ひとり会社の自然と心と方向性を整えるマインドフルネス

努力はフローに勝てない ひとり会社
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こんにちは、人生100年時代の「マインドフルネス実践講座」のコーチ、ゲンキポリタンです

副業を認めている企業が40%に達しました。

「働き方改革」で政府も後押ししていますが、要は企業が社員をシェアしだしたということですね。人生100年時代の丸抱えギブアップ宣言です。

Facebookは、2021年にコーポレートヴィレッジをオープンさせる予定。東京ドーム5個分の敷地に作るコーポレートヴィレッジとは早い話「城下町」ですね。会社を拠点にした生活まるごとプロジェクト。

方法(=Do)に違いがあっても、仕事のあり方(=Be)は、大企業でも、SOHO(ホームオフィス、テレワーク、在宅勤務)でも同じです。生産性の違いは、高いモチベーションとやる気だけでは生じません。あり方とやり方の相乗効果が決め手になるから「マインドフルネス」が効果を発揮します。

だから、SOHO(ホームオフィス、テレワーク、在宅勤務)が、レイアウトとかで悩む前に、あり方(Be)を整えることをお勧めします。いわば自我の整え方です。

ひとり会社の孤独

オーナーの孤独

SOHO(ひとり会社、個人事業主、ホームオフィス、テレワーク、在宅勤務)は孤独なので、社会と絆を持ちたくなるものです。

いいえ。人生100年時代を生きる人はみんな孤独だと思います。孤独であることはいまも昔も同じだけど感じ方が強いのが現代社会で、社員シェア時代が進むほど、この傾向はますます強くなります。
だって帰属意識が弱くなる一方ですからね、

そこで職場意識が強くなりすぎて、物を整えたくなりますが、最近は逆の傾向でミニマリストが人気です。

そこがお家でアルバイトしている主婦と感覚が違うとことです。
主婦の場合、要するに仕事ができればなんでもいいじゃんの気軽さです。
いかにして孤独に勝つかなんて煩悩を持たない身軽さがモットーです。

いまはコンビニの機能も飛躍的にアップしたのでコピー機もファクスもなくてもなくても全然困りません。

いまの世の中、ハードよりソフトがますます大事になっています。
そこで冒頭の話に戻りますが、Be(あり方です)

私たちは人生ストーリーを持って生まれてきます。
実際には生後まもなく(1年半ぐらいで持つことになるのですが)
持った記憶もないまま「深層」に潜り込ませて成人に突き進むます。

目標となる生き方は潜在意識に紛れ込んでいるので、自分でも振り回されることになります。
そこへ、SOHO(ホームオフィス、テレワーク、在宅勤務)が降りたつわけです。
だから孤独だ、ミニマリストだ、とやってると、なんとなくややこしいのは想像がつくと思います。

ミニマリストの功罪

ミニマリスト

ミニマリストは、見た目がすっきりして、図書館かカフェかいう位、すっきりしていいですね。

でも何もないのが最高!なんて言ってると、やがて「フロー」が「片付け」になってしまいます。
もっとも職業が「こんまり」さんだったら「片付け」でフローになっても全然OKです。

でも仕事が「片付け」でないなら、「自分のフロー」はどの状態なのか、気にした方がいいですね。

自分のフロー

無邪気な子どもの心

机の片付けと引き換えに「フロー(没頭)」の流れも片付けていないか、気をつけましょう。

親が外から帰ってきた子どもに「なにをしていたの?」と聞くと、子どもは「なんにも」と答えます。実際は「あれも、これも、それも」なのですが、嘘ではなく「なんにも」なのです。

どういうことでしょうか?

正しくは「マインドフルネスだったので記憶にありません」なのです。

一瞬、一瞬が「フローだっだので、特になにをしていたか、記憶にないだけです」

世の多くの親は、子ども部屋が散らかっていると、子どもに「片づけなさい」といいます。
これをマインドフルネス用語に翻訳すると「創造性を発揮してはいけません」という禁止令にあたります。

「片づいていない」=「親の仕事ができていない」「家事をやり遂げていない」罪悪感から救われるために母親は禁止令を発動してしまうのです。

無意識の「片づけなさい」は創造性の封じ込みです。

片づいていない状態で遊ぶ子どもを観察してみてください。しばらく遊ぶと、飽きて他のことに手を出します。その繰り返しを続けますが、その間、前にしていたことは「放置」したままです。

ひとつひとつ、片づけて次の遊びに行くわけではありません。

親の意見でいうと、「ひとつひとつ、片づけて次の遊びに行きなさい」ということになりますが、これは根本的に子どもの発想と食い違います。

なぜなら、彼らにしたら、前の遊びは終わっていないのです。

その証拠に散らかり放題が臨界点に達すると、遊ぶと飽きて他のことに手を出す繰り返しがストップして、組み合わせが始まるのです。

点と点を繋いで生まれたiPhone

点と点をつなぐ

これはスティーブ・ジョブズが言った「点と点をつなぐ話」に通じます。

・・・・(前略)科学ではとらえきれない伝統的で芸術的な文字の世界のとりこになったのです。当時は、これがいずれ何かの役に立つとは考えもしなかった。

ところが10年後、最初のマッキントッシュを設計していたとき、カリグラフの知識が急によみがえってきたのです。そして、その知識をすべて、マックに注ぎ込みました。美しいフォントを持つ最初のコンピューターの誕生です。

