こんにちは。人生100年時代の心と身体とお部屋をゴエスする「マインドフルネス実践講座」コーチ、特別な一日。日本代表ゲンキポリタンです。
ゲンキポリタンとは、ひとことでいうならゲンキな人。
100年時代を心豊かにお祭りのようにライフシフトしてエンドレス②ワンダフルを実践する人です。
コスモポリタンが、民族・国籍・言語・宗教などにはこだわらないで、全世界を自国と考えている世界主義者であるように、ゲンキポリタンは24時間にこだわらず、暮らし、アート、仕事、趣味、遊び、性、年齢など、あらゆるカテゴリーを超えて、人生をお祭りのように生きる人のことです。
ゲンキポリタンが自分に約束する10のポリシーがあります。
ゲンキポリタン 10の約束
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「直指人心 見性成仏」
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特別な一日
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もともとのいのち
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生き辛さの原因「潜在意識」を認識する
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考えるな、無意識にまかせる
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マインドフルネスで整える
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哲学する
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「ひたすら繰り返す」ルーティンワークを日常とする
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ループする煩悩製造システムを気にしない暮らし
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マトリックスから脱出する
今回は、「直指人心 見性成仏」にどんないいことがあるのか、お話しします。
直指人心 見性成仏の実践にどんなメリットがあるの
禅語「直指人心 見性成仏(じきしじんしんけんしょうじょうぶつ)」の意味は・・・
「真っすぐに自分の心を見つめよ。本来自分に備わっている仏性に目覚めよ。
という禅の基本となる教えです。
成仏とは、現代的な解釈になっている死ぬということではなく、仏陀(=覚った人)になることです。
ブッダとはお釈迦様の個人的な名前のように思われていますが、「ゴータマ・シッダールタ」が本当のお名前です。
ブッダ(=覚った)という意味は、気づき(知って解って)覚る(実践する)、つまり実践(=なりきる)することです。
なりきることが最大のメリットです。
なぜなら、なりきった後に、エンドレスにワンダフルが訪れるからです。
「エンドレスにワンダフル」がやってくる
なりきるとは、どういうことか。対象になりきったら自分はいなくなります。
アイロンがけをしているとき、「アイロンがけ」になりきる。
お米を砥いでいるとき、「お米を砥いでいる」になりきる。
なりきるポイントはものではなく、状態になりきること。
仏教では、「無我」、「空」という言葉をよく聴くと思います。
この言葉が日常生活に暮らす人々の実感から乖離しているので、仏教を難解にしています。
「対象になりきる」ということがわかれば、簡単に理解できます。
”いま、ここ、この瞬間”にあるとき、対象(=状態)になりきろうとすると、自分がドカンと自分に居座っていたら、対象になりきれません。
電車で前に立っている人に席を譲ってあげるには、自分が退いて空席にしてあげますよね。それと同じです。それが24時間、生涯続くとどうなりますか?
それが人生なのです。つまりすべての悩みが消えます。
実際に存在しているのは「八識」だけという教え
すべての煩悩は、自分の脳にあるスクリーンに自分が映し出したものでしかないのです。
これに重要なポイントです。
「西遊記」の三蔵法師がインドから持ち帰った経典に重要な点で、これが「唯(ただ)八種類の識だけが実際に存在成り立っているという大乗仏教の見解の一つです(=瑜伽行唯識学派)。
「唯識」の教えの重要な点です。
八識のうち、6つの識は私たちに馴染みの深いものばかりですが、潜在意識にある末那識(まなしき)と阿頼耶識(あらやしき)は根本心にあたりほとんど意識されずにそれぞれの人格に深く影響しています。
「勉強はできるが性格が歪んでいる」などと表現されるのは末那識と阿頼耶識の影響です。俗に「認知の歪み」と表現され、IQよりEQが大切と言われるのもこの問題です。
「人生はエンドレスにワンダフル」になる
「人生はエンドレスにワンダフル」の意味は親が素敵にライフシフトする姿を子どもに見せていると、子どもも真似をするので、親のライフスタイル、ライフプラン、ライフデザインが自然と継承されるというシンプルな意味です。
