マインドフルネスにPDCA全速鬼回転

PDCA全速鬼回転 人生100年時代のマインドフルネス実践講座
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こんにちは、人生100年時代の「マインドフルネス実践講座」のコーチ、ゲンキポリタンです。

PDCAは、よく知られているように『Plan→Do→Check→Action』4つの行程それぞれの頭文字をとったもので、画像の順番で段階を回していきます。

ご存知だとは思いますが一応ひとつずつ簡単に説明しておきます。

「Plan=計画」

目標を設定し、目標達成のために何をどうするか仮説を立て、プランニング(計画)することです。

いつ、何を、誰が、どのくらい(量)、いつまでに、どのように、なぜするのか、5W1Hを明確にします。

なかでも時間(いつまでに)は重要な要素になります。

PDCAをできるまで繰り返せば必ずできるようになります。しかしいつまでに」という期限があるので、期限内に達成することが条件づけられています。

 

「Do=実行」

計画をもとに具体的に実行します。

計画したことを意識し、結果が分かるように、数値が付いて回ります。

 

「Check=評価」

実行した結果が、良かったのか悪かったのかを判断します。

計画に沿った実行が出来ていたのか、数値で測定、検証して評価します。

「Action=改善」

検証結果から課題を見つけ出し、解決策を考え改善して、次の「Plan=計画」として再度実行します。

『Plan→Do→Check→Action』が1サイクルですが、期限内に達成することが条件づけられているので、全速回転させることが重要になります。

『Plan→Do→Check→Action』を具体的にどう行うのかは、環境・条件などが個別の案件ごとに違いすぎるので、マニュアルというより、大原則として理解し、状況に応じたPDCAが大事だといえます。マニュアル化するとかえって分かりズラいことになると思います。

PDCAの事例

「Plan=計画」

たとえば1日100人の新規客動員を目標とします。そのために集客イベントを具体的に立案します。併せて告知方法を立案します。

「Do=実行」

立案した告知方法を実行、イベントを開催します。

「Check=評価」

結果を集計し、実行した結果が、良かったのか悪かったのかを判断します。告知エリアは適切だったか、告知数は十分だったか、イベントはどうだったかなど、数値で測定、検証して評価します。

「Action=改善」

検証で見えた課題を次の集客作戦に生かし、再挑戦します。つまり「Plan=計画」の段階で準備は正しかったのかを意味しています。

PDCAが回せない

さて、問題はPDCAの重要性は分かっていても、PDCAを最速鬼回転どころか、回そうとしない人々がいることです。

回せない理由は、こちらでも触れましたが、三つの心のバランスの悪さに起因しています。

マインドフルネスで「PDCA全速鬼回転」に大変身
「無邪気な子ども」が乏しい人に、PDCAは回せないと断言します。理由は失敗を嫌がるからです。失敗が嫌なら、念入りな準備をすればいいと思いますが、準備すら嫌がります。とりあえず形式的にやって終わりなのです。マインドフルネス研修では、この状態から連れ出し、自信に満ちたマインドフルネスな人に大変身を実現します。

 

効率的にPDCAを回す3つのポイント

PDCAを回す上で、重要なポイントがあります。

この3つのポイントを押さえるだけでPDCAの効果が大きく変わります。

1.計画は具体的に

計画は具体的で明確な内容でないと計画とは呼べません。

PDCAが回らない一番の原因は計画を立てる段階に問題があります。

もし、思うように計画が進まなかった場合を考えて「対策」を計画に織り込んでおく必要があります。

つまり現状から乖離していて「スローガン」になっているのです。

しかし、具体的で明確な内容でないと計画の場合、対策がなく、絵に描いた餅になっています。

2.根本的な原因を探して対策が打てる

なぜ、現状から「乖離」しているのに、計画として扱うのでしょうか?

新人なら、いざ知らず、経験を踏んだ人が作る計画としては乱暴です。

うまくいかない場合には必ず原因があります。

原因となることを脇周りで全部ピックアップして、もし予想される障害が発生したら、どう対処するか。それでもうまくいかない場合がどうするかと危機管理をすることで、ほとんどの障害に対応できます。

これを最低でも毎月するわけですから、障害のリストアップ、対策のプロになっていきます。

さらに、なぜ、このような障害が起こるのかを、なぜ、なぜ、なぜと5回掘り下げたら、かなり深掘りできるので、日常のマネジメント、全般に役立てることができるようになります。

必然でコミュニケーションも改善されていくので、離職率も下がっていきます。

3.改善案は定量的に

打つ手は、情緒的、感情的な、説方に終わらず、具体的な定量評価ができる定量性を貫く。

30件アプローチすると決めたら、30件を必ず実行する。

このときに、個人のやる気」など情緒的に問題にすり替えないことが重要です。

担当者本人が、「僕が悪いんです」と言うといかにも反省しているようですが、それに振り回されないようにして、合理的な問題を見落としていないか、行動過程にデメリットになるようなことはないか調べます。

PDCAは一度だけ回しても効果は出ない

PDCA鬼回転というほどですから、高速で回し続けないと効果はでません。

特に。準備不足がある場合には、準備不足を取り戻す覚悟が必要です。

PDCAは1度回したのでは効果は出ない性質のものです。

何度も繰り返しおこなうことで徐々に「改善効果」が出てきます。
日々の積み重ねが最終的に大きな成果につながっていきます。

能力の差や経験の差を縮める唯一の手段です。

子どもが自転車に乗りたい一心で、何度もトライして諦めないことと同じです。

無邪気なこどもの心がモノ言います。

マインドフルネスでPDCA全速鬼回転

マインドフルネスとは注意深くなりきった状態です。

PDCAそのものになりきった状態でPDCAを鬼回転すると、どうなると思いますか?

ほとんどの人は、ここで選択を間違えます。

結果をだすことばかりに関心が高くなり、PDCAから遠のいてしまいます。

執着心ばかり強くなり、全体像が見えなくなってしまいます。

「システム思考」というほどではないにしても、因果関係は張り巡らされています。

すべての関係を整えるのがPDCAwo円滑に回すコツになります。

淡々とPDCAを回せるように慣れてくださう。

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