もし大学であの講義がなかったら、マックには多様なフォントや字間調整機能も入っていなかったでしょう。ウィンドウズはマックをコピーしただけなので、パソコンにこうした機能が盛り込まれることもなかったでしょう。

もし私が退学を決心していなかったら、あのカリグラフの講義に潜り込むことはなかったし、パソコンが現在のようなすばらしいフォントを備えることもなかった。もちろん、当時は先々のために点と点をつなげる意識などありませんでした。しかし、いまふり返ると、将来役立つことを大学でしっかり学んでいたわけです。

繰り返しですが、将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできません。できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。だから、我々はいまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。運命、カルマ…、何にせよ我々は何かを信じないとやっていけないのです。私はこのやり方で後悔したことはありません。むしろ、今になって大きな差をもたらしてくれたと思います。(あと省略)

何度聞いても、読んでも、胸に突き刺さる神!スティーブ・ジョブズ氏の言葉です。

ホームオフィスの危険を考える

会社に行ってたら、人目があるので、良くも悪くも抑制が効きます。
レンタルオフィスならまだしも、ホームオフィスになると、解放されすぎる環境に置かれるので過剰に不安になってしまうこともすくなくありません。

そこで気になるのが自我のバランスです。

エゴグラム事例

自我は親、大人、子どもの3つに分かれていて、3つを使いわけて日常生活を過ごしています。
ビジネスシーンでは、大人の心を中心に、親の心、時に子どもの心を使っています。
(人によって3つの心の強さのバランスは違います。)

親の心、特に母親の心が強い男性もいれば、大人の心が強い男性もいます。
なにが強いかで物事の見方も変わりますし、対処の仕方も変わります。

自我のバランスで、厳格な父親の心が強い人と、無邪気な子どもの心が強い人のふたりが、起業して、事業をはじめた場合、どうなるでしょう。

厳格な父親の心が強い人は会社にいるように厳格なルールで過ごしますが、無邪気な子どもの心が強い人の場合、好きなことに熱中してネットサーフィンしてしまう可能性も高くなります。

まずは「ひとり会社のオフィス」
デスクや椅子、本棚、書類キャビネットなど考えたいことはいくつもありますが、フローできる環境づくりです。没頭、集中できる環境です。

冒頭にあげたFacebookのコーポレートヴィレッジは、その典型といえないでしょうか?
私たちはハード面に注目しがちですが、特に視覚に訴えるテレビ報道はハードを強調すと思いますが、いちばん大事なのは「フローできる環境」です。

そこで自分の自我のバランスを知って、マインド面のオフィスデザインをすることが必要になります。

三つの自我

3つの心

では、まず自分の自我のバランス、人生ストーリーを知ることからはじめましょう。

自由で無邪気、没頭が止まらない片づけない子どもの心・・・これがマインドフルネスです。

まとめ

ひとり会社の点と点とつなぐマインドフルネスな整え方

今回は「自然と心と方向性が整うマインドフルネス」のプロローグになりました。

続きは

事例で考えるマインドフルネスなリーダー像
こうありたい自分のエゴグラムを作り、現実の自分にすることにエゴグラム作成の意義があります。しかし落とし穴はここにあります!自己否定がプラスになることはありません。自分はダメだからあの頂上に登るというのは、拷問でしかないのです。ますます「阿頼耶識」を強めてしまうからです。対策は「気にせず、マインドフルネスでいることです」

子どもの片づけない力こそ人生100年時代の宝です。
私たちは大海原を行く海賊なのです。(笑)

マインドフルネスは、一切の評価をせずに「いまここ」の自分を受容します。
考えるのではなく身体を受容して身体を通して「いまここ」にいる自分に気づきます。

私たちはみんな。
自分は何をしているのか。呼吸をしている自分、手足を動かしている自分がいることに気づきます。
片づけることなく点と点をつなぐことに没頭している子どもです。

 

マインドフルネスは認知の歪みに直接関わりません。

あるがままの自分を受け入れて身体を通して真理を得るからです。

難しそうですね。でも意外に簡単なんですよ。なぜならすでに気づいているからです。

認知の歪みは禁止令でできてしまったのです!

  1. 全か無か思考(二分法的思考)
  2. 般化のしすぎ
  3. 心のフィルター
  4. マイナス化思考(プラスの否定)
  5. 結論への飛躍
    • 心の読みすぎ
    • 先読みの間違い
  6. 拡大解釈(破滅化)と過小評価
  7. 情的決め付け
  8. べき思考
  9. レッテル貼
  10. 個人化(責任転嫁)

気づいていることに気づくのがマインドフルネス!

マインドフルネスで私の人生、生きやすくなり、「し合わせ」につながりました!点と点をつないだおかげです。

 

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