たとえば富山県の人が、富山の自宅でコーヒーを飲んでいるとき、その人を愛する人が大阪で富山のランプのそばでコーヒーをしている。互いの脳裏には互いの顔を浮かべている。
「意味のある偶然の一致」を経験したことはあるはず。シンクロニシティは、強い磁波で起こります。
「お昼に中華を食べたいと思っていたら、友人に中華を誘われた」「喉が乾いたと思って歩いていたら新製品のジュースのサンプルもらった」なぜ、こんなことが起こるのでしょう。そこにどんな意味があるのでしょう。
リーダーシップともに人生の叡智がつまっているシンクロニシティ(共時性)を解析します。
シンクロニシティとリーダーシップ
なぜシンクロニシティが起こるのでしょう?
まず、車や電話、携帯電話、宇宙への旅は、どのようにして誕生したのでしょう?
思い描いた人がいたから現実になったのです。
不思議なことに、心を開いて全存在を投じて一心に取り組んでいると、強い波動が発信されて、同じような人、似たような人が集まってきて、思いは現実になります。
もっとシンプルに長い間、相思相愛の関係で互いに強い想いでその人のことを考え続けて、会いたいと想っているがいると出会います。
なぜ会えるのでしょう。ソウルメートのように身体の半分にその相手がいるからです。
執着は快適な波動ではないので執着だとシンクロニシティは起こりません。
シンクロニシティには、互いに心からの慈悲・慈愛の同じ想いが必要なのです。
慈悲・慈愛のがないと出会うことはありません。恋愛でも仕事でも学問でも同じです。
世界は自分だから、自分が動かないと世界は変わりません。
世界を大切な願いにしたら素敵なシンクロニシティを体験します。
世界は実践の場なので、時を大切に、耳を澄まして気持ちを整えて呼吸を正しく行いましょう。
ため息をつく感じでOKなので、完璧な呼吸にこだわって二酸化炭素の出し過ぎ(つまり過呼吸)にならないようにしてください。運動もしていないのに必要以上に多く呼吸をすると、体内の酸素が増え過ぎ、逆に二酸化炭素が少ない状態になって過呼吸になってしまいます。
体内の酸素を吐き出すだけでいいのです。吐き出したら自然にゆっくり息とリーダーシップをを吸い込みます。
見えないこと見えることがあります。しかし見えないことを「ある」というと、アタマがどうかしていると思われます。この世ではそのように教育されるからです。
ディスグラフィア(書字障害)とiPad
ディスグラフィア(書字障害)という障害の悩む子どもたちがいます。
ディスグラフィアは書字障害のことをさし、「読む」「書く」「聞く」「話す」「計算する」「推測する」のうち、文字を「書く」ことに困難がある学習障害(LD)です。
・書き文字がマスや行から大きくはみ出してしまう
・文字を書くときに鏡文字を書く
・年相応の漢字を書くことができない
・文字を書く際に余分に線や点を書いてしまう
・間違った助詞を使ってしまう
・句読点などを忘れる
など
ディスグラフィア」どんな障害か、次のように定義されています。
- 綴字の困難さ
- 文法と句読点の正確さ
- 書字表出の明確さまたは構成力
(日本精神神経学会/監修『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』2014年 医学書院/刊 p66より引用した)
ところがiPadを使うと、普通の子どもたち同様、あるいはそれ以上に表現、書き取りができるのです。授業中にiPadの使用は禁止されていたので、ネット利用、ゲーム利用などの機能を外し、使用許可に奮闘。一年以上かかって許可を得ました。いまもアタマの硬い人にはなかなか受け入れてもらえないそうですが、メガネと同じ位置付けにさえすれば済んでしまうことです。
テレビやラジオなど最大公約数で物事を捉える習慣が根付いた反動で「多様性」が流行りですが、多様性というひとことで片付けてほしくはありません。人は一人ひとり違います。
遺伝子もあるでしょうし、教育の違いは個人に重く影響を強いています。
教育は正しいと思い込まない
おぎゃーと生まれて時が進むプロセスで出会う親というものは、ありがたいものですが、そのありがたさに仕込まれた刃で子どもを傷つけます。
ここでいう親とは、毒親とが虐待とは縁のない普通の親です。
つまり親とか教師とか、子どもより身体が大きくて強く賢い権威者による教育の結果が遺伝子情報として積み上がっていくのです。
