応答性
至急応答せよ。って言葉がありますよね。
応答性って言葉も。
応答性とは、乳幼児が自分の欲求や衝動あるいは感情に基づいて何かしらの発信行動を示したとき、養育者がその発信行動を共感的に受け止めて、その背後にある意味を解釈し適切な対応を乳幼児ができるように適切に反応し返すことをさす。
情緒的応答性とは、言い換えれば、乳幼児の発信行動に対する養育者の情緒的表現や反応を利用して乳幼児が自分の抱える不安を除去したり欲求あるいは願望を叶えられたりするように、養育者が共感的に応じることである。
難しくて何言ってるんだかいまひとつよくわかりません。
要するに、子どもがなにか希求すれば、愛情をもって反応すること。
それも速やかに反応して一刻も早く安心させてあげるということですね。
この「いますぐに」がすこぶる重要です。
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応答しない大人たち
ところが大人は大人の感覚で測ってしまう。
というか、赤ちゃんのいますぐ、若者のいますぐ、大人のいますぐ、老人のいますぐはみんな違うと思うんです。
だったら、誰に対しても、どこに合わすかというと「赤ちゃんのいますぐ」がグッド・チューニングだと思います。
それはただ単に時間的にいますぐということではなく、「いますぐ望みを叶える努力」をすることだと思います。
なにかを欲しがっているとしたら、電話をして営業時間を確認するでもいい。
その上で、「今日は何時までやっているそうだから、何時になったら一緒に行こうね」っていってあげるとそこまでしてくれる姿に「明日でもいいよ」と返してくれたりするものだからです。自分をないがしろにしていないとわかったら安心できるのです。
それってすごく当たり前というか、わかり易いと思いませんか?
子どもは自分をどう扱うか、じ〜っと見つめています。
親の行為に子どもは敏感、感受性の高い子ほどそうです。
親の態度に愛情(保護)を感じ取っているのです。
信頼関係があれば、子どもはスクスク育ちます。
もし、「今度またね」と言われたら、どうでしょう?
自分が無視されたように感じます。もし繰り返し見せつけられたら歪んでしまいます。
求めているのは、もし、自分になにかあれば、すぐに飛んできてくれる安心感だからです。
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