それは最高の技術だ。ソロー「森の生活」
こんにちは、人生100年時代の「マインドフルネス実践講座」のコーチ、ゲンキポリタンです
恋愛の悩みが尽きない、あなた。
ビビディ・バビディ・ブーの呪文を覚えていますか?
魔法使いフェアリーゴッドマザーがシンデレラにかぼちゃの馬車を用意するときに、使った呪文です。
マインドフルネスに入るための瞑想と同じく集中する役割を果たしたのが、ビビディ・バビディ・ブーなのです。
マインドフルネスな恋愛で、悩みを解決します。
ビビディ・バビディ・ブー🎵
マインドフルネスは「認知の歪み:を修正する
マインドフルネスには「認知の歪み」を修正する力があります。
認知の歪みとは、身体の左右の均整が整っていないのと同じで、物の見方にもバランスがとれていない状態です。原因は身体と同じで、自分の弱点を無意識にかばっているからです。
ただ、身体以上に厄介なのは、身体以上にダメージが大きいという点です。
なにかにつけてマイナスになることが多いので早期に修正するのが得策です。
特に「恋愛」のように、心を裸にしないとうまくいかない場合ではデメリットになります。
認知の歪みには、次のようなものがあり、恋愛では「5の結論への飛躍」が障害になります。
• 心の読みすぎ
• 先読みの間違い
認知の歪みリスト
- 全か無か思考(二分法的思考)
- 一般化のしすぎ
- 心のフィルター
- マイナス化思考(プラスの否定)
- 結論への飛躍
• 心の読みすぎ
• 先読みの間違い - 拡大解釈(破滅化)と過小評価
- 感情的決め付け
- すべき思考
- レッテル貼り
- 個人化(責任転嫁)
マインドフルネスな恋愛
マインドフルネスとは、「深く生きる」「いまこの瞬間に集中する」あるいは「なりきる」という意味です。
マインドフルネスな恋愛とは、「深く愛し合い」「いまこの「瞬間に集中して共に生きる」「夫婦になりきる」という意味です。
あなたの恋愛は、どうですか? 同性と話しているときに、「モトカレ」「モトカノ」って連発すていませんか?「カレもカノジョもビジネスの相手ではない」のですから。
シンデレラのガラスの靴
シンデレラが落とした靴を持って、王子はシンデレラを探しましたが見つけられません。
シンデレラが履いていたガラスの靴はシンデレラの足に合わせて”魔法使いのフェアリーゴッドマザー”が作ったものでした。
足に靴を合わせたもので、靴に足を合わせてはいたものではなかったのです。
ビビディ・バビディ・ブーの呪文はフェアリーゴッドマザーがマインドフルネスに入るための瞑想と同じ役割でした。
私の足に合わせてほしい
女性ならだれでも求める愛とは、愛されている実感が強く感じられる関係でしょう。
その極みが好き避けです。
本当は好きで好きでたまらないのに、好きであるほど、一切、好きだという素振りすら見せない。
見せると弱みを握られて支配される状態になると思い込んでいるからです。
その思い込みは、生育過程で体感したことで、いまでは心幹になるほど、心身の支えになってしまっています。
これが認知の歪みです。
だから自分から誘いたくても誘えない。相手から誘ってくれるのを待つしかないない。
誘いたいときは、相手に誘わせようとするので待ちますが、待てない状況になると、解らないように誘うので、相手は誘っていると気づかない「独特の文法」があります。
私だけの文法をなおすトレーニング
この「独特の文法」こそ、恐れ、失敗を回避するための生活の知恵になってしまった認知の歪みなのです。
他者は聞いていてヘンだと思うでしょう?
それで自分を責める必要はありません。
精一杯の知恵なので、いまの段階で無理をする必要はありません。
あるがままの自分をそのまま受け入れましょう。
そして自分が何をしたかったのか?
どう言えば良かったのか、ゆっくり考えましょう。
その言葉を手帳に書き残して、言葉にしてみましょう。
自分の心幹を鍛えるトレーニングです。
トレーニングをしたからと言ってすぐに反映されることはありません。
でも脳は記憶します、記憶を増やす、強めると脳は自然にできるようになっていきます、
できなくても「やっぱりダメだ」と自分を批判しないように気をつけましょう。
そうして積んでいくと、永遠にシンデレラあるいは王子に会えない仕組みは改善されていきます。
永遠にシンデレラに会えない仕組み
いくらシンデレラが自分の足に合った靴しかはかないとしても、やっと見つけた足の持ち主がこれは靴を隠したり、私の靴ではないと言い張ったら、王子は永遠にシンデレラに会えないのです。
相手が探し回ってくれる様子を見て、優位に立つことで自分の自信になるといっても、それは恋愛ではなく成育期の復讐でしかないのです。
復讐される理由のない者は、愛を減らしていき最後には去るしかないので、その責任を自分が引き受けるしかなくなります。
これでは元の木阿弥ですが、相手を変えて繰り返すか、不安から依存に踏み込んで逆に依存されて成育期の再現を味わうしかなくなります。
どちらにしても負の循環でしかないのです。
なので女子同士の会話を(聞こえてくるので)聞いていると、「モトカレ」のオンパレードなのです。
彼女たちがなぜそうなのか、全面的に愛を注いでもらえなかったことを意味しています。
なぜでしょう?
自分の足に合った靴を探すのに、相手には、自分好みの靴に合った足を探すからです。
長靴をはいた猫におまかせ?
最悪の自分でも愛してくれるのか?
最悪の自分でも愛してくれるのか?
好き避け女子が一番知りたかったこと、いちばん求めたことです。
だからわざと傷つけるようなことをする。傷ついてくれるのを見てほっとする。
現実は何もできない自分は馬鹿にされ、叱られる存在でしかなかった、
大人になっても、その意識はべったり貼り付いている。
マインドフルネスは、その気持ちをそのまま受け入れます。
認知の歪みがあっても、一切の評価をせずに、あるがままを受け入れます。
頑張って変えようとしないことです。
頑張るほど、苦しくなります。
愛する人が自分をこんなに喜ばせてくれた。
つまり自分の外ばかり見てしまいます。
そうすると、自分の中に何が起こっているのかについて鈍感なままです。
鈍感な状態で、マインドフルネスになれないのです。
注意深くあるがままを受け入れるとは「自分を知る」ということです。
自分を知らないと、自分が何で苦しんでいるのかにも気がつかないままです。
できないことはできないままでいいのです。
やがて自分でも気づきます。
愛する人が自分をどうしたのか。。。。本当に知るために、自分を見つめましょう。
マインドフルネス瞑想は、その入口です。
まとめ
「幻想振動症候群」という病気があるそうです。
実際には鳴っていない電話が振動しているように感じるノイローゼです。
誰かを好きになったとき、「私の幻想通りになってほしい」と思っていませんか?
深く生きる、深く愛し合うために、マインドフルネス。つまり主体的に、注意深く、自分に気づき、相手に気づき、互いを大切にします。そのために決めつけない、思い込まないことが基本です。
ありのままの自分と相手を受け入れるから、深く愛しあえます。
ヨーロッパ児童文学の祖、シャルル・ペロー原作。長靴をはいた猫・ペロが主人のピエールを助けて大冒険! ついにピエールが美しい姫と結婚するまでを描く大ヒットアニメです。
こちらは「シュラック」から誕生したシリーズで、シャルル・ペロー原作とは関係がないのでご注意ください。
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