そういう人は自分の言う事を聞くのが子どものためになると信じていて、実際にそうするでしょう。
事実一部の人は自尊心が低いまま、そうすることが正しいと考えて実行しました。
自分が子どもの頃にされたように実行してしまった人たちです。自分に言われたことをそのままコピーして、子どもにはそういうものだ、そうすることが正しいと思い込んでしまったのです。それは親の教育が終わっても「悪癖」という名の遺伝子情報は更新され続けます。
悪癖がどのようにあなたを束縛しているのか、見てみましょう。
人は5つの心のバランスでできている
悪癖への対策は、自分のままに生きることにつきます。
ところが簡単にはいきません。
上の図のように、人は5つの心で心構えからできているからです。
ほとんどの方はこ5つの心のバランスに気がつきません。
人はだれでもP.(親)A(大人)C(子ども)の3つの心(厳密には5つの心)がありますが、そのバランスが違います。
- 厳格な父親的な心
- 保護的な母親的な心
- 一般社会人としての大人の心
- 無邪気な子供の心(=「保護的な母親的な心」の裏返し)
- 従順な子供の心(=「厳格な父親的な心」の裏返し)
5つの心があることも、バランスが人によって違うのも知りません。しかし人を支配していることはまぎれもない事実です。
5つの心のバランスでライフスキルの会得も、リーダーシップの適性も変わります。
だから無理強いせずに、その人に合ったことをしながら、ライフスキル講座などでバランスを替える勉強をしましょう。
子育ての仕方で、人それぞれに特徴ができあがります。
たとえば
無邪気な子供の心(=「保護的な母親的な心」の裏返し)が強い人、弱い人
従順な子供の心(=「厳格な父親的な心」の裏返し)
厳格な父親的な心が強い人は、従順な子供の心(=「厳格な父親的な心」の裏返し)が好みです。子供はそのように育ち習慣によってそういう大人になる傾向があります。
この傾向を克服して、なりたい自分になることが真実の自分を生きる道につながっています。
「悪癖」は良い習慣で克服する
自分は無価値な人間だと思い込まされてしまった人たち(実は大半の人ですが)は、対策として次のことを守りましょう。
・どんなことがあっても自分を責めない。
・自分のミスは全部許す、
・自分をアピールしていい、
・世界でもっとも重要なのは人は自分だと信じる。
・他人と比べようもないので比べない
人は無邪気な子どもで良いのです。
ほとんどの人が間違った教育の結果、仮想空間に生きています。
そのために自分自身が価値があると思うことを目標にしないで生きることに疑問を持たずに生きています。自転車の乗り方より乗りたい気持ちが大切です。
人は一人ひとり、みんな違う
だから見える物もあるけれど、見えないものもあると信じるセンスは不思議でもなんでもないのです。
他人の主権を侵さなければいいのです。
他者は自分の期待通りに他者は動きません。誰もが同じルールに従って考えて行動するなら快適かもしれません。でも人はひとりひとり育った環境も受けた教育も違うので、自分の行動規範に従って行動するしかないのです。
人はやりたいことも違うし、目的も違っていいのです。
人と比べる必要なないと教育しながら比べている愚かさを実践してのです。
シンクロニシティとリーダーシップは似ている
リーダーシップは、断片的な考え方ではなく、見えることも見えないことも全体をつかむ心意気、つまり見えない未来も見えないことの一部、多様性というひとりひとりのバラバラな行動もそのひとつ。垣根をどんどん取っ払えば自然発生的にただひとつの精神が生みだすエネルギー。リーダーシップとシンクロニシティの引き寄せる力に似ています。
リーダーシップもシンクロニシティも自然発生的なもの、対象は決まっていません。
野球ではリーダーシップが発揮できなかったが、茶道ではリーダーシップが働いたということがフツーにあるのです。学校の勉強も同じです。
シンクロニシティが起こるのは。お釈迦様が唱えた「一人一宇宙」が人の基本だからです。
誰も自分の宇宙から出られないし、入ることもできません。自分の宇宙を生きるしか方法はありません。だからお釈迦様は「一切皆苦」を解決するために一生を投じましたが、あなたが(難しいですが)「一切皆楽」を貫いても良いのです。
自由とは垣根を創ることではなく、意思と叡智を働かせること、シンクロニシティはリーダーシップが働いているところに虫の知らせのように因果関係がない2つの事象を起こします。
