自立の時期
18歳。いよいよ成人式を迎える自立の時期です。長かった子育てもいよいよ仕上げの時期です。
自立した成人として不足するライフスキルを発見して身につけさせるようにしましょう。と、いってもこの時期になると幼児のように聞き入れてくれません。
ライフスキルは子育て全般を通じて学んでいきます。
各段階でしっかり育てておくこちが18歳～20歳の時に成果となって表れます。
自立とは、親から離れるだけでなく「なれる最高の自分」になることです。
「なれる最高の自分」になることは一生涯続くことですが、20歳としての「なれる最高」をめざしたいものです。何歳をもって成人とするか、社会通念上の決まりに准ずるか、親子で決めるか、はそれぞれの選択にすれば良いと思いますが、決めるのは親です。親の子育てのゴールだからです。
自立できるように期限までに間に合わせましょう。
どこまで「なれる」のか、成人までの子育てのあり方次第です。いま成人を何歳にするか、論議を呼んでいますが、決めるのは親です。親の子育てのゴールだからです。自立させるように期限までに間に合わせるのが親の仕事です。
現実問題として、アルバイトやクラブ活動さらに友人との交遊などを考えると、外で疲れて家に帰れば持ち時間は休息に充てるという状態では、いうことを聞いて、勉強に没頭することもなく、親の方も望む大学なり、会社に就職してくれたら良いで終わってしまうことが多いようです。
大事なのは、0歳からの躾に尽きます。思春期になると「現代」の情報量が親より増えてくるので、親の言うことを聞かなくなります。
そのために幼い頃から躾を重視しています。しかも5歳～12歳の境界を認識する時期では、報連相を習慣化しています。12〜18歳ではバウンダリーができるように推奨しています。言うことを聞く、聞かないの問題は「依存」さらに「共依存」の問題が絡んでいるからです。自立とは親から離れ自由になるということですが、自由とは良識であり、責任を伴う意味です。
「あなたのしたいようにすれば良い。しかし、その責任は自分でとりなさい。」ということであって、親離れ、子離れなのです。
18歳～20歳自立の時期はその集大成です。
▼各ライフスキルの重点期間。
・コミュニケーションスキル
０歳～5ヶ月、5ヶ月～10ヶ月、10ヶ月～18ヶ月、3歳～5歳
・自己認識スキル
０歳～5ヶ月、5ヶ月～10ヶ月、10ヶ月～18ヶ月、18ヶ月～3歳
・ストレス対処スキル
０歳～5ヶ月、5ヶ月～10ヶ月、10ヶ月～18ヶ月、18ヶ月～3歳、3歳～5歳
・意志決定スキル
5ヶ月～10ヶ月、3歳～5歳、5歳～12歳、18歳～20歳
・目標設定スキル
5ヶ月～10ヶ月、5歳～12歳、12歳～18歳、18歳～20歳、
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