子どもは親の真似をするけど、別人格
けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになります。
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になります。
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になります。
親が人をけなしてばかりいると、子どももけなすようになります。
親が皮肉ばかり言ってると、子どもも素直でなくなります。
でも、子どもには、ピュアな心があります。
その心をどう表現していいのか、わからなくなります。
心は押し潰されます。
親が出したゴミを食べてしまう
子どもの心は、その柔らかな身体と同じ状態にあります。
親が叱ってばかりいると、子どもは自分を悪い子だと思うようになります。
親の言うことを聞こうとします。
でも、子どものピュアな心が消えてなくなるわけではありません。
その心を持て余してしまうようになります。子どもにはその原因も分かりません。
子どもの頃に食べてはいけないものを食べて
大人になって食中毒になるようなものです。親が出したゴミを食べてしまうのです。
もし、そのような行動を見たら、慌てて止めるでしょう。
でも心は目につかないので見落としてしまうのです。
魔法の子育て
この「魔法の子育て」は、
アサーティブ(率直な自己表現)ができる大人になることをめざしています。
アサーティブは1960年代ヴェトナム戦争に参戦したアメリカ国内で起こった概念です。
その代表が女性で、ウーマンリブ運動に発展しました。
ウーマンリブ運動は、第二次大戦中は働き手が戦争に駆り出されたときに、女性が国内での生産活動に従事したことを基礎にその反省と怒りが運動のエネルギーになっています。60年代のウーマンリブ運動には「もう黙っていららえない」という思いが凝縮されています。
「ちゃんと意見の言える成人」に成長することに照準を合わせた子育てをめざしています。
対立するためではなく、Win-Winを習慣にしたコミュニケーションができる成人です。
親は子どもに自分の嫌な面を見る
子どもは、スポンジのように親の言葉や行動のすべてを吸収し、学びます。
親が真似てほしくないと思っていることも、見てしまいます。
子どもが成長すると、親は自分の嫌な面を子どもに見るようになります。
そんな子どもを見て、怒ります。
子どもはなぜ親に機嫌が悪いのか分かりません。
でも子どもはすべてを親から学んだのです。
魔法の子育ては「逆算」でする
もし、そんなふうにしたくなければ「子育て」を通じて「自分を育てなおす」ようにしましょう。
「もう寝る時間よ」の一言にしても、言い方次第で、まったく違った
意味を持ちます。
いつも子どもにイライラしている貌は、「もう寝る時間よ」の言葉の裏で「なにをぐずぐずしているの」と伝えてしまうのです。
子どもは感受性が強いので、裏のメッセージを肌で感じ自分をダメな子だと感じてしまうのです。
嘘は通用しないのです。そして本当にダメな子なのか、テストします。
テストしている時に、包容力で受けとめてあげると子どもは安心しますが、そんな親に限って、たしなめるか、無視するので、子どもはますます傷ついてしまいます。
社会に出ると、いろんな価値観を持った人と出会い、一緒に働きます。
学生時代のように気の合う人とコミュニケーションしていれば良いというわけにはいきません。
コミュニケーションが難しいというのは、免許書を持っていないようなものです。
社会人としてハンディになります。
身体だけ成長させれば良いというものでありません。
そんな苦労させたくないですよね。
子どもはスポンジのように、全部吸収します。
愛を注げば、花咲くように内から愛を満開させる大人になります。
親が素敵であれば、子どもも素敵を学び取っていきます。
特に難しいことをするわけではありません。
愛情をたっぷり注いであげれば良いのです。
まとめ
子育てはゴールを設定して、ひたすらゴールに突き進むものです。
しかし、他のことがそうであるように、「「し合わせ」になりたい」と言いながら、具体的なイメージもプランも持たず、何気なく過ごしている方が大半です。
子どもは親を選べません。
だから手本になるように、子育てを通して自分育てをしたらどうかと思うのです。
大半の方は、「面倒くさい」という方が多いと思いますが、子どもが大人になったときに苦しむことを避けたいと思えばやるしかないと思います。だったら可能な限りストレスフリーで楽しくやりたいですね、
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