システム思考ができるマインドフルネスなリーダーシップ

マインドフルネス システム思考
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ホームオフィス、テレワーク、スモールオフィス、モバイルオフィス、在宅勤務、レンタルオフィス・・・ひとりで仕事をしているはずなのに、マインドフルネスなリーダーシップは欠かせません。

ひとり会社は、目に見えなくてもチームワークをしています。

しかもマインドフルネスなリーダーシップってなんでしょう?

さらに正しいチームワークってなんでしょう?

正しいシステム思考ができるマインドフルネスなリーダーシップは全部に答えを出します。

解れば今日から正しい仕事術が実践できます。

この記事は以下の方におすすめです

  • リーダーシップにお悩みの方
  • リーダーシップにお疲れの方
  • リーダーシップに不安がある方
  • 子育てに不安のある方
  • 恋愛関係がこじれている方

魔法のようなシステム思考ができるマインドフルネスなリーダーシップがお役に立ちます。

人生は一度限り。死ぬときに「ああ〜、面白かった」と言ってお別れするのが、マインドフルネスです。『365日、マインドフルネスで、人生はエンドレスにワンダフル』

マインドフルネスを呼び込むリーダーシップのあり方

3つの心

 

人間には三つの心があります。誰にもありますが、それぞれに特徴があります。

  • 親の心(厳格な父親の心・保護的な母親の心)
  • 大人の心
  • 子どもの心(無邪気な子どもの心・従順な子どもの心)

個人個人それぞれに特徴があるというには、三つの心(五つの心)の配分が違うからです。

たとえば「保護的な母親の心」が強い人は、優しいパーソナリティーを発揮します、
逆に「厳格な父親の心」の強い人は、厳しさを発揮します。

では、マインドフルネスなリーダーシップを呼び込めるパーソナリティは、どんな配分をしているのでしょうか?

システム思考のあるリーダーシップ

諸行無常

マインドフルネスは理想的には「いつも」「いまここ」にある状態です。

いつも「いまここにある」リーダーシップとは、自然と三つの心のバランスが状況に適応することです。

いつも「いまここにある」とは、フロー(没頭)した状態です。

しかし、フロー(没頭)した状態とは、我を忘れた状態なので、固定的になりがちです。

状況は刻々としていますが、フロー(没頭)していると状況から遠のいてしまうことが少なくありません。

つまり、ここが「リーダーシップ」と、「リーダーシップに届かない人」の差です。

フロー(没頭)している部下を、状況を客観的に観察してで三つの心を柔軟に働かせて、指示を出すようにフローできるのが、マインドフルネスなリーダーシップです。

マインドフルネスなリーダーシップとは、システム思考ができるリーダーシップと言い換えることができます。

システム思考は作るものではなく「あるもの」

システム思考はあるもの

誰でもシステム思考はできるものでしょうか?

システムとは「因果関係」なので、原因=結果の組み合わせです。
システムが複雑になる程、「原因=結果」の数が膨大になっていきます。

しかもすべてが明らかに見えるわけではなく、数が増えるほど見えない「因果関係」も増えます。

考えて読み解くだけでは追いつかなくなります。

言葉にできない「因果関係」を感じ取るセンスが必要になります。

システム思考は「気づき」の賜物

気づき

Photo by Gabby Orcutt on Unsplash

センスも「原因」のひとつになるので、誰でもシステム思考はできるものではなくなります。

「底の深いマインドでできる範囲のシステム思考」と、「浅いマインドでできる範囲のシステム思考」に大別されます。

つまり「マインドフルネス」でいう「気づき」があるとないの違いです。

「ある」からいいでも「ない」から悪いわけでもなく

マインドフルネスでは、評価しなことが重要です。

三つの心の「バランス」の育て方

無邪気な子どもの心

三つの心は育てるものですが、ただ育てるのではなく、バランスを育てることが重要になります。

三つの心のバランスはいつも同じではなく、状況で変わるのが一般的ですが、変わることが気づける人に育てるのです。

それには、「いま自分の三つの心のどれが強く働いているか」を意識することです。

たとえば、怒っているとき、無邪気な心を、相手の無邪気な心にめがけて投げ込むことはできません。無邪気な心を、相手の無邪気な心に投げ込んだら「じゃれ合う状態」になります。

恋人同士が仲睦まじく過ごしているときはこの状態です。

怒るには「厳格な親の心」を使って、相手のどれかに投げ込みます。

このときに重要なのは言葉ではなく、感情の高ぶり、表情です。

笑いながら怒ることはできないので、感情と表情、動作、言葉を一致させて怒ります。

このように作為的に怒ろうとしているのがわかるので、「いま自分の三つの心のどれが強く働いているか」を意識することが可能になります。

ただし、普段から自分が感情の渦に巻き込まれないようにしないとなりません。

俗に言う「面白みのない人」になる危惧がありますが、リーダーシップを育むステップです。

リーダーシップを育むステップと言えてしまうのは、「大人の心」が強くなるだけで、他の心がなくなることはないからです。

子育てで「大人の心」が強くなりすぎるのを心配される思いますが、楽しいことを家族で多くすれば、「無邪気な子ども」の心を育むこともできます。

「無邪気な子ども」の心は特に大切な心です。

10人いれば10人のリーダーシップが必要な理由

リーダーシップ

チームに10人いれば10人にリーダーシップを求めるのは変だと思いませんか?

