こんにちは。人生100年時代の心と身体とお部屋をゴエスする「マインドフルネス実践講座」コーチ、特別な一日日本代表ゲンキポリタンあなたの願いを実らせるNaoman-Minoruです。
マインドフルネスは、奥が深いので、瞑想ひとつとっても実際に理解するには難しい点があります。しかしはとてもシンプルです。
ここでは、普段、誰もが自動で使っている八識についてお話します。
八識は、使いこなせばメリットが多いのに、自動で使ってしまっているために、せっかく自分に備わったエネルギーを無駄にしてしまっていることに気づいていただきたいのです。
では、「八識」に気づいてあなたの全宇宙カタログを開きましょう!
禅のパワーに気づこう
マインドフルネスと禅、あるいはヨーガ。言葉の違いはありますが、本質は全部同じです。
たとえば「禅の庭」として有名な、京都・龍安寺の「枯山水」
精進料理も、同じ発想ですね。
言葉で考えずに、天地いっぱい使えば、とらわれない心。
極めればこの身ひとつで、人生100年時代をライフシフトする極意です。
すべてある可能性。すべてない可能性。空(くう)の極意を枯山水に見て、今日も元気。
私は何にも繋がれていないとご先祖さまにお伝えして日々の扉を開けば可能性の山河、今日も自由に遊びます。
マインドフルネスのシンプル
マインドフルネスの極意は超シンプルです。
寒い冬の朝は、布団から出るのが嫌なものです。
禅寺では速やかに起きて行動するそうです。
理由はシンプルです。
起きるなりすぐに行動する方が、辛い時間が短時間で過ぎるし、大事なことにすぐに取りかかれるので、楽だからです。
この簡単な理由は、生きる智慧、全般に通じています。
仏教の修行の一部であるマインドフルネスの極意も同じです。
アレコレ考えずに行動する。
同じ要領で煩悩も手放す。
ひたすら行動があるだけ。
シンプルの極みにような教えが、「本来無一物、無一物中無尽蔵」です。
人間は生まれながらにしてもっているものなど何もない。しかし、誰もが無限大の可能性を秘めている、という言葉です。
だから、何も恐れることはない。何も心配することはない。それが、真実。だという教えは、空(くう)に通じています。あらゆる可能があり、ない可能性がある。
潜在能力アレルギー
努力、やる気、気合などアレルギーを持つ人が多い。
同じように仏教にアレルギーを持つ人も多い。
その潜在能力アレルギー、認知の歪みと言えなくもない。
仏教といえば「神様に拝む」と思っている人が多いのにはびっくりします。
潜在能力アレルギー以前の問題だ。
神様は仏教とは関係ないし、仏教で拝んでいる対象は、自分の先祖だしね、
ご仏壇に並んでおられるのは、全部家族ですよ。
仏教は宗教ではなく、哲学、心理学、物理学です。
SDGsの本質は「いのちを使い切る」こと、潜在能力までね。
考えるな、感じろ
禅の道場では、朝起きたら、布団を上げて、洗面を済ませて、坐禅の場所に坐るまで10分もかけないといいます。
早くする、急ぐことで、集中力が高まり、行動そのものに「なりきる」。
ゆっくりしていると、その間にいろんなことを考えてしまい、集中力が高まらなくなります。
時間はどんどん過ぎていき、だらしのない一日になってしまいます。
だから、優位順位通り、なにより大事な仕事にとりかかるのです。
潜在能力まで使い切る毎日を楽しむことがいのちを使い切ることに通じます。
ライフシフトは、その典型、自分のあり方が、子どもから孫へと受け継がれ、エンドレスにワンダフルになります。そのスタイルはSDGsに通じるものがあります。
あなたの全宇宙カタログを開こう!
仏教では「一人一宇宙」といいます。
誰も入れないし、自分もそこから出られない。
ひとりひとりはみんな37兆からなるネットワークでできた「一人一宇宙」、「一人一宇宙」が因果で繋がってネットワーク(大宇宙)を構築しています。
一宇宙だけれど、全ての存在は単独で存在できません。
なぜなら、全てのものごとは、他の様々な物事と関わりあって存在を可能にしているからです。大宇宙となる関わり合いのことを「縁起」「因果」といいます。
その身近な事例が、身体です。
身体はたくさんの臓器や器官によって構成されています。
脳や内臓、目、鼻、耳、口、これらが相互に関わり合って一人の人間が構成されています。
これも縁起であり、より大きな宇宙です。
さらに八識といって、
- 眼識(げんしき)
- 耳識(にしき)
- 鼻識(びしき)
- 舌識(ぜっしき)
- 身識(しんしき)
- 意識
- 末那識(まなしき)
- 阿頼耶識(あらやしき)8つの識があります。識とは理解・判断・意識などを総括したものです。
八識の内、1~5までを「前五識(ぜんごしき)」、前意識を統括しているのが「意識」で、これらを表層心(ひょうそうしん)といい、つまり顕在意識です。
「末那識」と「阿頼耶識」を深層心(しんそうしん)といいます。つまり潜在意識ですね。
深層心は、意識に昇りませんが、努力すればある程度は意識化できる記憶等が、貯蔵されていると考えられる無意識の領域です。
フロイトは『心とは氷山のようなものである。氷山は、その大きさの7分の1を海面の上に出して漂う』とアプローチしています。フロイトは1856年に誕生し1939年に没しています。20世紀の大発見の2500年前に仏教ではすでに説いていたのです。
フロイトは「意識・前意識・無意識」と打ち立てました。顕在意識、潜在意識のことを説いていますが、「前五識」と「前意識」は意味が違います。
「前五識」は五感ですが、「前意識」は意識と無意識をつなぐ領域です。フロイトの説では、意識は無意識からの呼びかけに影響されているといいます。無意識に閉じ込められている様々な体験(=記憶)は、必要に応じて意識に上ってきます。それらをいったん貯蔵しておくのが前意識です。
これと比べて、第七識の末那識と第八識の阿頼耶識は潜在意識より深いもので、末那識(まなしき、梵: manas)とは、阿頼耶識を対象にした識で、眼、耳、鼻、舌、身、意という六つの識の背後で働く自我意識のこと。いつも自分のことばかり考える 我癡(がち)・我見(がけん)我慢(がまん)・我愛(があい)など自我執着心のことです。
末那識は睡眠中でも深層で働き続け、根本心である阿頼耶識を対象に、それを自分であると考えて執着し続けます。阿頼耶識は良くも悪くも、遺伝子情報的な記憶を蓄えて、種子となり育てる「蔵」です。つまり末那識の自己執着心が流れ込んで種子になり循環すると、顕在意識まで上がってしまいます。
これを防ぐためには、「末那識(=自己執着心)」の扱いをマインドフルネスで整えて、良い縁起でライフシフトしたいものです。
一人一宇宙ですが、一宇宙は因果によって、大宇宙を形成しているのです。
あなたの探す答えは、この因果に秘められているようです。
まとめ
人の弱さから逆算して行動を決めている合理性が仏教の特長です。
神頼みではなく、先人が見出した真理に沿って考えずに行動する。
真理を言葉ではなく行動で体得する。
壮大なルーティンワークを行動していきます。
努力、やる気、根性、アレルギー論者は、言葉で価値観を考えているのではないでしょうか?
まずは気づくこと。
気づきとは、六感も含めて、自分全体(内的宇宙)で感じることです。
気づいたら悟る。悟りとは、気づいたことを実践することです。
さあ、あなたの全宇宙カタログを開きましょう
すばらしい宇宙旅行(=人生100年時代のマインドフルネス実践講座)へ。
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