こんにちは、人生100年時代の「マインドフルネス実践講座」のコーチ、ゲンキポリタンです。
マインドフルネス瞑想は長い時間するのが良いと思いますか?
あるいは短い時間が良いと思いますか?
短い時間を数多くするトレーニングが最適です。
理由は、現実の生活では、気持ちを切り替える量が必要だからです。
イライラを解消して集中できるようになるために効果的なマインドフルネス瞑想。
マインドフルネス瞑想は一日に数多くするのが良い、その理由を詳しく説明します。
目標も雑念のひとつ
深いストレスに晒される「ひとり会社」を成功させるために欠かせないマインドフルネス。
孤立無援なひとり会社は、目標以外の雑念に振り回されがち。
雑念の範囲は無限大、「目標に集中できない」という、目標も雑念のひとつ。
というと、「目標は雑念でないでしょう!」と、反発されます。
しかし目標は「ひとり会社」にとって、もっとも厄介な雑念なのです。
なぜなら、目標は見出しみたいなもので、仕事そのものではないからです。
所謂スローガンばかり威勢がよくて、実体のない組織(個人の集合体)があります。
スローガンを唱えていれば仕事している気分になっている自分と周囲をゴマかす手法ですが、使えば使うほどストレスがたまり、その出口を求めて、またスローガンという負の循環です。
依存症の典型なパターンです。
フロー状態になろうとしていない
目標;受注件数30件達成という目標があったとします。
実際に楽しくいきいき達成する方法は、「フロー状態」になること。
仕事がきつい、面白くない、やりがいがない・・・不満ができる理由は、「フロー状態」になれないこと(ならない場合も含めて)。
究極の答えは、雑念まみれで、フロー状態になろうとしていないことです。
解決策はマインドフルネスです。
イライラを解消して集中できるようになるために効果的なマインドフルネス瞑想。
長い時間するのが良いのか、あるいは短い時間が良いのか。
答えは短い時間です。一回の時間は短く、顔多く実践します。
私たちはすぐに雑念まみれになってしまうから、スイッチチェンジのタイミングが多くなります。
マインドフルネス瞑想でスイッチチェンジ
スイッチチェンジとは、物の見方を変えること。
電源のON-OFFの切り替えのようなものです。
スイッチチェンジをルーティンにすることで、ルーティンに入る前の状況がどうであれ、ルーティンでONにする。
短時間でできるマインドフルネス瞑想はスイッチチェンジのルーティンにうってつけ。
ルーティンに入る前には、目標があってもOKです。
しかし、マインドフルネス瞑想で、ルーティンに入ったら、全部忘れます。
ルーティンでフロー状態に入る
プロのアスリートが、試合中、記録のことを考えていては、望むような結果を出すことはできません。
ひたすら勝つこと、あるいは自分と戦っています。
ひたすらであればあるほど「フロー」状態になろうします。
これを「無」の状態と呼びます。
フローとは、ブッダの真理「涅槃寂静」に似ています。
「涅槃寂静」とは、煩悩の炎の吹き消された悟りの境地ですが、静やかな安らぎの境地であることを意味します。
どんなに激しいスポーツでも、フローにあるとき、当人の心は静やかで、安らぎをえています。
ルーティンで心を整える
フローに入るコツは、スポーツ選手がよくやっている「ルーティン」という一種のセレモニー。
プロ野球選手がバッターボックスに立つ前に素振りをしますよね。
好成績だったこともあって、イチロー選手の「ルーティン」が特に有名でした。
イチロー選手の目的は、ストレスのない状態を作り出すためだったようです。
彼のルーティンは野球以外の生活全体に及んでいたようです。
一般の人がそこまでストイックなことをするのは難しいですが、そのためにマインドフルネス瞑想という強い味方があります。
マインドフルネス瞑想の7つのステップ
- 瞑想で、呼吸に集中します。
- 呼吸を通して、身体に意識を向けて「自分がどんな状態にあるのか」に気づきます。
- 瞑想の入口で、雑念(目標)手放します。
- 涅槃寂静の世界に入れるように、気持ちを整えることができたら(気づいたら)、あとは対象のことだけに集中〜識別します。(意識を手放します)
