マインドフルネスで「あるがまま」につながる

マインドフルネスで繋がる マインドフルネス
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こんにちは、人生100年時代の「マインドフルネス実践講座」のコーチ、ゲンキポリタンです。

 

マインドフルネスのいう「あるがまま」を受け入れるとはどういうことでしょう?

「自分があるがまま」かは、さて置いて、少なくとも、自分の嫌なことも受け入れて「あるがまま」を生きているのではないかと思ってしまいます。

マインドフルネスのいう「あるがまま」を受け入れるとはどういうことか?

自分を整理整頓して、清掃から清潔を習慣にするゴエスを使ったマインドフルネス

「あるがまま」を受け入れるメリットについてご説明します。

「あるがまま」の意味

マインドフルネス

「あるがまま」とは、物事をありのままに見て気づき、偏見や先入観などですぐに結論に飛びつかない習慣。

たとえば、

対象が子ども、恋人、パートナー、部下であれ、どんな場合であれ、自分が心配することに遭遇して危険や失敗しないように願うことは多々あります。

この子がこれをしたら、あれをしたらどうなるのだろう、危惧します。

知らず知らず、自分を狭いものの見方に閉じ込めてしまいます。

そうなると自分の考えや行動がこの子にどんな影響を与えるかには、ほとんど気が回らなくなります。

結果的に、対象にプレッシャーを与えて、不必要に制限してしまうだけになることが少なくありません。

子どものチャレンジ精神にストップをかけてしまい、交友関係にヒビを入れる場合もあります。
恋人の帰宅時間を気にすることで、窮屈な思いをさせてしまい、イライラさせてしまう場合もあります。

危険や失敗しないように願う瞬間に、自分の姿に気づき、その行動と背後にある考えを見抜けば、衝動が和らぎ、落ち着くことで、自由になり、解放されて、自分を束縛せずに済みます。

もっと多くの選択肢があることに気づけるでしょう。

これかあれか、白か黒か、善か悪かではなく、広く深く、寛大で自分と対象に慈しみを持って接することができます。

逆に危険や失敗しないように願う瞬間に、自分の姿に気づかないでいたら、自分を束縛していることさえ分からないまま、自動思考は加速して習慣化してしまいます。

対象を自分から切り離していることが識別できなくなります。

対象をあるがままに見ようと努力するときでさえ、対象を知ることはできなくなってしまい、人生が彼らをどこに連れていくのかさえ知ることはできなくなります。

「私はこんなに心配していると表現するとき」の危険

瑞龍寺

その「あるがまま」を捉えて、私はこんなに心配していると表現するとき、すでに対象は心にはいないことさえ識別できないのです。

このような状態は、対象にとって驚きであって、衝撃になります。

「あなたが私のことを心配していてくれたなんて信じられない」と思うでしょう。

いわゆるハウツー本には、外側の仕事を助ける役目はありますが、内面的な仕事を助けることはほとんどありません。「心の拠り所」という点に触れないことで、外側の仕事に集中出来る特長があります。

「ある」ことに触れないことで「する」ことを際立たせます。
ほとんどの場合、便利ですが、やがては、自分を「自動思考」に閉じ込めてしまう危険があります。

心の拠り所をとなる「注意深く生きる力」を育むのがマインドフルネスです。

識別と判断

マインドフルネス

識別と判断、言葉の違いはあっても、同じような印象がありますよね。

識別・・・コレとアレは、こう違う。事物の種類・性質などを見分けること。
判断・・・ある事柄について、考えをまとめて定めること。その断定した内容。

ググるとこのように説明されています。

識別とは、何かを深く見つめ、鋭く、明快に違いに気づく能力、これかあれかを選びのではなく、これとあれの両方を見る能力、全体像、その詳細、変化の段階的な推移を見抜く力。現実を尊重する心の表れが識別。究極的には心の習慣や無知から解放される自由。

一方、判断とは、内面に住み、24時間休むことなく監視している批評家、裁判官のようなもので、やがて疲れ果て、はっきり見ることができなくなるものです。

心の中でたちまち意見をつくりあげて、それを真実のように扱います。ここでの意見とは実は単なる思い付きでしかないことが多いのです。

これが成長の可能性を摘んでしまうので、年齢に比例して成長することを止めてしまいます。

判断しないということは、断定しない中立的な気づきを得る方法です。
内なる評論家や裁判官に委ねるのでなく、物事をありのままに見て気づく習慣です。
知っていること知らないことにはっきりと境界線を引いて、物事を見定めることを科学的に試みること。つまり偏見や先入観などですぐに結論に飛びつかないことです。

識別は、自分の心が判断していることさえ捉えて、心が判断している瞬間を知ることです。
断定的な判断をしないことから自分を守ります。
そうすることで、いま目にしていることの重要性に気づくことができます。

マインドフルネス、注意深く深く生きるとは、判断と識別の違いを知って、識別を日常的にする暮らし方を実践することです。

それは世界のトレンドである「システム思考」の礎になる習慣です。

識別でマインドフルネスに対象と繋がる

マインドフルネス

マインでフルネスでは、意識して判断を保留します。

これをあるがままを受け入れると表現しています。

受け入れて終わりではありません。

焦らずに「識別」に転じます。

識別に転じて、注意深く、慎重に、深く、対象とつなぎ直します。

つなぎ直しのトレーニングに「マインドフルネス瞑想」は大きな効果があります。

まとめ

私たちは「あるがまま」を受け入れて暮らしていると思い込んでいます。

しかし「あるがまま」に「思い込み」「幻想」「妄想」が入り込んで、対象との間に対立を生み出しています。

マインドフルネスに「識別」を持ち込むと、自分がどれだけあるがままに「判断」を持ち込んでいるか気づくことができます。

自分が誰で、対象が誰で、どうあるべきかについて、客観的に考えることができるようになります。

そうすることで、切り離した対象とつなぎ直すことができます。

人生100年時代のマインドフルネスにできることリストです。

  • マインドフルネスはトラウマ配線をつなぎ直します。
  • マインドフルネスは極めて有効な「ストレス低減法」です。
  • マインドフルネスは一切の評価をしません。
  • マインドフルネスは「ありのまま」を受け入れます。
  • マインドフルネスは「いまここ」に集中します。
  • マインドフルネスは「つながり」を注意深く実践します。
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