こんにちは、人生100年時代の「マインドフルネス実践講座」のコーチ、ゲンキポリタンです。
マインドトークをしてしまうので、夜なかなか寝付けない人って少なくありません。
マインドトーク(=心の会話)、勝手にいろんなことが湧いてきて、ついつい「ひとり」で話し込んでしまうんですよね。
昔、別れた恋人が出てきたり、喧嘩別れした友人がブツブツ言い出したり、時にはオールスター総出演みたいなことになって気がつけば朝5時なんてことにもなりかねません。
今回は、認識できない「自動思考」についてお話します。
マインドフルネスにできること
本題に入るまえにコチラをチェ→→→→ック!!
人生100年時代のマインドフルネスにできることリストです。
- マインドフルネスはトラウマ配線をつなぎ直します。
- マインドフルネスは極めて有効な「ストレス低減法」です。
- マインドフルネスは一切の評価をしません。
- マインドフルネスは「ありのまま」を受け入れます。
- マインドフルネスは「いまここ」に集中します。
- マインドフルネスは「つながり」を注意深く実践します。
- マインドフルネスは「一切皆苦」という真理を原点にしています。
- マインドフルネス瞑想はマインドフルネスの一部です。
- マインドフルネスは「二分化的思考」をしません。
- マインドフルネスは医学、心理学、心理療法にも活用されています。
- マインドフルネスでは「失敗=悪いこと」ではありません。
- マインドフルネスは人を生きやすくし、「し合わせ」につなぎます。
マインドフルネスで私の人生、こんなに生きやすくなり、「し合わせ」につながりました!
思考の多くは自動思考
見たモノ・聞いたコト・知ったコトなど認識した情報全てについて、その内容を意識的に解釈する人なんていないですよね。
コーヒーを見るたびに「これはコーヒーだ、コーヒー豆は焙煎されたものが、カフェ店頭まで運ばれてきて・・・。」なんて、いちいち解釈しませんよね。
習慣的なことや、繰り返し起こる出来事について脳はほとんど無意識に自動思考で対応します。
なので「出来事」は体験をすっ飛ばして、「感情」に変換されて認知します。
認知の仕方で感情は変わる
話すと即答で「感情的な言葉」で返して来る人は近くにいませんか?
一瞬、頭の回転が速いと思いますが、実はすでにある思い込み、決めつけによる自動応答です。
認知は自分の思い込み、価値観でアレンジされているので、感情もすでに現実とズレています。
認知の仕方で感情は変わるので、現実を歪めて解釈します。
さらに、自己啓発本にあるように「物事は捉え方次第」にしてしまうと、歪めて解釈した現実を、さらに歪めてしまうので、なにがなんだか解らなくなってしまうという奇妙なことになってしまいます。
人は現実を創造している
つまり現実に意味を与えているのはあなたの脳です。
「失敗したらみんなからバカにされる。バカにされる自分は価値のない人間だ」といった思い込みに支配されて身動きができなくなります。
現実は違いますが、自分の認知の仕方で「仮想の現実」を創り出してしまうのです。
「仮想の現実」が「現実」として認知されたら当人には現実になるしかないのです。
あなたは現実を変えることができる〜認知の再構成
もし、当人が認知の仕方を変えて、「失敗は成功の反対ではない。失敗と成功は連鎖しているのだから、失敗は成功へのステップだ。一歩前進した証しだ。」と認知すれば「現実」も変わります。
つまり次のようなステップを踏むことになります。
- 認知を変えると、自動思考が変わる。
- 自動思考が変れば出来事も変わり、感情も変わる
これが「認知の再構成」です。
認知再構成により感情をより良く変えていく方法を
認知再構成法と言います。
認知行動療法のひとつですが、認知を変える方法を学び・理解して実践すると、結果も変わるので、価値観の移動が生じるようになります。
マインドフルネスで「原因=結果」を変える
認知の再構成って人生を変えるのに役立ちます
認知の再構成を使って「原因」を変えたので結果も変わり、認識も変わります。
マインドフルネスは「評価をしない」ことでありのままを受け入れるようにします。
感情を介さず出来事を出来事のまま受け入れるのです。
認知の歪みの10パターン
認知の歪みの10パターンは、思考の歪み、感情の歪みに気づくツールです。
- 全か無か思考(二分法的思考)
- 一般化のしすぎ
- 心のフィルター
- マイナス化思考(プラスの否定)
- 結論への飛躍
• 心の読みすぎ
• 先読みの間違い - 拡大解釈(破滅化)と過小評価
- 感情的決め付け
- すべき思考
- レッテル貼り
- 個人化(責任転嫁)
認知行動療法においても、認知の歪みは重要な要素です。
認知の歪みは、セルフモニタリングにも効果を発揮します。
まとめ
自分が認知のあり方に間違いがあるとは思いませんよね。
自分の知識や体験で積み重ねたことだと思い込んでいます。
実際は、知識や体験で積み重ねたこと+思い込み=自分自身なのです。
で、気になるのが、バランスです。
知識や体験で積み重ねる都度、思い込みがベースになっているので、知識や体験が偏ったものになっていることに気がつかないのです。
これが「認知の歪み」です。
仏教では、これを阿頼耶識、末那識といい深層心にあり、自分を束縛していると警鐘を鳴らしてきました。もちろんマインドフルネスにも反映されています。
マインドフルネスには、次のようなことができます。
- マインドフルネスはトラウマ配線をつなぎ直します。
- マインドフルネスは極めて有効な「ストレス低減法」です。
- マインドフルネスは一切の評価をしません。
- マインドフルネスは「ありのまま」を受け入れます。
- マインドフルネスは「いまここ」に集中します。
- マインドフルネスは「つながり」を注意深く実践します。
- マインドフルネスは「一切皆苦」という真理を原点にしています。
- マインドフルネス瞑想はマインドフルネスの一部です。
- マインドフルネスは「二分化的思考」をしません。
- マインドフルネスは医学、心理学、心理療法にも活用されています。
- マインドフルネスでは「失敗=悪いこと」ではありません。
- マインドフルネスは人を生きやすくし、「し合わせ」につなぎます。
以上の特長は「認知の歪み」を矯正します。
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