マインドフルネスで①「し合わせ」(=Force)に気づく。

自分を知る マインドフルネス
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こんにちは、人生100年時代の「マインドフルネス実践講座」のコーチ、ゲンキポリタンです。

「6つの気づきとひとつの行動。」について説明しています。

  1. 「し合わせ」に気づく 自分を知る自己認識スキル(PAC&認知)
  2. 違うことに気づく(PAC&認知)
  3. 違いは修正できることに気づく(メカニズムを知る)
  4. 違いが認知の歪みに繋がっていると気づく
  5. もしかと考えて、どのような歪みがあるか気づく
  6. 気づきは実践で修正する(=行動する)
  7. 無形資産の土台であることに気づく

前回は「「し合わせ」に気づく」でした。

マインドフルネス6つの気づきから①「し合わせ」に気づく。
マインドフルネスでいう気づきとは、すでに自分の内側に揃っている幸せ(=なりきる)に気づくことです。さらに「幸せ(=なりきる)」がもたらす影響力に大きさに気づいたとき、驚きを持って、「幸せ(=なりきる)」が自己マスタリーに舞い降りるのを迎えるでしょう。

今回も「「し合わせ」に気づく。自分を知る自己認識スキル(PAC&認知)」から始めます。
なにが自分のしあわせで、自分がどうなっているのか?
自分を知らないと「し合わせ」にも気づけません。

では、自分を知って、「し合わせ」に気づけるように、進めていきます。

自己認識スキルで生まれる3つの自信

不安シンドローム

Photo by maxime caron on Unsplash

10個あるライフスキルのひとつ「自己認識スキル」が育つと、自分が見えてくるので、自信が出てきます。

自分が認識できるとは、どういう状態かと言いますと、暗い山中でなにか動物が目の前を横切ったとします。するといまのは、うさぎだったのか?あるいはタヌキ?いいや、キツネかな?とあれこれ考えます。

この状態が、アレもしたい、コレもしたい、したいだらけになりますが、決めることができないのに似ています。

自信がない人は、就活で、アレもしたい、コレもしたい、いくつもあげますが、可能性を言ってるだけで、本当にしたいものがあるわけではありません。どれも採用される自信もありません。

だから本心では寂しい状態にあります。マインドフルネスではありません。

一方、きちんと目視したできた人は「◯◯◯◯だった」と断定できます。

思い込みでも、決めつけでもなく、認識できると、自信を持って言えます。

ボクは「◯◯◯◯がしたいんです。」

知るから生まれる自信です。

自信には3つがあります

  1. 知るから生まれる4つの自信
  2. 平常心から生まれる自信
  3. 立ち直る自信

マインドフルネス実践講座

知るから生まれる4つの自信

パワー

Photo by Tim Marshall on Unsplash

知るから生まれる4つの自信には、次のようなものがあります。

  • 自分と他者の違いを知ることから生まれる自信(PAC〜認知)
  • 自分の得意分野を知ることから生まれる自信
  • 自分を知っていることから生まれる自信
  • 学んで進化できることを知っていることから生まれる自信

自分と他者の違いを知ることから生まれる自信

人には誰でも、親(parent)の心。大人(adult)の心。子ども(child)の心。3つの心があります。頭文字をとってP.A.C。

親の心には、厳格な父親の心(CP)、保護的な母親の心(NP)の2つがあります。
子どもの心にも、自由で無邪気な心(FC)。従順な子どもの心(AC)の2つがあります。

親が2つ、子どもが2つ、そして大人が1つで、3つの心は、5つの心になります。

  • CP=厳しい心。規律的で理想に傾斜する心。
  • NP=母性の心。優しく保護的な心。
  •  A=大人の心。冷静で理知的な心。
  • FC=自由。天真爛漫で無邪気な心。
  • AC=順応する、いい子を演じようとする心。

人によって成育環境が違うので、5つのP.A.Cのバランスが違います。
強弱のバランスの違いは、生きずらさにもなります。

マインドフルネス実践講座

注目!

2.違うことに気づく(PAC&認知)

このようにPACのバランスは人によって、違います。

PACの違いは「認知の歪み」に発展します。

主な認知の歪みには、次のものがあります。

  1. 全か無か思考(二分法的思考〜all-or-nothing thinking)
  2. 般化のしすぎ(overgeneralization)
  3. 心のフィルター(mental flitar)
  4. マイナス化思考(プラスの否定〜disqualifying the positive)
  5. 結論への飛躍(jumping to conclusions)
    • 心の読みすぎ
    • 先読みの間違い
  6. 拡大解釈(破滅化)と過小評価(magnification and minimization)
  7. 情的決め付け(emotional reasoning)
  8. べき思考(should statements)
  9. レッテル貼(labeling and mislabeling)
  10. 個人化(責任転嫁〜personalization)

認知の歪みは、家族、学校、社会、メディア、あらゆる場所に氾濫していますが、取捨選択するのは自分です。

自分が生きやすいように取捨選択した結果が自分の認知です。自分の良いように選んだ認知の仕方は栄養バランスを考えずに好きなものを食べるのに似て、健康の害になります。

認知の歪みはPACのバランスの悪さが現象として表れたものです。

「PAC(5つの心)」「認知の歪み」さらに「知るから生まれる4つの自信」については、 人生100年時代のマインドフルネス実践講座を受講していただくと、Q&A付きで詳しく説明しています。