全員がリーダーシップを持っていたら、まとまるものもまとまらないと危惧しても不思議ではありません。

しかし現実は10人いれば10人にリーダーシップを求めます。

チームは、言うなれば個人事業主の集まりだからです。プロ野球がわかりやすい事例です。

ひとりひとりに役割分担があり、役割を果たせるのがチームになります。

まとめる役を分担するのが「ファシリテーター」ですが、「マネジャー」という場合もあります。

意味はそれぞれで違いますが、チーム(組織体)の性格で変わります。

チームワークとは、それぞれが自分の役割を達成できることが条件です。

だから採用面接のときに「あなたのリーダーシップ体験を教えてください」と聞くのは当然なのです。

常に最悪の状態を予測、想定して、準備すること。

マインドフルネスな航海

チームには目的があり、目標があります。

達成するには、常に最悪の状態を予測、想定して、準備することが不可欠です。

そのため「まとめ役」には、スキルを養うのに一定期間を要するのはPDCAを経験で学ばせるからです。

PDCAのPLANの段階で、最悪の状態を予測、想定して、準備できるようにするためです。

「もし、これがうまくいかなかったら、どんな問題が起こるのか」
想像力が欠如していると、予測を飛ばしてしまうこともありますが、経験を積むことで必須だと理解させるのです。

障害の因果関係が深く読めるほど、先に先に手が打てるので問題を回避でき、余計な問題が起こらないので、コストパフォーマンスを最大化できます。

計画をしたときに

・問題が起こりそうな点はどこか
・その問題が起こればどのような支障があるか
・問題を未然に防ぐにはどうしたらいいのか
・それでも問題が起こればどうしたら最小限に防げるか

システマチックに、最悪の状態を予測、想定して、準備すれば、ロスを最小限に抑え、コストパフォーマンスを最大化できます。*計画の達成力がアップします。

このときに、人間力(=マンパワー)を求めすぎないようにします。
役割分担能力を補足する方法で対策します。
常に(人に対しても)最悪の状態を予測、想定して、準備するからです。

マインドフルネスは「いまここにある」

「いまここにある」とは「いまここにない」の裏返しです。

マインドフルネスでは評価しません。

「いまここにある」ことは良いことですが、「いまここにない」こともあるので、過度に求めません。過度に求めると煩悩になってしまい「状態」を超えたものを求めてしまいます。

晴天の海と嵐の海

マインドフルネス

Photo by frank mckenna on Unsplash

海はいつも、そこにありますが、晴天の海と嵐の海があります。
どちらも海ですが、今日は良い海、悪い海と言うのは自分の都合です。

海は誰かのために存在していません。
人間も同じです。

海に荒れ具合の違いが生じるのは、海そのものの違いではなく、「因果関係」によるものです。

システム思考ができるマインドフルネスなリーダーシップ。

冒頭、この記事は、▶︎子育てに不安のある方▶︎恋愛関係がこじれている方にもお役に立てますとお伝えしたのは、(自然も人も)自分の都合のために相手は存在していないという理由によるものです。

子どもはあなたにとって子どもでも、子どもにとってあなたは親です。
親だから躾をするというのはあなたの都合です。
子どもにとってあなたは躾以前に保護する存在なのです。

恋人はあなたにとってはそうでも、恋人の親には子どもです。
職場では上司の部下です。どれもそれぞれの都合でしかありません。
尊重するとかしないとかではなく「真理」です。

真理に気づかない人が「尊重」を度外視するので、こじれた場合はすでに「原因=結果(原因)=結果」になっています。

 

まとめ

円相

システム思考ができるマインドフルネスなリーダーシップは、お釈迦様最期の言葉「自灯明」「法灯明」に集約されています。

「自灯明」「法灯明」は、「自己を拠りどころとし、法を拠りどころとせよ」とは、釈尊の死が間近であったときに、師が亡くなったら、何に頼ればよいのかと嘆く弟子のアーナンダに対して諭された言葉。

「他者に頼らず、自己を拠りどころ(自灯明)とし、法を拠りどころ(法灯明)として生きなさい」ということです。

法とは真理(本当のこと)であり、「法」を頼りにすることは、外部の決まりごとに従えということですが、ただ、法に従うことにのみ忠実になってしまって、法の奴隷になってしまうことの無いように「己こそ己のよるべ」を大切にしなさいということです。

これに関連した言葉に「随処に主となる」があります。

つまり「よく真理を学んだ上で、自分を信じてことにあたりなさい」ということです。

信じられるに値する自分になるには、これで自分は正しいのかと自問自答を重ねて、苦しみ抜かねばできないことです。これで良い」「まだまだ真理に届かない」・・・その判断は自分にしか解りませんん。

マインドフルネスへの道「八正道」でマスターする「マインドフルネス研修」
100年を六大煩悩まみれで生き抜いた私だからできるマインドフルネス実践講座をご紹介します。八正道には、四正断、四念処、四如意足が含まれているので、八正道を修行すると必然的に、四正断、四念処、四如意足もトレーニングします。八正道のマスターは、意識して正しいと思われる行動を取ることからスタートします。

自問自答を重ねるプロセスに、「因果関係」を考え抜かねば、自問自答への答えがでてきません。

そうして因果関係が見えてきます。
それがすべてのものごとには、因果関係があることへの「気づき」です。

「気づき」は真理(=法)を追求する上で起こることなので、「ある」「ない」としか表現できません。

そこから誕生するのが「円相」です。

円相はシンプルですが、すべてをいい表しています。

真理(=法)ですが、結果的に自分は真理と一体になり自分はなくなります。

このレベルに到達したらからお釈迦様は尊敬され、仏(お釈迦さま)になることが最高の自分として目標になりました。

システム思考ができるマインドフルネスなリーダーシップを持った人は円相で表現されることが可能になります。

最高の自分になったとき、円で表現できるようになると素敵ですね。

いきいきゴエス協会のファイナンシャルプランニング

 

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