ユングはこれを「非因果的連関の原理」と呼びました。
シンクロニシティとは、ユングが提唱した概念で、竹内まりや、乃木坂46も歌にしている「意味のある偶然の一致」を指し、日本語では主に「共時性」「同時性」もしくは「同時発生」と訳されています。
万物は生成し、変化するという考えもあります。世界の原理は運動であり、全てが変化するという主張です。変化する最中に強い共時性が働いて因果関係のない2つの事象が同時発生することは思い込みを撃破する可能性の知らせです。可能性の知らせを受け取ったらリーダーシップを発揮して、俯瞰して捉え直して行動しましょう。
リーダーシップとは思い込みを超えて全体を捉える習慣
リーダーシップとは部分を捉えるのではなく思い込みを超えて、常に全体を捉える習慣です。部分にしか関心がないとリーダーシップは育ちません。シンクロニシティも同じ道理です。
「色不異空」「空不異色」全く同じことをひっくり返したにすぎませんが、「色は空に異ならず」「空は色に異ならず」というと違うことかと錯覚します。「空」と「色」は同じだと言ってるだけです。
つまり「空はない」と言ってるだけで「色はある」という意味です。全く訳が分からなくなります。言い換えると「女は男に異ならず」「男は女に異ならず」と言うのと同じで気が短い人なら「バカバカしくてつきあってられない」と思うでしょう。
そこを一歩掘り下げて「男も女も同じ人間だ」と気がつくと物事の本質に近づきます。
リーダーシップとは部分を捉えるのではなく思い込みを超えて、常に全体を捉える習慣です。だから本質を追求するエネルギーなので、仕事のみならず恋愛でも叡智としてエネルギーを発揮します。
なんの因果もなく、同じことが同時に起こるというのは「繋がっている」証拠だと感じるチャンス。ワクワク、ドキドキ、希望を感じさせますよね。
つまり叡智とは、自分の全存在を傾けた配慮です。自由とは気ままな身勝手を謳歌することことではなく、意思と叡智を働かせることです。リーダーシップはもっとも分かりやすいその代表です。
シンクロニシティは宇宙からのソウル電波です。
電磁場を嗅ぎつけてビビッとした場面に遭遇する瞬間こそシンクロニシティです。
信じるにはまだ不十分だなんて、くそ真面目に「シンクロニシティ」と考えていると越えられるものも越えられなくなります。完璧主義なんてクソくらえです。「まだ不十分」という呪文に「もうやめなさい」と宇宙から警告を出しているのがシンクロニシティです。
60兆のネットワークで繋がった根源的ないのち
ひとりの人間、ひとつとっても、膨大な情報の産物だと解ります。自分が自分についてどれだけ知っているのでしょう。ほとんど知りません。1回の性交で4億の精子が射精されて、1個の卵子に向かっていきます。受け入れられるのは1個の精子です。それは偶然でしょうか。あるいは選ばれる条件をクリアしていたからでしょうか。選ばれた精子と卵子は、もともとのいのちになり60兆という細胞のネットワークを創ります。私たちの想像の域を超えた活動が意思を超えて起こっているのが現実です。
私たちの中には、過去の祖先たちの遺伝子情報がすべてつまっているといます。そして、潜在意識の底では私たちはつながっていて、さらに宇宙意識ともつながっているのです。
シンクロニシティとは、人類のすべての叡智の宝庫である宇宙意識が私たちに教えてくれるメッセージ。宇宙は、あなたに常にメッセージを与える準備はできています。それを引き寄せるのも、シンクロニシティをきっかけに、大成功までもっていくのもあなた次第です。
こういうと信じる人はグッと減るのではないでしょうか。
しかし三蔵法師がインドから持ち帰った経典、つまりいまもお坊さんのお経として知られる般若心経のルーツである「唯識」では潜在意識の底の底にある「阿頼耶識(あらやしき)」がその仕組みを説明しています。阿頼耶識にはオギャーと生まれた時からの感情体験を主体に取捨選択した記憶を根本心の種子として収納しています。種子なのでそこから育つ記憶があります。
建設的な記憶なら自身の背中を押す役目をしてくれますが、逆に否定的な種子であれば自己否定的な記憶を集めて育てます。赤ちゃんは失敗の経験が多数あり、幼児期からの教育も否定的なので、ほとんどの人は阿頼耶識に自己否定感を溜め込んでいます。
これが苦しみのはじまりです。
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