ライフシフトやライフプランは、ライフスキル、ライフデザインの出口でしかありません。
入口であるライフスキル、ライフデザインを整えることが先決です。
「いい大学を出ていい会社に入って・・・」というパターンはすでに崩壊していますし、それを実現しても「人生はエンドレスにワンダフル」にはなりません。
土台であるライフスキルつまり人間力が大切で、ライフスキルが整っていて認知の歪みも修正され、システム思考ができるようになります。IQが高いだけではシステム思考はできません。
これに気がつくと、人生は楽になるどころか、何にでもなれますよ。
つまり、禅語「直指人心 見性成仏(じきしじんしんけんしょうじょうぶつ)」の意味である、「真っすぐに自分の心を見つめよ。本来自分に備わっている仏性に目覚めよ。」の仏性を悟ることができます。
仏性を悟るとは「自分になりきる」という意味
つまり、この図が「仏性」そのものです。さらにいうなら「もともとのいのち」です。
いま、ここ、この瞬間、目の前のことになりきる。
そのために無であれ、空であれというのは、「もともとのいのち」になりきるためであり、偽りの小さな自分を捨てて暮らして目の前のことになりきっていると、やがて自然に本来の自分に出会うのは自明の理です。
これを表現しているのが十牛図最後の絵「入鄽垂手(にってんすいしゅ)」になります。
「もともとのいのち」へ近づく道理「直指人心見性成仏」
あなたには、「もともとのいのち」になりきる力がすでに備わっている仏教では教えています。そのひとつが「諸行無常」と言う言葉に集約されています。
ところが「諸行無常」は、ほとんど間違って理解されています。
「諸行無常」によって、「真っすぐに自分の心を見つめよ。本来自分に備わっている仏性に目覚めよ。」の仏性を悟ることができます。
つまりすでに、悟る道筋は用意されているのです。
悟った結果が、健康な暮らしとともに、ライフプランの実現を可能にし、ライフシフトのあり方に表れます。
十二縁起の因縁が諸行無常を必然にする
つまり、自分はどんどん移り変わっていきます。他の人もそうです。
あらゆるものが常に変わり続ける。・・・「諸行無常」とは、こういうことです。
その代表が自分自身です。
もともとのいのちは「無明」からはじまる十二縁起で繋がっていて、変わらざるを得ない因果関係で成り立っています。
十二因縁は、無明、行、識、名色、六処、触、受、愛、取、有、生、老死の12個です。
十二縁起には、それぞれ外縁起と内縁起があり、どちらも因果関係の物語になっています。
外縁起・・・・外面(物質的な面)からとらえた因果関係
内縁起・・・・人間の内面(心)からとらえた因果関係
このプロセスで煩悩が生じるようになっていて避けようがありません。
本来の自分を見失うと、マトリックスに住むことになる
アメリカハーバード大学では、人々がマンドトーク、マンドワンダリングにある状態が、一日のうち、どのくらいあるのか調査しました。
その結果、47%が過去や未来のことを考えていることが判明しました、
これが「マインドフルネス」普及に大きく影響しました。
マインドフルネスには、マンドトーク、マンドワンダリングを断ち切る効果があるからです。
「直指人心 見性成仏」はマトリックスを覚醒する
映画「マトリックス」は主人公が仮想世界に住んでいることをのちにメンターになる人物から指摘されたことからはじまるSF映画です。しかしとんでもないことを描いているようで本質は私たちの現実です。
この状態に待ったをかけて、本来の自分を引き戻す力が禅語「直指人心 見性成仏(じきしじんしんけんしょうじょうぶつ)」にあります。
ゲンキポリタンは「直指人心 見性成仏」は実践する人、トレーニングを欠かさない人です。その状態がお祭りです。
「直指人心 見性成仏」について、知識として知っても意味がありません。
「直指人心 見性成仏」に限らず、禅語は実践こそすべてです。
まとめ
直指人心 見性成仏を実践するメリットは、「もともとのいのち(本来の自分)」にあなたをつなぐきっかけになり、人生をエンドレスにワンダフルに導きます。
具体的なライフプランの実現を可能にし、ライフシフトを容易にします。人生の晩年に資金運用を楽しめる余裕を持つことができます。
「もともとのいのち」はすでになにをしたらいいのか知っているからです。
もともとのいのちは生きたいと願っています。その障害になるのが十二縁起(十二因縁)です。十二縁起(十二因縁)に起因して根本心(末那識・阿頼耶識)が生まれ煩悩が生じます。放置すれば生涯苦しめられます、
煩悩を焼きつくすのが直指人心 見性成仏です。
人は「本当の自分」などと言葉にしますが、「もともとのいのち」が何なのか、それさえよくわかっていません。「もともとのいのち」は知識で知るものではなく、自分が気づくものです。
気づきは直指人心 見性成仏を実践することからはじまります。
直指人心 見性成仏が煩悩を焼きつくし、次々とベールが剥がれて、「もともとのいのち」を実感としてわかるようになります。
「もともとのいのち」が、ライフプランの実現を可能にし、ライフシフトへあなたを導きます。
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