- 今度は、中に入れる(Go into)はずです。(集中します)
- 3つのステップ(気づく、手放す、集中する)で Go intoします。
- もし、うまく中に入れなかったら、繰り返してトライします。
マインドフルネスでは、評価しない(脳を使わない)のが鉄則です。
日常的な訓練を積むことで、マインドフルネス瞑想はどんどん上手になって、雑念からフロー状態に容易く移動できるようになります。
繰り返してトライしてもうまく瞑想できない人はラベリングを行ってください。
イライラは早合点
『早合点』とは、十分に理解しないうちに,まだよく聞かないうちに、もう分かったつもりになること。
わかったと思い込むこと。
「早のみこみ」は成功の命取りです。
一度聞いたら、もう聞いた。
一度見たら、前に見た。・・・安易に反応する人がいます。
大事なことは理解したかどうかですが、自分では理解したつもりになっています。
だから単語は出てきますが、文脈は語れないという現象が起こってきます。
マインドフルネスですることは、瞑想で早合点にストップをかけることです。
スイッチチェンジのトレーニング
物事に遭遇して、どんな感情が起こっても、一切の判断をせずに、ありのままを一旦、受け入れます。
呼吸に集中して、瞑想で、スイッチチェンジします。(クリックで上に移動)
瞑想で、ストップをかけ、たった一回の人生を生きている自分をおもてなしします。
つまり判断ではなく識別します。
これが、一切の評価なしに「ありのまま」を受け入れる意味です。
「ありのまま」を放置するわけではありません。
台風の最中にイベントをする人がいないですよね。
イベント開催は、台風が過ぎ去ってからしますよね。
スイッチチェンジは、アサーティブ(積極的に自己表現する)ときに決めつけ、思い込みの間違いをしないように使う手法ですが、マインドフルネスでトレーニングできます。
早合点しない力
営業で失敗するのがこれ。
なにもかも台無しにしてしまいます。
お客さまが語った話のなから自分に都合の良い(悪い)単語に反応して、受け止めてしまうと、真の意味がわからなくなります。
文脈を聞くと特長的な単語と真逆ということもあります。
別の角度から見るとどうなんだ。さんざん違う角度から見たつもりだが、気がついていない他の角度はないか?
人と違う意見や発見、差別化できる知恵が出てくるのは、普段からこれをやっているからだと思います。
つまり粘り。
マルチタスクでイライラしてしまうのは、習慣的に「すぐに反応しないといけない」という思い込みがあるからです。
早合点しないための「マインドフルネス」
早合点するとは、心で深く考えていない状態。
注意深く考えていない。といえます。
心で深く考える。注意深く考えるとは、どういうことでしょうか。
繰り返しますが、マインドフルネスでは、評価しない(脳を使わない)のが鉄則です。
日常的な訓練を積むことで、マインドフルネス瞑想はどんどん上手になって、雑念からフロー状態に容易く移動できるようになります。
まとめ
集中できない自分をマインドフルネスでフロー状態にする簡単な7ステップで、自分の習慣を心地良いフローに変える事ができます。
- 雑念が消えて、やりたいことに集中できる
- 集中するから、スキルがグングン急上昇して、わからないことに挫折しなくなる
- 変化を実感できるのでモチベーションがアップする
- モチベーションが困ったことやわからないことを突破する力になる
- 突破力が粘りになり、なりきることで、ティッピングポイントを引き寄せる
「きっとやれる!」と思うこと。
誰だって根拠もなしに、そうは思えないでしょう。
まずはやりたいことにチャレンジすること。
諦めずに(なりきって)チャレンジしていると突然扉が開きます。
能力の差ではなく、あるとするなら(特殊な能力を除いて)諦めない能力の差です。
諦めることを忘れるほどの集中力が、マインドフルネスな状態です。
「天上天下唯我独尊」
たったひとつの命を大切に、たった一回の人生を、思い切り生きる智慧ある状態。
それがマインドフルネス(状態)になった自分です。
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