  • 自分と他者の違いを知ることから生まれる自信(PAC〜認知)
  • 自分の得意分野を知ることから生まれる自信
  • 自分を知っていることから生まれる自信
  • 学んで進化できることを知っていることから生まれる自信
注目!
PACのバランスの悪さ→認知の歪み」を知ることで、どこに問題があって自分が生きズラいのか、その原因を知ることができます。
これも自己認識スキルなのです。
自己認識スキルで、自分に気づくことで、修正できることが解りました。

自分と他者の違いを知ることから生まれる自信が修正のモチベーションを高めます。

▶︎人生100年時代のマインドフルネス実践講座を受講していただくと、Q&A付きで詳しく説明しています。

  • 知るから生まれる4つの自信
  • 平常心から生まれる自信
  • 立ち直る自信

マインドフルネス実践講座

3.違いは修正できることに気づく(メカニズムを知る)

マインドフルネス

PACのバランスの違いは認知の違いになります。

違いを知ることで、その原因も理解できます。人生100年時代のマインドフルネス実践講座

原因がわかると修正の方法も解ります。

心療内科などで治療する方法もありますが、認知の病は「愛着」が原因である場合が多く。この場合、親身に「愛着の橋」を掛けられる人が手助けする方が修復も早く、良い結果が出ています。

メドがつくわけなので、修正行動を起こします。

そのプロセスで「メカニズム」を知ることもできます。

マインドフルネス実践講座

メカニズムを知るプロセス

マインドフルネス実践講座では、次にような行程で展開しています。

基礎編

  1. マインドフルネスとは何か
  2. マインドフルネスが必要な理由
  3. 自分を知る
  4. 人間関係への効果
  5. 仕事への効果
  6. マインドフルな思考法を身に付けよう
  7. マインドフルな思考法①「気づく」
  8. マインドフルな思考法②「手放す」
  9. マインドフルな思考法③「集中する」
  10. 添削問題

自分を知る

①「し合わせ」に気づく。自分を知る自己認識スキル(PAC&認知)
②違うことに気づく(PAC&認知)
③違いは修正できることに気づく(メカニズムを知る)
④違いが認知の歪みに繋がっていると気づく
⑤もしかと考えて、どのような歪みがあるか気づく
●実践で修正する(=行動する)
⑥無形資産の土台であることに気づく

マインドフルネス「いきいきメソッド」の人間関係への効果
マインドフルネスいきいきメソッドは、ストレスの原因となる現象、人間関係のザワザワの全体の因果関係を分解して、集中力を発揮できる習慣にご案内します。いきいきを実現しますがゴールは「集中力を発揮できる習慣」のその先、100年ライフのライフプランの集中を日常にできる体質になっていただくことにあります。

呼吸編

  1. 瞑想とは何
  2. フローの実践
  3. 「呼吸瞑想」基本編
  4. 「呼吸瞑想」座禅編
  5. 「歩行瞑想」基本編
  6. 「歩行瞑想」応用編
  7. 「気づきの瞑想」基本編
  8. 「気づきの瞑想」応用編
  9. うまくいかない場合の対処法
  10. 添削問題

マインドフルネス瞑想をルーティンワークにする

成人した私たちは「瞑想」について、あるイメージをすでに確立していると思います。

仏教あるいは禅のイメージがあり、「何も考えず座っているだけ」で、実際にはその間も脳は働き続けていることを知っています。

こういったすでに認知している状況にあるとき、非科学的に考えてしまう傾向があります。
非科学的にとらえても、考えることを省略しても失敗しないからです。

ちょうど、すでに知っている場所のことなら、地図を省略してもたどり着けるのに似ています。

だから科学的にアプローチされると、脳は刺激を受けますが、結果は同じである場合が少なくありません。

それよりも自らが脳に省略させることをやめさせて、ありのままを受け入れることが科学的なのです。

つまり省略する脳とは、鈍感になっている脳なのです。

マインドフルネスは注意深くなることで集中力を高めます。

応用編

    1. 日常でイライラしないマインドフルネスを実践する
    2. 仕事でイライラしないマインドフルネスを実践する
    3. ゴエスで瞑想
    4. 食べる瞑想
    5. 満員電車でできるつり革瞑想
    6.  階段ワーク
    7.  マインドフル・ライティング/ジャーナリング
    8.  マインドフル・リスニング
    9.  ボディスキャン瞑想法
マインドフルネス(=主体的に積極的にあるがままの自分を注意深く内観してなりきった状態)になることです。
  • 主体的に積極的になりきる=アサーティブと同じ。アサーティブであることで、苦しみには原因があることを知ることができます。
  • あるがままの自分=嘘偽りのない自分であることが癒しのはじまりです
  • 注意深く=注意深く自分を観察しないと自分を誤解します。=苦しみに気づくことができなくなります。
  • 状態=観察(内観)し苦しみの原因を取り除けることに気づいて苦痛を取り除けます。

まとめ

「マインドフルネスで①「し合わせ」(=Force)に気づく。」

「し合わせ」をForceと定義しました。Forceはスターウォーズでの名セリフ「Forceと共にあらんことを」のForceです。Forceってなんでしょう?根源的ないのち。もともとのいのちと解釈します。このいのちは生命保険でいう命と違います。一番わかりやすいのは精子と卵子ですが、「もともとのいのち」はさらに根源的ないのちです。

「し合わせ」というと私たちは物的なものや事象に置き換えてしまいます。
「もともとのいのち(=根源的ないのち)」は、そういうものをもとめているでしょうか?
「もともとのいのち(=根源的ないのち)」とは「生きたい」と思っている「生命力」です。
「生命力」は無知です。この生命力を大切にしてあげるとしたらどうしたら良いと思いますか?

 

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