眠れないといって、8枚重ねた掛け布団を使用していた女性がいましたが、これだけ重ねると血行不良になって、暖かくなりません。

また背中を温めると全身がポカポカして血行が良くなります。毛布や保温性の高い敷きパッドを使って背中を温めるのも良いでしょう。

また値段は高いですが、温熱電位マットはは温泉に入っているような心地よさです。

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冷え性やストレスの多い人には、迷うことなくおすすめです。

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まとめ

チェック

  • 食欲等の本能行動のコントロール
  • 体温、血圧の調節
  • 自律神経機能の中枢

視床下部が司っている役割を上手に果たせるようにしてあげることが、身体を改善して心地よい眠りにするのが眠れる人になるポイントです。

スリープアスリート(睡眠マスター)、つまり規則正しい生活を心がけると、自然に整います。

現代は、規則正しい生活を顧みない風潮が強く、それにつきあっていると「人生100年時代」を上手に過ごせなくなります。

働き方革命の真の狙いは、いまの課題だけを考えたものではなく、「人生100年時代」
生産できる高齢化社会への大転換です。

その秘訣は、シンプルです。
規則正しい食事、適切な運動、規則正しい睡眠の三つです。

それはどこか遠くにあるのではなく、あなたの手の中にあります。
女性にやさしいベッドで、しっかり快眠、パフォーマンス全開で幸運を引き寄せましょう。

 

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